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サイクリスト目線でピックアップ‟キャンプツーリングの達人”山下晃和さんが使って選んだおすすめ「LEDランタン」

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 前回はヘッドランプを紹介しましたが、キャンプ場によっては真っ暗で何も見えないところも多いので、ランタンもあると良いでしょう。ランタンはリビングルームにある間接照明的な存在で、周辺をぼんやり明るくする役割です。オートキャンプであればガスやガソリンランタンなど、暖かくなる火を光源としたものも使うのですが、自転車だとそういった大きいランタンや熱を持つものは積載できないので、LEDランタンを用意すると良いでしょう。

小型なランタンでも十分な灯りがとれます Photo: Akikazu YAMASHITA

スマホも充電できる一つで二役のLEDランタン

 まず一つめは「FOGEEK」というブランドのLEDランタンです。テーブルや岩の上に置いたり、テントのルーフから吊るし、下方を照らして読書灯にしたりできるものです。

「FOGEEK」のLEDランタン。こう見えて手のひらにすっぽりと納まるサイズ Photo: Akikazu YAMASHITA

 スイッチは一つですが、スマホなどを充電できるUSBポートを兼ね備えており、ポータブル充電池(5200mAh)としての機能もあります。ランタンとしても優秀で明るいだけでなく、白いLEDの光とオレンジ色の間接照明のような柔らかい光をボタン一つで変えられるのでムーディーな演出もできます。

 これ以上重たいと自転車キャンプツーリングには躊躇してしまいますが、181gなのでギリギリ許せる範囲です。スマホ充電もできると考えれば、かなりコストパフォーマンスに優れていると思います。

折り畳めるソーラー電池付きランタン

 こちらは自転車キャンパーに絶大なる支持がある「ソーラーパフ」のLEDランタンです。上部には太陽ソーラー充電池がついていて、走りながら太陽に当てているだけで充電されるという優れもの。薄曇りの日でも、光さえあれば充電されています。

ソーラーパフのLEDランタン。小さくても最大90ルーメンの明るさを放つ Photo: Akikazu YAMASHITA

 写真のように折りたたむとかなり薄くなり、運ぶのも楽ちん。重量も75gと激軽です。私が購入した当時は白一色しかなかったのですが、現在はオレンジ色の暖色系のタイプや「ソーラーパフミニ」といった一回り小さいタイプも売っています。家でも読書灯として使ったり、何かと便利。災害時にもおすすめです。

ソーラーパネルを上にして折りたたんだ状態で蓄電中 Photo: Akikazu YAMASHITA

ヘッドランプに被せるだけでランタンに

 最後は、L E Dランタンを持っていなくても、ヘッドランプがあればランタンにできるモンベルの「クラッシャブルランタンシェード」です。

モンベル「クラッシャブルランタンシェードL」 Photo: Akikazu YAMASHITA

 ヘッドランプは手元や行く方向を照らすために前方に強く光を飛ばします。中にはヘッドランプ自体に手元を照らす機能や赤色灯、暖色など切り替えられるものもありますが、そういった近くをぼんやり光らせる機能を持っていない物に、ランタンの機能をプラスしてくれるのがこのシェードです。日本の灯りは昔から伝統的に和紙などでぼんやりさせることで光の美しさを演出しているので、日本ブランドであるモンベルのお家芸かもしれません。

 文字通り、操作はヘッドランプに被せるだけ。デニールという糸や繊維を表す単位がありますが、これは30デニールという極限の薄さ。つまり、透けるくらい薄い素材になっているにも関わらず、リップストップナイロン(縦横に強度のある織り方をしたもの)になっているので破れません。

内部に円錐状の銀色の素材が付いていて、そこに反射して灯りが360°に拡大する仕組み Photo: Akikazu YAMASHITA

 また、使わない時は小さく折り畳めるので自転車のキャンプにはもってこいです。内部に銀色でピカピカの円錐状の素材のものが付いていて、そこに反射して光を360度ぼんやりと照らしてくれます。読書の時やテントで過ごす時は目に優しい光になるのでオススメ。そして、重量はわずか8gです。

◇         ◇

 前回のヘッドランプ3点に続いて、LEDランタン3点と多くご紹介しましたが、私自身もヘッドランプやLEDランタンがアウトドアギアの中でも大好きで毎年一つは必ず買っています。明るいと夜でも行動範囲が広がりますし、何より暗さに対しての恐怖心が一気に解消されます。

 自転車乗りの皆さんならば、夜のライトの重要性はご存知だと思うので、ぜひ自転車搭載用だけでなく、キャンプ用のライトもチェックしてみてください。

山下晃和(やました・あきかず)

タイクーンモデルエージェンシー所属。雑誌、広告、WEB、CMなどのモデルをメインに、トラベルライターとしても活動する。「GARVY」(実業之日本社)などで連載ページを持つ。日本アドベンチャーサイクリストクラブ(JACC)評議員でもあり、東南アジア8カ国、中南米11カ国を自転車で駆けた旅サイクリスト。その旅日記をもとにした著書『自転車ロングツーリング入門』(実業之日本社)がある。趣味は、登山、オートバイ、インドカレーの食べ歩き。ウェブサイトはwww.akikazoo.net

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