Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「話題のアクションカム『Insta360 ONE R』をレビュー」など 9月12日~9月18日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。9月12日~18日からは「話題のアクションカム『Insta360 ONE R』をレビュー 360度撮影で“見たまま”を映像に」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

クフィアトコフスキが逃げ切り勝利、イネオスが名誉回復のワン・ツー 2位カラパスは山岳賞

ツール・ド・フランス2020第18ステージ。ミハウ・クフィアトコフスキ(右)とリチャル・カラパスのイネオス・グレナディアーズ勢がワンツーフィニッシュ。ステージ優勝はクフィアトコフスキとなった Photo: Pool / BETTINI / SUNADA

 ツール・ド・フランス2020の第18ステージが現地時間9月17日に行われ、5つの山岳越えコースでミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)とリチャル・カラパス(エクアドル)のイネオス・グレナディアーズ勢が逃げ切ってワン・ツーフィニッシュ。ここまで不本意なレースが続いていたチームにとって名誉を回復させる会心の勝利を挙げた。個人総合首位を走るプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)はメイン集団で安定した走り。ライバルの攻撃にも冷静に対処し、マイヨジョーヌを守ることに成功している。

 終盤に入った「ツール・ド・フランス」から目が離せません。最後の山岳ステージとなった第18ステージは、ツールでは珍しい、山ありグラベルあり、のワクワクするコース。コースを眺めるだけでも充分だったのに、最後のクフィアトコフスキとカラパスが、勝利を噛みしめて肩を組んでゴールしたのは近年ではかなり珍しく感じました。道を譲るのでもなく、自分が先に行くのでもなく、2人とも一緒にゴールしようとする気持ちが素晴らしかったです。総合争いも含め、まだまだ何かが起きそうな雰囲気で、眠れない4連休を過ごしそうです。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

話題のアクションカム「Insta360 ONE R」をレビュー 360度撮影で“見たまま”を映像に

 アクションカムがあればロードバイク動画は臨場感がある面白いものに仕上げることができます。今回は360度、あらゆる角度からの映像を残せる話題のアクションカム「Insta360 ONE R」をご紹介。GoProとの違いについても述べます。

 まずInsta360 ONE Rは、以前紹介したInsta360 GO等を発売するArashiVisionのInsta360シリーズの新製品です。いくつかのアクションカムを使用してきた経験からすると、このカメラはちょっと画期的な機構を搭載していますので、簡単に紹介しておきます。

 個人的にも前々から欲しかったアクションカム。360度全方位撮影ができるってのがすごいです。記事中の作例を見ても、走っている自分の姿も映せますし、映えるポイントならば、そこの風景を映し出すことも可能。データ量が重くなるのは致し方ないとしても、やっぱ欲しいなと思ってしまった次第です。 問題は、編集が手間なこと。 AI編集という機能もありますが、 私の場合、いかなる便利な機材だろうと、撮ったまんまにしてしまうという癖があるのが困ったところです。欲しいのに編集しないという完全矛盾なのはわかってますが…。

編集部 後藤恭子のイチオシ

東京五輪コースでヒルクライム 「富士山チャレンジライド2020」が10月10日に開催

富士山南麓を走るヒルクライム&サイクリングイベント「富士山チャレンジライド2020in御殿場・裾野・小山」が10月10日(土)、静岡県御殿場市の富士山樹空の森を発着点に行われる。富士山南麓の自動車専用道路「南富士エバーグリーンライン」を、この日限りのタイム計測コースとして開放する特別なイベントだ。参加申込みは9月28日まで受付中。

 徐々にイベント開催の兆しが見えてきたのかな~、と思いつつ何気なくどんなイベントかを覗いてみたら、なんだかとても充実した内容に釘付けになってしまいました。東京五輪の自転車ロードレースのコースにも使われる自動車専用道路の「南富士エバーグリーンライン」でヒルクライムTTができて、しっかり地元の名物を堪能できるエイドステーション付のサイクリングも楽しめる。しかも距離も獲得標高も楽しみながら走るには最適。定員300人と控えめながら、魅力的な要素が凝縮されたイベントで、開催にこぎつけた地元の意気込みが感じられます。イベントを渇望しているサイクリストの皆さん、要チェックです!

編集部 松尾修作のイチオシ

日本サイクリング協会が公認ガイド検定講習会を11月に神奈川県で実施

JCGAの講習会の様子。ガイド方法の実践的な内容を学ぶ Photo: Kyoko GOTO

 日本サイクリングガイド協会(JCGA)が11月に、プロのサイクリングガイドを志向する全国の上級サイクリストを対象とした、日本サイクリング協会(JCA)の公認資格である「JCGA公認サイクリングガイド(JCA認定)」の講習会および検定を、神奈川県藤沢市内で実施する。

 日程は講習会が11月7日(土)、8日(日)、21日(土)、検定が22日(日)となる。講習会は座学と実技が行われるが、昨今の情勢を鑑みて座学については、講義の動画を10月中からインターネット配信する形で実施し、実際に顔を合わせて講習する日数をこれまでより減らした。

 JCGA公認サイクリングガイドの講習会が開催されます。サイクリングツアーなどで安全に引率するための資格ですね。聞いたところによるとこの講習会、道路交通法や技術関連に至るまでかなりしっかりとした内容が用意され、厳しく指導が行われるそうです。レースに常々出場している方でも難しいと感じるほどだそう。事故が起きれば命に関わる事態にもなり得ますので当然と言えば当然ですね。それだけ信頼のできる認定資格ということです。
 近年、地方自治体ではサイクリスト向けのインフラ整備に力を入れ、サイクルツーリズムの醸成を進めています。しかし、いくらガワだけ用意してもなかなか人は訪れないし、魅力は伝わらないですよね。地元に根付いたガイドと走れたら楽しさは倍増するはず。全国各地で講習が行われ、多くのガイドが生まれればさらにツーリズム文化が発展すると思います。

編集部 石川海璃のイチオシ

世界一周旅のお供に選んだ自転車用品とキャンプグッズ 

色褪せてボロボロになっていくほど、愛着の湧いた初代の自転車。ワッペンが地元の人とのコミュニケーションを円滑にしてくれた Photo: Gaku HIRUMA

 僕は世界一周旅行にトータル7年間もかけた。途中の3年目で自転車のフレームが折れたので、1年の間一時帰国をしている。その一時帰国を挟んで再出発する際、自転車本体からアウトドア用品に至るまで、旅の装備を大きく変えた。実際に世界を走ってみて必要な装備、不必要な装備が見えてきたのもあるが、旅のスタイルそのものが変化したという理由もある。今回から数回にわたり、装備の変化について紹介する。

 世界を旅する人はどんな基準で装備を選んでいるのだろうか。そんな興味が湧き、昼間さんに書いてもらいました。今でこそインターネット簡単に情報収集できますが、昼間さんは自転車店勤務と日本を縦断したときの経験から選んだそうです。
 経験豊富と言っても過言ではないのに、いざ走ってみると失敗したと感じている点に装備選びの難しさが凝縮されているような気がします。
 今回は昼間さんの世界自転車旅の前半戦、一時帰国するまでの装備でしたが、次は一時帰国後のアイテム選びの基準を書いてもらおうかと思っています。

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