【Teamユキヤ通信】ジロ・デ・イタリア2020 第19ステージコース短縮の変則ステージを終えた新城幸也 「残り2ステージを心置きなく楽しんできたい」

by 飯島美和 / Miwa IIJIMA
  • 一覧

 バーレーン・マクラーレンの新城幸也は10月23日、ジロ・デ・イタリア第19ステージをメイン集団内の区間47位でフィニッシュした。雨のステージは選手のボイコットにより半分の距離に。個人総合を争う選手・チームには実質休戦の一日となった。

雨支度を整えて笑顔でスタート地点に現れた新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 第19ステージは本来、本大会最長の258kmの予定だった。しかし朝から降り続く激しい雨と、連日のハードなレースが重なり、選手たちはある行動を起こした。スタート時間になっても誰もスタートラインに並ばず、雨宿りする中、ベテラン選手のアダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・スーダル)が中心となり、競技審判と主催者に話し合いを求めたのだ。

 「自分たちはこれ以上疲弊し免疫力が下がれば、コロナ感染のリスクが高まる。選手の安全を考え距離の短縮を求めます」という選手側の意見を尊重し、レースはパレード走行後に一旦ストップ。選手は各チームバスで120km移動し、コースの途中からスタートする124kmのレースとなった。

 バーレーン・マクラーレンは、エースのペリョ・ビルバオが総合4位をキープ。残り2ステージの戦いへと駒を進めた。レース後の新城は次のようにこの日を振り返った。

 「変則的な一日だった。昨日のステージ後に夕食にたどり着いたのが21時過ぎ。朝6時15分に起床し、朝食を取り、バスで2時間かけ移動。チームプレゼンテーション会場にて、レースはやるの?やらないの?という状況。テントから誰も出ようとしない(笑)。話し合いの結果、ニュートラル区間を走って、チームバスで100km移動して、レースを再開することに決まった。予定時刻14時に133km地点から再開と、移動中に連絡が回ってきた」

第18ステージのチーム総合で表彰台に上がる新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 「今日のステージには色々な意見があると思う。選手側、チーム側、チームの中でも、立場がみんな違うから。自分としてはただ3週間のレースが終わりを目前にして、無事に今日のステージが終えることができて、成立し、明日も走れる事を嬉しく思う。ここまで来たんだ。残り2ステージを心置きなく、力を出し、楽しんできたいと思います」

 3週間の大会は残すところ2日間となった。最終日が個人タイムトライアルとなるため、ロードレースは翌第20ステージがラスト。山頂ゴールとなる山岳最終決戦だ。レースの模様は日本からもGCN Race Pass(有料アプリ)にて全ステージを視聴することができる。

この記事のタグ

Team ユキヤ通信 ジロ・デ・イタリア2020 新城幸也

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

Cyclist CLIP

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載