ARで登場キャラと記念撮影も「弱虫ペダル デジタルスタンプラリー」開始! 弱ペダ好き編集部員が自走で茨城の魅力に迫る

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 今年3月にオープンした「星野リゾート BEB5土浦」でも注目を浴びる茨城県のJR土浦駅にある「プレイアトレ土浦」。同施設を拠点とした「弱虫ペダル デジタルスタンプラリーウォーク&ライドin茨城」が9月18日に始まった。このイベントに、Cyclist編集部きっての弱虫ペダルファンの石川海璃が参加。2日間のライドで茨城県の魅力を体感しながら、スタンプラリーを楽しんだ。

デジタルスタンプラリーのスポット①は主人公の小野田坂道 Photo: Shusaku MATSUO

舞台は霞ヶ浦と筑波山方面

 スタンプラリーは「つくば霞ヶ浦りんりんロード」周辺の施設に設定されたスポットを巡り、スマホ上のデジタルスタンプを集めるもの。合計15カ所のスポットにはそれぞれポスターが掲示されており、スマホの位置情報を取得してスタンプが付与される仕組みだ。スタンプを5個獲得すると先着5000名にクリアファイルが、10個獲得では抽選で5名にサイクルウェアが、15個すべてを獲得すると抽選で1名にロードバイクが当たる豪華なキャンペーンも実施している。

 イベントの概要を聞きつけて、真っ先に取材の立候補をしたのが編集部・石川だ。高校時代には自転車競技部に出場し、インターハイも経験。その後、同じ境遇が舞台の弱虫ペダルにハマった。大学生時代からは赤いウィッグを被り、鳴子章吉スタイルのコスプレでレースに出場していたほど、筋金入りのファンである。

JR土浦駅に輪行でやってきたCyclist編集部・石川 Photo: Shusaku MATSUO
駅に降り立つとすぐにサイクリスト歓迎の雰囲気が漂う Photo: Shusaku MATSUO
大きな輪行袋を抱えた際に便利な広い窓口が案内されている Photo: Shusaku MATSUO

 スタンプラリーが始まった当日の9月18日、さっそく石川はJR土浦駅へと愛車を担いでやってきた。電車から降りると自転車一色のサイクリストフレンドリーな設備に終始感動した。「このエレベーターは自転車ごと乗っていいんだ! プレイアトレ内は自転車を持ち込みOKなの!? すごい」とテンションが高めだった。地下1階にあるロッカールームに荷物を預け、着替えを済ませて、1階のカフェ「タリーズコーヒー」にやってきた。

輪行で来ても荷物を預けられる広々としたコインロッカー Photo: Shusaku MATSUO
一回300円のシャワー室を設置 Photo: Shusaku MATSUO
茨城県産の素材も使ったどら焼きが並ぶプレイアトレ土浦内「志ち乃」 Photo: Shusaku MATSUO
ポケットに入る大きさが丁度いい「志ち乃」のどら焼き Photo: Shusaku MATSUO

 ここではオリジナルコースターがプレゼントされるキャンペーンが開催されている。対象の店舗で税込500円以上購入すると、くじ引き形式でコースターをゲットできるのだ。すると石川は、見事に“最推し”のキャラである鳴子章吉を引き当てた。「15種類もあるのでラッキーでした。引き当てられなかったらいくらでも課金するつもりでしたが…」とオタク魂を光らせるも、ぜひこれから始まるスタンプラリーに余力を残しておいて欲しいところ。

全15種類のコースターが当たるキャンペーンも実施。石川はいきなり推しの鳴子章吉をゲット Photo: Shusaku MATSUO

 最初のスポットはプレイアトレ土浦内の「ル・サイク」前に設置されている。ここのキャラクターは主人公・小野田坂道だ。ブラウザ上でスタンプラリーのページを起動し、ポスターにカメラをかざせばスタンプをゲット。AR上でキャラクターと記念撮影をすることも可能だ。

デジタルスタンプラリーはスマホのブラウザ上で行う Photo: Shusaku MATSUO
メインエントランス前のフォトスポット。ここからスタンプラリーをスタート⁉ Photo: Shusaku MATSUO
スマホ上でデジタルスタンプをゲット Photo: Shusaku MATSUO
デジタルスタンプをゲットした後、登場キャラクターとARで記念撮影が可能になる Photo: Shusaku MATSUO

 メインエントランス前に設置された特大パネルのフォトスポット前で記念撮影をした石川は、2つ目以降のスタンプをゲットすべく、愛車のペダルを漕ぎ始めた。15カ所全てを自走で巡ると約170kmになるため、2日間に分ける計画に。1日目は霞ヶ浦エリアを、2日目には筑波山方面を巡る。スポットを巡る順番は番号通りではなくてもOKだ。

■スタンプラリースポット(ポスター & AR登場キャラクター)

①プレイアトレ土浦 プレイアトレ1Fメインエントランス付近(小野田坂道)
②土浦まちかど蔵「野村」(今泉俊輔)
③土浦市ネイチャーセンター(鳴子章吉)
④上高津貝塚ふるさと歴史の広場(手嶋純太)
⑤予科練平和記念館(青八木一)
⑥茨城県霞ケ浦環境科学センター(鏑木一差)
⑦小田城跡歴史ひろば案内所(真波山岳)
⑧つくばワイナリー(泉田塔一郎)
⑨沼田屋本店(黒田雪成)
⑩伊勢屋旅館(葦木場拓斗)
⑪牛久大仏(銅橋正清)
⑫美浦村文化財センター(新開悠人)
⑬かすみがうら市交流センターかすみマルシェ(御堂筋翔)
⑭行方市観光物産館こいこい(岸神小鞠)
⑮富士見塚古墳公園展示館(小野田坂道ライドver.)

スポット⑬「かすみがうら市交流センター かすみマルシェ」は湖畔に隣接しており、アクセスしやすい Photo: Shusaku MATSUO

 この日の霞ヶ浦は晴天にこそ恵まれたものの、強烈な風が吹きさらして石川を襲った。早くもヘロヘロになりながら到着したのはスポット⑬「かすみがうら市交流センター かすみマルシェ」だ。ここでは御堂筋翔のポスターがサイクリストを出迎えてくれる。外にはテラス席やラックも設けられ、湖畔に隣接しており好立地だ。まだまだ序盤なので、休憩もそこそこにして先を急いだ。

“りんりんロード”だけでなく、内陸の走り応えがあるスポットも組み込まれている Photo: Shusaku MATSUO
前方後円墳のスケールに驚くスポット⑮の「富士見塚古墳公園」 Photo: Shusaku MATSUO
天気に恵まれ、絶好の景色の中霞ヶ浦を進む石川 Photo: Shusaku MATSUO

 各スポットは地域の魅力に触れることができる施設が選ばれており、その土地の歴史やグルメを堪能できる。スポット⑭「行方氏観光物産館こいこい」もその1つ。霞ヶ浦産のナマズをベースにしたバーガー「なめパックン」や、鯉を使った「こいパックン」などが用意されている。お腹を空かせた石川は「なめパックン」を選んだ。「臭みも全然ないし、白身魚のバーガーという感じで美味しいですね」と地元グルメに舌鼓を打った。

ナマズの肉を使用した名物「なめパックン」 Photo: Shusaku MATSUO
「白身魚のバーガーという感じで美味しいです!」と頬張るCyclist編集部の石川 Photo: Shusaku MATSUO

 霞ヶ浦北側のスポットでスタンプを集め終えた石川は、午後に南側を攻めた。スポット③「土浦市ネイチャーセンター」では推しの鳴子章吉と、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の模型が展示されている「予科練平和記念館」では青八木一とARで記念撮影を行い、旅の思い出に添えた。

ゼロ戦の模型と青八木一と記念撮影 Photo: Shusaku MATSUO
鳴子章吉はここにいた!スポット③「ネイチャーセンター」 Photo: Shusaku MATSUO

 この日、最後に訪れたスポットは⑪「牛久大仏」。遠くからでも姿を確認できる大仏様だが、近くに寄るとその大きさに改めて圧倒される。出迎えてくれるキャラクターは191cmのマッチョスプリンターの銅橋正清だ。「大仏に負けてないキャラを当ててきましたねー」とキャラ配置に石川も納得の様子だ。

全長120mの圧倒的な存在感を放つ牛久大仏 Photo: Shusaku MATSUO
牛久大仏に負けない存在感の鍋橋正清がARで出迎える Photo: Shusaku MATSUO

 2日目は筑波山方面に足を伸ばした。最初に訪れたのはスポット②「土浦まちかど蔵『野村』」。ここは江戸時代後期から明治時代初期にに建築された蔵で、奥のレンガ造りの建物内には喫茶店が構えている。周辺には同じく蔵が立ち並び、レトロな雰囲気を醸し出している一角だ。JR土浦駅から約800mなので、5カ所のスポットのみ回り、クリアファイルをゲットしたい人は必ず訪れたいスポットだ。

 街中を抜けると、つくば霞ヶ浦りんりんロードへと入った。ここは旧筑波線の廃線跡に敷かれたサイクリングロードで、見通しも良く、勾配が無いことからビギナーに優しいコースである。信号やストップアンドゴーも少ないため、石川は快調に北上していった。途中にはのどかな田園風景が流れ、正面には2つ峰の筑波山が望むことができる。

JR土浦駅からすぐに位置する「土浦まちかど蔵『野村』」。スタンプ5個狙いなら必ず押さえたいスポット Photo: Shusaku MATSUO
筑波山方面へと平坦基調に、そして見通しよく続く「つくば霞ヶ浦りんりんロード」 Photo: Shusaku MATSUO
旧筑波線小田駅跡に作られた「小田城跡歴史広場」がスポット⑦ Photo: Shusaku MATSUO
フワっ、カリっと美味しいかりんとう饅頭が名物のスポット⑨「沼田屋本店」 Photo: Shusaku MATSUO
醸造所とブドウ畑を有するスポット⑧「つくばワイナリー」 Photo: Shusaku MATSUO

 りんりんロードから外れ、訪れたのはスポット⑧「つくばワイナリー」だ。敷地内には広大な葡萄畑と醸造所を構え、オリジナルワインの販売を行っている。ワイン好きな石川は「自転車じゃなければ買いたかったな…」と気を落とすものの、オンラインでの販売を知り、後日味わったとのこと。「実際にワインが作られている土地を自転車で巡った後にいただく1杯は一味違いますね」と感想を語った。

石川が設定した最後のスポットは⑩の「伊勢屋旅館」 Photo: Shusaku MATSUO
15か所全てのスポットでスタンプを獲得するとCOMPLETEの画面に

 いよいよ最後のスポット⑩「伊勢屋旅館」にやってきた。葦木場拓斗のポスターにスマホをかざし、スタンプをゲットすると「COMPLETE」の文字が! 15カ所で登場するキャラクターの顔が色付けされて埋まり、次第にスタンプラリーの完走が近づくにつれてやる気が満ち溢れてきた石川。

 霞ヶ浦の波しぶきを被り、雨に濡れ、日焼けで真っ赤になった石川の顔は、安堵の表情と達成感に満ち溢れていた。

 「初日は霞ヶ浦の水しぶきが顔にかかるほどの暴風、2日目は雨と厳しい天候の中走りましたが、平坦基調だし、車通りが少ないルート選んで走ったので、非常に快適でした。 弱虫ペダルとのコラボをフックにしていますが、各地を巡ってスタンプを集めるというレクリエーション性が面白いです。気がつくと長距離走っていて苦になりませんでした。弱虫ペダルファンでなくても楽しめると思います。このスタンプラリーをきっかけにして、茨城県南エリアの魅力を感じてほしいですね」と2日間を振り返った。スタンプラリーは11月30日まで行われている。ぜひ参加してみてはいかがだろうか。

 この他にもプレイアトレ土浦では、「WELCOME TSUCHIURA PROJECT ~Ride&Trip~」と題し、アウトドアとサイクリングを組み合わせたイベントを多数開催している。

スタンプを5個集めるとプレイアトレ土浦内のル・サイクでクリアファイルをプレゼント Photo: Shusaku MATSUO

星野リゾートが手掛けるサイクリストフレンドリーな宿

 2日間に渡って自走した石川は、プレイアトレ土浦内の「星野リゾート BEB5土浦」に宿泊した。このホテルは“自転車を楽しむホテル”をコンセプトに掲げており、サイクリストフレンドリーな設備が揃っている。

プレイアトレ土浦内の「星野リゾート BEB5土浦」に宿泊 Photo: Shusaku MATSUO
ホテル公式のオプションとして愛車と添い寝ができるサービスが実施されている Photo: Shusaku MATSUO

 同ホテルはJR土浦駅の改札を出てすぐ正面という好立地で、自転車をそのまま持ち込むことも可能だ。

 事前にメールで送られてくるQRコードをかざすだけのスマートなチェックインを済ませると、そのまま予約した「サイクルルーム」へ。室内には壁掛け式のサイクルラックが用意されており、部屋のどこからでも愛車を眺めることができる。愛車と添い寝できるシーツを貸し出すユニークなサービスも好評だ。サイクルルーム以外の部屋を予約した場合でも、部屋のすぐ目の前の廊下まで愛車を持ち込むことが可能で、宿泊も安心だ。

サイクルルームでは愛車を壁掛けラックに固定し、室内どこからでも眺めることが可能 Photo: Shusaku MATSUO
強い日差しの中を駆け抜けた石川編集部員。BEBカフェのクラフトビールが身に染みる Photo: Shusaku MATSUO

 ホテル内には共用のメンテナンススペースが設けられており、メンテナンススタンドを使った整備も可能だ。ロビーではカフェー・バー「BEBカフェ」が24時間開かれているほか、オープンスペースの「TAMARIBA」(タマリバ)が用意されている。ライドの計画を立てたり、サイクリングの思い出を語り合うなど、仲間同士で活用しているグループが目立つ。筑波山や霞ヶ浦をサイクリングする際、拠点としてぜひ宿泊したいホテルである。

スタンプラリーの注意点 毎回ブラウザのキャッシュがクリアされる「プライベートモード」(Safariはプライベートブラウズ、Chromeはシークレットモード)は使用不可。せっかく獲得したスタンプが、ブラウザのタブを消してしまうと消えてしまう恐れがある。通常のブラウザであれば、スタンプをゲットした後、消してしまっても再びアクセスすればOKだ。各スポットに掲示されたポスターにはQRコードでアクセス先が掲載されている。

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サイクリング施設 サイクルツーリズム りんりんロード 茨城県

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