【Teamユキヤ通信】ジロ・デ・イタリア2020 第18ステージ今大会最大の“山場”を越えた新城幸也 「最後までしっかりとサポートしていきたい」
バーレーン・マクラーレンの新城幸也は10月22日、ジロ・デ・イタリアの第18ステージを区間86位でフィニッシュした。今大会最高標高地点を含む最難関ステージを終え、3週間の大会は残り3日間となった。

第18ステージは連日200km超のステージが続く中でも、最も山場と言える伝統のステルビオ峠を含む、山頂フィニッシュの207kmで行われた。バーレーン・マクラーレンはチームのエース、ペリョ・ビルバオ(スペイン)が自ら果敢に攻め、総合4位に順位を上げた。
厳しいステージを終えた新城は、次のようにレースを振り返った。
「休息日明け、第3週目の過酷な3日間が終わった。まぁ明日もどうなるか分からないけどね(苦笑)。3日間で600km超、(獲得標高では)14000mも登ったことになる。ビルバオが素晴らしい走りをしてくれて総合も暫定4位に浮上した。ステルビオ峠は1℃だった。もう、当分はステルビオは登りたくないな…。ステルビオ峠まで8人フルメンバーいたのはうちのチームくらいだった。チーム力は抜群だね!」

「残り3ステージ、チームで戦うのは2ステージ(最終日は個人タイムトライアルなので)。最後までしっかりとサポートしていきたいと思います。その前にこの3日の疲れを、明日のうちに回復させないとね~」
翌第19ステージは、カテゴリー山岳が設けられない平坦ステージだが、258kmの長丁場となる予定。天気予報は雨。コースが変更となる可能性もあるという。レースの模様は日本からも、GCN Race Pass(有料アプリ)で視聴が可能だ。