ドライバーは有償ボランティア高齢者の買い物サポート 送迎用三輪車が本格運行 千葉・花見川団地

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高齢者の買い物をサポートするため、導入した花見川団地商店街振興組合の送迎用三輪車=千葉市花見川区(杉侑里香撮影)高齢者の買い物をサポートするため、導入した花見川団地商店街振興組合の送迎用三輪車=千葉市花見川区(杉侑里香撮影)

 食料品店が家から遠いなど、日常の買い物に苦労する高齢者をサポートしようと、千葉市花見川区の花見川団地で、商店街と団地間の移動を支援するオーダーメードの送迎用三輪車の本格運行が始まった。運行する花見川団地商店街振興組合は「高齢化する団地や商店街のにぎわい創出につなげたい」と期待を寄せている。

 同組合によると、花見川団地は昭和43年から入居が始まった。1万人以上が暮らす市内有数の大規模団地だが、高齢化も進行し、住民の高齢化率は3割を超えた。1人暮らしの高齢者も増加し、団地内での孤独死も問題になっているという。

 500m四方の団地の中央に位置する花見川団地商店街は、高齢化に伴って訪れる客も減少傾向をたどっている。高齢者の買い物を支援し、商店街に活気を取り戻そうと組合専務理事の越後昌文さん(70)を中心に、団地に住む高齢者の自宅と商店街を結ぶ送迎用三輪車の製作を決めた。

 製作は、市内の競技用車いす・自転車メーカーに依頼。運転者のほか、車両の前部に2人が乗れる座席を設置し、荷物置きやつえ置き、ひじ掛けをつけるなど高齢者に優しい仕様とした。電動アシスト機能も搭載し、団地内の坂道も安全に走行できるように工夫。今月から本格運行を開始した。

 三輪車を運転するドライバー探しが懸案だったが、有償ボランティアを募集したところ、数人から応募があった。採用された稲毛区の主婦、荻野葉子さん(46)は自転車が趣味といい、「自分の親も買い物に苦労しているので、少しでも力になれれば」と応募を決めたという。

 料金は無料。住民からの依頼を受け、平日を中心に団地内を運行している。越後さんは「買い物の楽しさや商店街の人とのふれあいを通じ、高齢者の方が生き生きと生活してもらえれば」と話し、ドライバーも募集中という。

【問合せ】花見川団地商店街振興組合(電)043-258-1194

MSN産経ニュースより)

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