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新コーナー「CyclistCLIP」スポーツバイクと一緒に揃えたい自転車グッズ ヘルメット、カギ、ライトは必須

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 スポーツの秋、サイクリングの秋、この機会にスポーツバイクを始めようと思った皆さん、予算に応じたバイクをネットやカタログを見て…っとちょっと待ってください! 自転車本体だけでなく、いろいろと併せて購入しておきたいものがあるので、そのための予算もキープしておきましょう。今回はそんなグッズを色々と紹介します。

スポーツバイクと一緒に揃えたいアイテムをピックアップします Photo: Kairi ISHIKAWA / Shusaku MATSUO / Masahiro OSAWA

最初は普通のスポーツウェアでOK

 まずはサイクリング時の服装について。ロードバイクに乗って走っている人たちはピチピチのサイクリング専用ウェアを着ていたりしますが、実のところアレを着なければサイクリングができないなんて事は一切ありません。最初は手持ちの何か動きやすいトレーニングウェアとかで十分です。長時間乗るなら専用のウェアの方が快適ですが、それは実際に長時間乗るようになってからで良いでしょう。

 衣服選びのポイントは、何枚か重ね着し、細かく脱ぎ着して調整ができる服装が望ましいです。サイクリング中は思った以上に汗をかきますが、運動量の変化から一気に冷えることがあるからです。暑くなってきたら1〜2枚脱ぐことを前提にすることと、逆にもう1枚プラスできる薄手の上着もあると安心です。

 またこれから寒い時期になりますが、フリース素材のネックウォーマーは冬場に絶対に使った方がいいアイテムです。手袋を使う時期になったら用意しましょう。

ヘルメットを用意しよう

 まず用意したい身に付けるアイテムは、ウェアよりも「ヘルメット」でしょう。警察庁の平成29年統計によると、自転車乗車中の事故で死亡した場合の致命傷となった部位は、頭部が圧倒的1位(63%)。事故時の致死率もヘルメット着用(0.18%)と非着用(0.57%)で約3.3倍もの差があります。ノーヘルの怖さが分かるデータです。

 スポーツ用の自転車ヘルメットは軽量で通気性がよく、最近は見た目もさまざまなバリエーションがあるので、選びやすくなっています。予算はだいたい数千円くらいから。試着して頭の大きさ・形に合ったものを選びましょう。

ヘルメットは自分の頭の大きさ・形にあったものから選びましょう Photo: Shusaku MATSUO

 安全なヘルメットの目安としては、さまざまな認証マークがあり、日本でポピュラーなものとして製品安全協会の「SGマーク」があります。安全基準に適合したことを示し、マーク付き製品の欠陥による人身事故に対する賠償制度もあります。このほか自転車独自の認証としてJCF(日本自転車競技連盟)公認マークがあります。こちらも安全に関するテストに合格していることを示すマークです。

 ベルギーの老舗ヘルメットブランド、レイザーのエントリーモデル。ちゃんとしたブランド物なのにかなり安いです。しかし安価なモデルにありがちな安っぽさや既視感がなく、独自の個性を出しつつレーサーっぽくない好デザイン。カラーも豊富で手堅いです。AF(アジアンフィット)で合わせやすいのもグッド。

 自転車用で国内ヘルメットメーカーといえばオージーケーカブト。FM-8はクロスバイクでの街乗り通勤に合うスタイルです。後頭部までしっかりカバーする深めのデザインは、かぶった時の安心感が高いでしょう。あと国内メーカーとあって、何も言わずとも日本人フィットなのです。

 ベルはモータースポーツでも有名な、世界的ヘルメットブランド。ミドルグレードの「フォーミュラ ミップス」は、回転衝撃を吸収する安全機構「MIPS」など十二分な各種機能を搭載しつつ1万円台中盤に抑えており、デザインや通気性も良く満足度は高いでしょう。そこそこ良いモノをと考えるならオススメの1つです。

カギを用意しよう

 スポーツバイクは走るため以外の装備はオプションになっていることが多く、「カギ」も大抵別売りです。外で駐輪するならカギは必須アイテムなのは言うまでもないでしょう。さまざまなカギが売られていますが、おすすめは長めのワイヤータイプ。軽量なスポーツバイクは持ち上げての盗難を防ぐために、柵や電柱などの地上構造物に括り付ける「地球ロック」と呼ばれる方法をよく取るからです。

 一般的に安すぎるカギは簡単に壊せてしまうので、多少はお金をかけて丈夫なカギを用意した方がいいです。根拠と出典は不明ですが「車体価格の1割程度カギに予算をかけるべし」という説はよく聞きます。スポーツバイクであれば最低2000〜3000円くらいのものを用意した方がいいと思います。

 通勤のように決まった場所での長時間駐輪が見込まれる場合、メインはそれなりに値の張るものがオススメです。アブスはドイツのセキュリティブランドで、ヨーロッパNo.1のシェアを誇るそう。日本よりも盗難が多いという欧州で鍛えられているので、その実力は十分だといえるでしょう。金属ブレードが連なった構造で、比較的軽量コンパクトながら強靱さも兼ね備えます。また、万一の盗難時には最大5万円の見舞金制度があります。

 こちらはサブおよび短時間の駐輪時にオススメのケーブルロック。4mmのスチールワイヤーが長さ1800mm+αあり、あれもこれも括り付けるのに便利です。ワイヤーはコイルになっていないストレートケーブルがメインなので使いやすいです。+αの部分がコイルになっており、こちらは収納時に束ねるのに便利。ナンバー式は鍵を無くす心配がないので気楽です。カラーバリエーションも豊富。派手な色の方が「カギをかけてるぞ!」とアピールできます。

ライトは前後に 昼間も使ってみよう

 別売りの必須アイテムの一つに、「ライト」があります。夜間や暗い場所を走る場合は必ず付けなければならない法定装備です。明かりの多い都市部では無くても平気〜と思っている人もいるかもしれませんが、街乗りでのライトは周囲を照らす以上に、周囲に自分の存在を知らせるために必要なものです。なので、必ず装備するようにしましょう。

 テールランプも反射板だけでなく、発光式のものを装備した方が安全です。また近年は夜間だけでなく、昼間にも周囲のアピールとして前後ライトを点灯しようという流れがあります。

ライトは必ず付けましょう Photo: Masahiro OSAWA
反射板より発光式のライトだと視認性と安全性が高くなります Photo: Kairi ISHIKAWA

 スポーツバイクのライトは軽快車(いわゆるママチャリ)のような発電式よりも、電池式や充電式が主流です。充電式はマイクロUSBケーブルで充電できるものが便利。ケーブル不要で直接USB-Aポートに挿せるなんてものもあります。価格は機能に応じてピンキリですが、前後合わせて5000円〜といったところが目安です。

 日本が誇るキャットアイの充電式ライト入門モデル。軽量&コンパクトで使いやすい、マイクロUSB充電式で電池を気にせず使える、まさに入門モデルといった一品。

 280ルーメンのマイクロUSB充電式ライト。裏面照射型レンズを採用していて、対向車が眩しい上側への光をカットしたり、遠い側が明るくなるようにしたりと、よくある円形レンズとは異なる、より最適化された配光を実現しています。ルーメンの数値以上に使いやすいライトだといえるでしょう。

 単4乾電池2本使用。明るさ&振動センサーを搭載しており、夜間やトンネルなど、暗いところで振動を感知すると自動で発光するので、スイッチ操作いらずです。点灯でも100時間というロングライフも魅力。

 ワンタッチで付けられるシリコンライトの元祖といえるノグの最新版。USB充電式ですが、ケーブルいらずでUSB-A端子に直接挿せて便利。防水・防塵のヘビーデューティーで、スタイルもコンパクトで美しいです。

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