リオ五輪元代表内間康平が8月末でチームUKYOを退団、ロード引退し競輪選手転向へ コロナ禍で決断

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内間康平(チームUKYOウェブサイトより)

 国内コンチネンタルチーム、チームUKYOに所属する元リオデジャネイロ五輪ロードレース代表・内間康平(31)が、8月末をもってチームを退団し、ロードレースを引退することが明らかになった。コロナ禍で思うようにレースを走れないなか、長く選手を続けられる競輪に転向することを決意したという。

 内間は沖縄県出身。ジュニア時代から日本代表に選出されるなど頭角を現し、鹿屋体育大学在学中も全日本大学対抗選手権(インカレ)ロードレース優勝など結果を残し、卒業後にプロ入りを果たした。これまでNIPPOや、ブリヂストン、そして昨年からはチームUKYOに所属し、ヨーロッパやアジアツアーといった海外レースを中心に参戦。アジアツアーでは2014年にはツール・ド・シンカラでステージ優勝、また2010年と2015年にツアー・オブ・タイランドでステージ優勝を飾っている。

 国内では2014年のJBCFロードチャンピオンシップで優勝したほか、昨年は地元開催のツール・ド・おきなわで2位表彰台を獲得。また2016年のリオデジャネイロ五輪では、アジアツアー大会での優勝などでUCIポイントを重ね、ロードレースの日本代表に選ばれている。

リオデジャネイロ五輪では、同じ沖縄県出身の新城幸也(左)とともに男子ロードレース日本代表に選出 Photo: Shusaku MATSUO

 しかし今シーズンはコロナ禍で国内外のレースが相次いで中止となり、内間はここまでアジアツアーなどの国際大会に全く出場できていない状況が続いていた。

 ロードレース選手としてはベテランに属する内間はモチベーションの維持に悩むなかで、新たに競輪にチャレンジすることを決断。長距離種目であるロードレースと、短距離種目の競輪は両立が難しいことから、チームとは7月から話し合いを行い、8月末で退団することを決めた。

内間康平のコメント

 世界中に流行が続くコロナの影響を受け、闘いたかったUCIアジアツアーで参戦の見通しが立たない中、モチベーションの維持が難しく、自分の中で自粛期間中に悩んでいた所、高校の先輩であり、現在も競輪選手の方から転向してみてはどうだろう?という話がありました。ロードレースと競輪は同じ自転車ではありますが、特性の違う種目です。しかしやはり自分は自転車が大好きで新たにチャレンジに臨みたいと決意いたしました。

 競輪のトレーニングをこなし、やはり今後ロードレースを走るのは厳しいしチームメイトへ迷惑もかけてしまい、両立は難しい事をチームに伝えてこのような形での契約終了となった事を報告致します。ロードレース界から去る事になりますが、自転車競技は続けていきます。チームメイトには自分の我儘を聞いてもらい申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 そして今まで応援して下さったファンの皆様スポンサーの皆様へ深く御礼を申し上げます。短いロード競技生活ではありましたが、本当にありがとうございました。

 今後は10月下旬の日本競輪選手養成所第121回選手候補生入所試験へ向けて頑張ります。

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