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疋田さんの使ってよかった自転車アイテムネックスピーカーは完ッ全に「自転車アイテム」だ

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 自転車評論家で「自転車ツーキニスト」(自転車通勤者)の疋田智さんがオススメする「使ってよかった自転車アイテム」は、首にかけて音楽を楽しむ新スタイルのオーディオ機器「ネックスピーカー」(ウェアラブルスピーカー)です。「それって自転車アイテムなの?」と思われるかもしれませんが、疋田さんいわく「自転車に最適、かつ自転車でしか使えないアイテム」なのだそうです。

疋田さんおすすめの「自転車グッズ」は愛用中のネックスピーカー 提供: 疋田智

自転車通勤にイヤホン?

 コロナ禍の昨今、ご承知の通り“自転車ツーキニスト”が増えているわけだ。で、自転車乗車中にイヤホンを使ってる人も多い。

 しかし、各都道府県条例などで「自転車乗車中のイヤホン使用は禁止」とされているわけでね。たしかに実際に危険だ、イヤホン自転車は。特に昨今の「カナル型」(※耳栓型のイヤースピース)は音漏れがないのはいいけど、逆に周囲の音が聞こえない。後ろから来るクルマも察知できないし、生活道路の子どもの声なども分からない。

 で、やめようイヤホン、というだけで終わりなら終わりなんだが、分かるぞ、ご同輩。自転車に乗ってる間はアタマがヒマなのですよ。特に「いつもと同じ通勤路」なんて場合、何か欲しいよね、娯楽が(または勉強でもいい)。ということでイヤホンという気持ちは分かるのだ。

ネックスピーカー大レコメンド

 で、私はどうしているかというと、うふふふ、ネックスピーカー。これが大レコメンドなのだ。

 私が使ってるのはBOSEの「SOUNDWEAR](サウンドウェア)ってやつだが、ネックスピーカー自体はソニーやJBLなど各社から出ている。いずれもまあまあ音がよく、バッテリーももつ。これマジいいよ。スマホとブルートゥースでつなげて、スマホ内の音楽アプリ、ユーチューブほか、何でもござれだ。

BOSEの「SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」(本人私物)。本体サイズは19 cm(H)x 17.8 cm(W)x 4.4 cm(D)、重量260 g。ワイヤレス通信距離は9m。 バッテリー充電時間は最大3時間で、1回の充電で約12時間の利用が可能 提供:疋田智

 私個人で言うなら昨今のマイブームは「ラジコ」(スマホ内ラジオアプリ)での各局朝番組聞きくらべでね。聴取率ナンバーワン・TBSの『森本毅郎スタンバイ!』は安定の情報量、面白さだし、その後のラジオ日経『マーケットプレス』は、株価ばっかり流してるかと思ったらトンデモない、分厚い経済ニュース、国際ニュースがウリだ。自転車通勤にぴったり、じつにいい。

じつは自転車にこそ

 考えてみれば、このネックスピーカーってやつ、自転車に最適でね。というのか、自転車以外に向いた用途があるだろうか。

 各社の広告では「ネックスピーカーを装着しながら、パソコンに向かって、さあ仕事仕事」という感じの写真があしらわれてたりするんだが、そもそも音が周囲にダダ漏れで、職場ではまず使えない。これを使いながらパソコン仕事ができるのは自宅だけだ。でも、自宅なら、別に自宅のオーディオをONにすればいいというだけだろう。

自宅でなら使えるが、それならオーディオを使えばいいし… 提供:疋田智

 また一方、電車の中では到底使えない。一時期言われた「イヤホンの音漏れ」どころじゃないんだから。さらに一方、オートバイはフルフェイスヘルメットがあるから無理。クルマの車内はカーステレオをかければいいというだけだろう。

 ね? ネックスピーカー、じつは自転車にこそピッタリで、なおかつ自転車以外の用途には、あまり向いてる使用法がないのだ。

自転車に向いている…というか自転車にしか向いていないネックスピーカー 提供: 疋田智

 メーカー各社は、いますぐマーケティングを変更して「自転車通勤に最適!」とやるべきじゃろう。コロナの昨今、やる意味はアリアリだ。

疋田智 疋田智(ひきた・さとし)

自転車評論家。自転車で通勤する人を意味する「自転車ツーキニスト」という言葉を広めたことで知られる。TBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」のパーソナリティなども務めている。最近は子乗せ電動アシストバイクを愛用するパパぶりが知られ、e-BIKEの普及にも注力。著作「ものぐさ自転車の悦楽」など多数。疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

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