Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」「ツール総括」や「レックマウントを愛用する4つの理由」など 9月19日~9月25日掲載の編集部イチオシ記事

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。9月19日~25日からは「ツール・ド・フランス2020総括 歴史に刻まれる5つのポイントに迫る」「レックマウントの『タイプ19α』を愛用する4つの理由 ズイフト用マウントも紹介」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

ツール・ド・フランス2020総括 歴史に刻まれる5つのポイントに迫る

ツール・ド・フランス2020を制したタデイ・ポガチャル。戦後最年少優勝者の誕生など、数多くの歴史が刻まれる大会になった Photo: Yuzuru SUNADA

 新型コロナウイルスの感染拡大にともなって約2カ月遅れで開催されたツール・ド・フランス2020。9月20日に閉幕した今回だが、パンデミック下での大会であっただけでなく、勝負の面でも歴史に残るドラマが演じられた。そして誕生した若き王者タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ)。それは戦後最年少覇者の誕生であり、ロードレース界に新たな時代の到来を感じさせるものとなった。いまだ歓喜と熱狂の余韻が残る中だが、改めてツール2020を振り返っていこう。今回は、今大会を後世に語り継ぐうえで外すことのできない5つの話題をポイントとして挙げていこう。

 今年の第20ステージTTを見て、1989年のグレッグ・レモンVSローラン・フィニヨンの最終ステージ50秒差 大逆転を思い出した人は、かなりの「自転車おじさん」ですね。私もその一人でVTRを見て震えが止まりませんでした。個人的には全くマークしていなかったポガチャルが、パワーメーターもつけない“頭脳的な走り“で戦後最年少の王者となりました。新スターの誕生、そして何より、コロナ対策を万全にしてパリまで大会をゴールさせた運営側、全スタッフ、それを伝えてくれた現地報道陣に感謝したいです。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

レックマウントの「タイプ19α」を愛用する4つの理由 ズイフト用マウントも紹介

レックマウントの「タイプ19αコンボマウント(190α+GP)」を愛用しています。バイクの色味に合わせたメタリックブルーの限定カラーモデルです Photo: Hashiken

 愛車のハンドル周辺が、サイクルコンピューター、ライト、ベルなどで雑然としていないでしょうか。最近ではアクションカメラも装着している人も増えているので、ハンドルまわりが多数のギアで溢れてしまいがちです。私もガーミンなどの多機能GPSサイクルコンピューターやGoProを装着しているため、以前はハンドルまわりがゴチャゴチャしていました。機能的で無駄のないロードバイクにあって、無造作にギアが装着されたハンドルまわりはやるせない…。そんな悩みを解消してくれたアイテムが、オリジナルマウントのレックマウントでした。

 アイテムひとつで、自転車との接し方が変わる。そんな可能性を見い出したのが、ハシケンさんに執筆いただいた本稿です。仕事柄、動画の時代を迎えていることをひしひしと感じており、サイクリング動画も撮ってみないとな…となったときにやはりマウントは必須。ハシケンさん紹介のマウントはアクションカムも装着可能とのことですし、複数メーカーのサイクルコンピューターにも対応、「欲しい」と思わせるに十分の理由があったわけです。アイテムひとつで自転車の楽しみ方が変わりそう、と手を出しかけたのですが、問題はいつも面倒になってしまう動画の編集を本当にやるのか、なのであります…。


編集部 後藤恭子のイチオシ

バイクロアの展示・試乗会「リバーサイドショー」が9月26、27日に秋ヶ瀬公園で開催

複合展示試乗会「バイクロア リバーサイドショー」が開催 © BIKELORE

 自転車、アウトドア、雑貨、アパレルなどの複合展示試乗会「バイクロア リバーサイドショー」が9月26日(土)、27日(日)の2日間、さいたま市の秋ヶ瀬公園にて開催される。充実のフードブースや、muracoやムーンライトギアなどのアウトドア文化をミックスした、バイクロアならではの展示会となっている。

 会場は2015年の秋ヶ瀬の森バイクロア5まで使用していた、荒川沿い・秋ヶ瀬公園内の希望のくにグラウンド。キャニオンの最新バイクの他、ナリフリやハンドメイドバイクなどの試乗会を行う。ダート系には未舗装路に特設コースを設置し、ロード系には秋ヶ瀬公園内の舗装された道路を使用する。

 さすがバイクロア、といったところでしょうか。昨年、台風被害に見舞われながら何度も立ち上がろうとしたイベントは、もはやコロナ禍ごときに屈しないといった様子です。とはいえ、単なる強行開催というのではなく、感染対策は徹底。入場時間帯別チケットの導入と感染対策でかさむ運営費対策で初の有料化を打ち出しつつも、1000円のチケットにMiiRのパイントカップがついてきたりと、運営をサポートする側も粋な計らい。新しい生活様式を前向きに楽しむエネルギーに変えられる、イベントの底力を感じます。

編集部 松尾修作のイチオシ

運動性能が際立つスポーツe-BIKE スペシャライズド「ヴァド SL 5.0」

スペシャライズドのe-BIKE「ヴァド SL 5.0」 Photo: Masami SATOU

 レーシングイメージが強いスペシャライズドだが、近年はe-BIKEの開発にも注力している。今回インプレッションしたのは、自社開発のアシストユニットを搭載した「ヴァド SL 5.0」。軽量なスポーツコミューターバイクの実力を確かめた。

 ヴァド SLを始めとするe-BIKE「ターボ」シリーズの最大の特徴は、モーターと車体の親和性にある。他メーカーのe-BIKEは、他社製のユニットを用いるのに対して、スペシャライズドは自社開発をしている。フレーム設計からモーターの開発を社内で一括して行うことで、優れた車体バランスを実現した。

 今回はe-BIKEのインプレでした。スペシャライズド「ヴァドSL」はクロスバイクですが、心臓部にはロードタイプのクレオSLと同じモーターユニットが搭載されています。見た目もすっきりして、一昔前のe-BIKEと比べたら洗練されていることがよく分かりますね。
 記事でも書きましたが、価格が税込46万円ととても高額なのがちょっと気になりました。買える人はいるだろうけど、本当に流行るのかな…と余計な心配もしたのですが、どうやらかなり販売されているそう。既存の自転車乗りではなく、これまでスポーツバイクに乗ったことが無い新しい層が購入しているみたいです。コロナの影響もあり、移動手段×スポーツを楽しみたいという目的で買われているとのこと。今後、もしかしたら新しい層の方々が、既存のサイクリストにはない発想の楽しみ方やムーブメントを生み出してくれるのではないか、とちょっと期待しているところです。

編集部 石川海璃のイチオシ

コンパクトボディながらフレックスホース採用で空気が入れやすいレザインの携帯ポンプ

筆者が長年愛用するライトドライブ(上)と機能はほぼそのままでコンパクト化された新製品ポケットドライブ Photo: Masanori ASANO

 出先でパンクしたときの必需品・ハンディポンプ。携行性を考慮すると小型で軽い方がいいけれど、空気の入れやすさを考えるとある程度大きい方がいい――というのが悩ましいところです。また、口金がしっかりバルブをくわえることや、空気を入れやすいかも実際に使ってみないと分かりません。今回はさまざまな携帯ポンプを仕事やプライベートで試してきたライター浅野が、最も気に入って長年愛用するレザインのハンドポンプ「ライトドライブ」と新製品の「ポケットドライブ」について熱く語ります。


 スポーツバイク関連アイテムのうち、携帯ポンプは意外と購入頻度が高い知れません。かくいう私も3、4回くらい携帯ポンプを買い直した記憶があります。サイズや作業性の問題、そして空気の充填方法などが大体の要因でしたね。
 浅野さんがおすすめしてくれたレザインのポンプは個人的にもいいなと思います。仏英対応、ホース付きで普段はポンプに内蔵されているけれど、修理のときだけ伸ばして使える。ポンピングしやすく、修理の際、チューブバルブを痛めて再びパンクする可能性が低いなどなど。携帯性と空気の入れやすさを兼ね備えた手押し式のハンドポンプは貴重なので、初心者の方も使い易そうです。機会があれば試してみたい…。

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