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洗車と同時に車体の状態を確認しようロードバイク初心者が揃えておきたい洗車アイテムと編集部のオススメ

by 中山順司 / Junji NAKAYAMA
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 ロードバイクは機材スポーツなので、メンテナンスが必要です。消耗部品は劣化具合に応じて交換するのはもちろん、定期的な「洗車」が大切。きれいな状態をキープすれば気持ちがいいだけでなく、車体や消耗パーツが長持ちするのでお財布に優しいです。学生時代はママチャリを雨ざらしにしていた方も少なくないと思いますが、ロードバイクはそんなことがないようにしてください。そこで本記事では、洗車グッズの選び方について解説します。

これだけは揃えたい洗車グッズと選び方を紹介 Photo: Junji NAKAYAMA

洗車が必要な理由

 乗り物って走れば汚れるし、そのままの状態だと劣化が早まります。洗車が必要な理由はシンプルで、走りやすい状態を維持するためです。洗車をすると車体全体を細かく見ることになるので、各パーツの劣化や摩耗具合が確認できます。よって、トラブルの原因や予兆を発見できます。

 たとえば、虫歯になってから歯医者に行くと、かなりハードでディープな治療を受ける羽目になりますよね? それと同じで、異変が起きてから自転車ショップに持っていくと財布へのダメージが大きい。洗車のタイミングで異変がないか目を凝らしておき、「なんかおかしいな?」と感じたら見てもらうと、結果的に低コストで運用できます。

洗車のタイミングで愛車をチェックすれば、トラブルの元を発見できることもあります Photo: Junji NAKAYAMA

 ありがちなのは、ブレーキシューの残量がほとんどないとか、タイヤに異物がめり込んでいるケースでしょうか。ブレーキシューは命綱ですが、普段目視でチェックすることがあまりない場所です。洗車の際には残量を確認してあげましょう。

洗車のために準備するアイテム

 洗車のために準備するアイテムですが、まずは基本的なモノだけ揃えれば十分でしょう。

・パーツクリーナー

・バイク用シャンプー

・ブラシ

・ウエス

 上記の4点があれば最低限OK。

パーツクリーナーです。がんがん使える大容量タイプがオススメ Photo: Junji NAKAYAMA
バイク用シャンプー Photo: Junji NAKAYAMA

 パーツクリーナーは油を落とす溶剤で、がっつり汚れたチェーンをキレイにするために使います。スプロケットやチェーンリングの汚れ落としにも活躍します。けっこう使うシーンは多いので、大きめの缶を用意しておきましょう。

 バイク用シャンプーはフレームやシートポストなど車体を洗うための洗剤です。中性洗剤を水に薄めても目的は果たせますので、切れたときはそうしてもいいでしょう。

バイク用シャンプーが切れたら家庭用食器洗剤でも代用できます Photo: Junji NAKAYAMA

 ブラシはチェーンやスプロケットなど、指が届きにくい場所を洗うのに便利。使い古しの歯ブラシも使えなくはないですが、あっという間にブラシが潰れるので、洗車用の大きめで頑丈なものがいいでしょう。

 ウエスは拭き取り用のタオルみたいなモノですね。使い古しのTシャツを適当な大きさに切って使うのも意外と便利です。白シャツだと汚れ具合が確認できるので使いやすいです。逆に黒シャツは「汚れなのか生地の色なのかわからない」ので不向き。捨てようと思ったシャツは保管しておきましょう。

 そのほかあると便利なのがコーティング材です。洗車後のフレームにつけてあげるワックスのようなもので、フレーム保護に役立ちます。

自宅環境に応じた洗車方法

 筆者は数カ月前までは一軒家に住んでいたので、家の前で派手に水をぶっかけて豪快に洗車していました。しかし今は分譲マンションに引っ越したので、洗車場所に困りました。共用部分で洗車するのもまずいし、かといってフローリングに溶剤をポタポタ垂らすのもよろしくない。

豪快に洗っていた一軒家時代 Photo: Junji NAKAYAMA
マンション住まいだと、部屋の中でタイヤ交換くらいしかできません… Photo: Junji NAKAYAMA

 ライトな洗車であれば古新聞を床に敷いて養生してもいいでしょう。しかし畳だとシミができてしまう恐れがあり、安心して洗車できません。そこで今はライトな洗浄は部屋、ハードな洗車はベランダと決めています。

・ライトな洗車:部屋(水は不使用、ケミカルは最低限しか使わない)

・ハードな洗車:ベランダ(がっつりなチェーン洗浄、フレーム洗浄)

住むエリアによってはこまめに洗車したほうがいいことも

 余談ですが、筆者が住む神奈川県鎌倉市は海が近く、サイクリングにはもってこいな環境です。三浦半島、逗子に葉山、鎌倉~江ノ島間の湘南から大磯に向かう海岸線の景色はとても美しく、何度走っても飽きません。これまでの人生、ずっと海から遠い場所に住んでいたので引っ越して本当に良かったです。

富士山も見えます! Photo: Junji NAKAYAMA

 ただ1点、潮風が気になります。しかも愛車はクロモリ(鉄)なのでサビは何が何でも避けたい。ということで、内陸の埼玉県に住んでいたときよりも洗車頻度を上げています。洗車自体も何気に楽しいものですので、別に苦ではありません。

中山順司(なかやまじゅんじ)

ロードバイクをこよなく愛するおっさんブロガー。ブログ「サイクルガジェット(http://www.cycle-gadget.com/)」を運営。徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。ローディの方はもちろん、これからロードバイクを始めようかとお考えの方が、「こんなコンテンツを読みたかった!」とヒザを打って喜ぶ記事をつくります。勤務先はファベルカンパニー。
twitter: @Cycle_Gadget(https://twitter.com/Cycle_Gadget

編集部 おすすめの洗車アイテム

編集部 松尾修作のオススメ
チェーン清掃用の工具といえば迷わずにコレです! サイクロン内にディグリーザーを規定量入れて、チェーンを工具で挟んであとはクランクを逆回転させるだけ。内部のブラシがチェーンのコマを隅々まで掃除し、汚れを書き出してくれます。類似している他の工具も試したのですが、チェーンとの相性がいまいちだったり、中の洗浄液が飛び散ったりとあまり良い印象がありませんでした。これまで使ってきた中ではパークツール製がベストですね。洗浄液も必要なので、お買い求めをお忘れなく。

編集部 松尾修作のオススメ
上記のパークツール「サイクロンCM-5.3」などのクリーナーでおすすめの洗浄液がこのワコーズ「パーツディグリーザー」です。チェーンだけでなく、スプロケットなどを分解洗浄する際、トレーなどに貯めて浸しながら掃除するのにも便利ですね。ブラシに原液をつけて磨いてあげるとキレイになると思います。オイルで汚れた個所はほぼどこでも使えるので、速乾性のパーツクリーナーとは別に1本は持っておきたい洗浄アイテムです!

編集部 大澤昌弘のオススメ
吹いて拭くだけ。フォーミングマルチクリーナーはフレームに吹きかけて後はウエスで拭くだけで汚れが非常に落ちます。ウエスで拭いた後は、まるでワックスをかけたかのよう。もちろんワックスも存在していますが、個人的にはフォーミングマルチクリーナーだけでも十分綺麗になると思います。私に洗車革命をもたらした一品です。

編集部 石川のオススメ
水をかけて泡まみれにする本格的な洗車をするほどではないけど、自転車が汚れているから掃除したい。そんなときはディズナのおそうじクロスが活躍します。ウェットティッシュタイプなので、サッとふき取るだけ。洗車用のクリーナー要らずです。汚れたシートはそのままゴミ箱に入れられるので、とっても便利で簡単。気軽に使えます。本格的な洗車グッズを持っていますが、そちらよりも使用頻度が高いです。チェーン用もあるのでそちらもおすすめです。

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