6万円台の油圧ディスククロス車もメリダの2021年モデルがお披露目 新城幸也が新型リアクトを動画で語る

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 メリダの2021年新製品プレゼンテーションが8月17日、静岡県伊豆の国市にある「MERIDA X BASE」(メリダ・エックス・ベース)で開催された。会場には新モデルがずらりと並び、発表されていた新型リアクトも実車が展示。新城幸也(バーレーン・マクラーレン)も動画で登場し、車体の使用感を述べた。

メリダの2021年モデルがメリダ・エックス・ベースでお披露目された Photo: Shusaku MATSUO

ディスク専用設計でバランスアップ

 2021年モデルではエアロロードバイクのリアクトが4代目としてフルモデルチェンジを果たした。エアロ性能は風洞実験を経てさらに向上。ディスクブレーキ専用設計となって剛性の最適化が図られた。変速性能をアップさせるダイレクトディレーラーハンガーや、放熱効果を高めるディスククーラーを採用するなど細部にまでこだわり、レーシングスペックとして磨きがかけられている。

チームカラーモデルが充実した「スクルトゥーラ」(左)と「リアクト」 Photo: Shusaku MATSUO
広々とした空間のメリダ・エックス・ベース Photo: Shusaku MATSUO
新型リアクトの使用感を語る新城幸也(バーレーン・マクラーレン) Photo: Shusaku MATSUO

 タイでの長い合宿期間を終え、ヨーロッパでシーズンの再スタートを切っている新城はすでに新型リアクトを試しているという。会場で流れた動画の中で「新型リアクトはとても軽く、乗り心地も全く違う自転車です。誰でも乗りこなせる乗りやすさがあります。旧リアクトとスクルトゥーラを合わせたような感覚です」と評価していた。

リアディレーラーはダイレクトマウント式に Photo: Shusaku MATSUO
放熱効果を高めるディスククーラーを装備 Photo: Shusaku MATSUO

 メリダジャパンの髙谷信一郎社長は、UCIワールドチームのバーレーン・マクラーレン、Jプロツアーの宇都宮ブリッツェンやレバンテ富士など、多数のレーシングチームへサポートしている実績を強調。現時点で東京五輪ロードレース代表に近い新城や増田成幸(宇都宮ブリッツェン)らの走りを支えていることアピールした。

 なお、これまでは株式会社ミヤタサイクルがミヤタブランドとメリダブランドを担っていたが、7月1日をもって株式会社メリダジャパンへと会社名を変更した。それに伴い、100%子会社の株式会社ミヤタサイクルを会社分割して新設することとなり、それぞれのブランドを、個別に取り扱うこととなった。商品の供給体制に大きな変更はないという。

コンフォートモデルの「スクルトゥーラ エンデュランス」 Photo: Shusaku MATSUO

 速さを求めるレーシングラインだけでなく、走りの楽しさを追求する新モデルも追加された。「スクルトゥーラ エンデュランス」は、快適性を高めたエンデュランスモデルだ。長めに設定されたヘッドチューブや、振動吸収性を向上させるリーフスプリングチェーンステーを備えてコンフォート性能を追求。フェンダー用のマウントも装備しており、天候や距離に縛られない快適なライドを提供してくれる。

シートステーにはブリッジが通り、フェンダーの取り付けが可能に Photo: Shusaku MATSUO
スムーズなケーブルラインを実現したワイヤーポートヘッド Photo: Shusaku MATSUO

シティラインも強化へ

 クロスバイクのラインナップも強化された。「クロスウェイ 300-D」は油圧ディスクブレーキを搭載したクロスウェイシリーズのフラッグシップモデル。変速機やクランクは全てシマノに統一されており、税抜6万2000円と手の届きやすい価格に設定されている。フロントキャリアやリアキャリアなど、アクセサリーパーツに専用品がラインナップされているのも特徴だ。

油圧ディスクブレーキ搭載の「クロスウェイ 300-D」 Photo: Shusaku MATSUO
変速機やクランクは全てシマノ製に Photo: Shusaku MATSUO
天候に左右されない制動力を発揮するディスクブレーキ Photo: Shusaku MATSUO

 e-BIKEは全6車種でバッテリーをフレームに内蔵したインチューブ化が図られた。フラッグシップモデルの「eONE-SIXTY 10K」には630Whの大容量バッテリーを搭載。走行距離はECOモードで195km、ノーマルモードで162km、ハイモードでも119kmと優れた一充電航続距離を誇っている。

フラッグシップe-BIKE「eONE SIXTY 10K」 Photo: Shusaku MATSUO
630Whの大容量バッテリーをフレームに内蔵 Photo: Shusaku MATSUO
メリダのe-BIKEの電動アシストユニットはシマノ「STEPS」で揃えられている Photo: Shusaku MATSUO

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