シーズン再スタートは幸先良い滑り出しMTBフカヤレーシングはCJ初戦でダブル表彰台 川口うららが女子優勝、竹内遼が男子3位

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 マウンテンバイク(MTB)チームの「FUKAYA RACING」(フカヤレーシング)の3選手が7月18、19日、国内シリーズ初戦となった「Coupe du Japon 菖蒲谷クロスカントリー」に出場しました。フカヤレーシングは竹内遼が初日の男子XCCで1位に入り2日目のXCOでは3位表彰台、女子は川口うららがXCO女子エリートで優勝し、国内初戦を幸先の良いスタート。選手兼マネージャーの松本佑太がリポートします。

国内初戦となったCJ菖蒲谷、フカヤレーシングの川口うららが女子エリートで優勝 Photo: FUKAYA RACING

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竹内遼がショートレース1位で発進

 7月18〜19日で兵庫県たつの市で開催された「Coupe du Japon 菖蒲谷クロスカントリー」に新体制フカヤレーシングの初の国内戦として参戦した。3月に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け止む無く海外遠征を切り上げて帰国したチームメンバーだったが、それぞれがコロナ禍で出来る準備を進めて今シーズン国内初戦に臨んだ。男女共に優勝を果たし、海外遠征に繋げる結果を残す事を目標にした。

2.0kmのショートコースを2周で行われたXCCレース Photo: Mitsuo TAKANO

 今年から男子エリートはワールドカップにならって日曜のXCOのスタート順上位8人を決める予選として土曜にXCC(クロスカントリー・ショートサーキット)が行われる事になり、今回がその初めてのレースとなった。

短時間で勝負が決まる高強度のスピードレース Photo: FUKAYA RACING

 土曜日18日のXCCには竹内遼と松本佑太が出場。ホールショットを沢田時(チームブリヂストンサイクリング)が取り、先頭集団後方に竹内がポジショニングしてシングルトラックに突入。その後、この日コースで1番長い上りで竹内が沢田と2人で抜け出した。2周目の1番長い上りで竹内のアタックが決まり、独走の末、1位でのゴールとなった。松本は9位だった。

スピードを保った竹内遼 Photo: sumpu
竹内遼が独走で1位ゴール Photo: Yuki YAMAZAKI

竹内遼のコメント

 土曜日はXCC、15分のスプリントレース。今までの自分であれば苦手意識のある強度域だが、勝つことができた。昨年末からコーチをつけて練習内容も大きく変化し、強度を限界まで上げきるような練習を積んできた。正しく種目にあったアプローチをすれば苦手な要素でも必ず進化できることを改めて感じ、自信になった。

新加入・川口うららが国内初戦で優勝

 翌日19日は、今シーズンから新加入の川口うららが加入後初の国内大会参戦となる女子エリートのレースに臨んだ。スタートから独走を続け、周回ごとに後続に1分の差をつける圧倒的な強さで2位に6分以上の差で優勝した。

新加入の川口うららが国内初戦で早くも優勝 Photo: FUKAYA RACING
スタートダッシュから抜け出す Photo: FUKAYA RACING
ドロップオフも華麗にジャンプ Photo: sumpu

川口うららのコメント

 スタートダッシュが決まり、そこから独走状態でした。スタート前から気温が上がってきたので、序盤はペースを上げすぎないように落ち着いたペースで走り、徐々に上げていくようなイメージで走りました。アップダウンの激しいコースで、中盤の4周目で転倒してしまいましたが、そこでもう一度集中し直すことができました。地元の人達のたくさんの応援も力となり、最後までペースダウンしなかったことが結果につながったと思います。
 海外ではハードなレース展開の中でもレベルの高いコースを走ることになりますが、今回はそれに近いコース設定だったので、とても良い練習にもなりました。中盤で転倒してからは、息が上がった状態でも踏ん張って、丁寧に下ることを意識しました。
 久しぶりのレースは自分にとってとても良い刺激となり、今回のレースで感じたことをまた次に繋げていく。これを積み重ねていきたいと思います」

 続く男子エリートでは、1番コールで竹内遼、そして松本佑太がスタート。竹内は最初にパックで抜け出すも、中盤は我慢の走りを続け3位に。松本は10位でレースを終えた。

男子エリートXCOは21.46kmで行われた Photo: FUKAYA RACING
中盤苦戦した竹内遼 Photo: Mitsuo TAKANO
粘って3位ゴールした竹内遼 Photo: sumpu

竹内遼のコメント

 スタートループから早速集団が絞られ、沢田選手、北林選手、自分の3人がパックで抜け出しました。1周目、コース中盤の激坂でペースが上がり、最初に自分が遅れました。以前から急勾配の上りが苦手で、今後改善していく必要があると感じました。
 2周目、抜け出しにかかっていた北林選手がペースダウン。沢田選手とパックになりながら長い上りでペースを上げ、激坂区間の手前でジョイン。しかしここで再びパックから千切れてしまいました。
 3周目以降はペースを保つことで精一杯。後ろから追い上げてきた前田選手にもパスされてしまいましたが、気持ちだけは切らさず、また下り区間は最大限攻めの走りでリズムだけは保ち続けるよう心がけ、最終的に3番手でゴールしました。

女子エリート表彰。中央が川口うらら Photo: FUKAYA RACING
男子エリート表彰。右が3位の竹内遼 Photo: FUKAYA RACING

 川口うららの地元でもあった今大会では、男女そろっての優勝は逃したものの、チームとして上々の成績を収める事ができた。海外での活躍を目指す各選手にとって世界を取り巻く現状は厳しいが、できる範囲で高い水準をキープする事が今の自分達にできることだと思う。

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フカヤレーシング マウンテンバイク

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