安全教室5万人超を評価国土交通省で「自転車活用推進功績者」を表彰 宇都宮ブリッツェンなど4団体1個人が受賞

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 自転車の活用や発展に貢献した個人・団体に贈る「自転車活用推進功績者」の表彰式が7月17日、東京・霞が関の国土交通省で開かれた。自転車教室を主催している宇都宮ブリッツェンをはじめ、4つの法人と1人の個人が受賞した。

自転車活用推進功績者の表彰式で記念撮影する受賞者ら。前列中央が自転車活用推進本部長の赤羽一嘉国土交通大臣、右はアンバサダーの稲村亜美さん Photo: Kenta SAWANO

 この賞は、国土交通省自転車活用推進本部が自転車活用推進法に基づいて、自転車の活用の推進に関して顕著な功績があると認められる個人または団体を表彰するもの。自転車活用推進本部長の赤羽一嘉国土交通大臣や、タレントで自転車アンバサダーの稲村亜美さんが表彰側として参加した。

 Jプロツアーチームの宇都宮ブリッツェンは、主に栃木県内の学校で子供を対象に自転車安全教室を開催しており、これまでの受講者数が述べ5万人を超えた。このことが評価され、今年度の表彰に選ばれた。

自転車活用推進功績者表彰受賞者と授賞理由

○宇都宮ブリッツェン
サイクルロードレースチームとして地域に密着したクラブチームを目指し、チーム設立当初から、自転車を利用することが多い地元の小・中・高校生を中心に、自転車の正しい乗り方を始めとしたルールやマナーを教える「自転車安全教室」を繰り返し開催するなど、様々な地域貢献活動を行っている。

○特定非営利活動法人SPORTS PRODUCE 熊野
国際自転車競技連合(UCI)認定レース「TOUR de 熊野」を主催し、海外からのチームも多く参加しており、地域の企業・自治体を巻き込んだ一大イベントとなっている。サイクリングにおける地域活性化、自転車の魅力発信に取り組むほか、所在地域以外の各地のイベント開催でも各種の支援を行っている。

○株式会社ふたごじてんしゃ
日本初の幼児二人を後部に乗せることのできる三輪自転車(ふたごじてんしゃ)の企画開発販売を行っている。また、自転車利用においての交通安全教室や全国初の子ども乗せ自転車のシェアサイクルの試験運用などを行い、これらを通じ、自転車利用に必要な交通安全ルールの教育を実施している。

○特定非営利活動法人タンデム自転車NON ちゃん倶楽部
障がい者サイクリング講習会や体験会の指導、助言等を通じ、タンデム自転車の認知度向上及びパイロット(タンデム自転車の最前部に乗車する人)の養成に取り組んでいる。さらに、地域の防災訓練において、自主防災組織と連携し、二人乗りの高機能三輪自転車を活用した避難困難者に対する体験試乗活動を実施し、災害時における障がい者や高齢者への避難手段としての活用にも取り組んでいる。

 赤羽大臣は表彰に際して「自転車の利活用、サイクルツーリズム、競技の促進など、皆様には各地域で多大な貢献をいただきました。今後もそれぞれの地域で活用していただき、全国津々浦々に自転車が広まるように期待したいです」と期待し、受賞者に表彰状を贈った。

自転車活用推進功績者の表彰状を手にする柿沼 章社長(右)と宇都宮ブリッツェンの増田成幸キャプテン Photo: Kenta SAWANO

 宇都宮ブリッツェンを運営するサイクルスポーツマネージメントの柿沼章社長は「トップチームならではの視点、走り手のプロとしての自転車教室が評価されて大変励みになります。プロチームとして、街作り、健康促進などまだまだ私たちができることはたくさんあるので、他の地域の手本となるように取り組んでいきたいです」とコメント。増田成幸選手は「これまでの10年間の選手とスタッフの積み重ねがあり、5万人の方々に自転車教室を受けていただくことができました。これは通過点なので、これからもずっと続けていきたいです」と展望を述べた。

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国土交通省 宇都宮ブリッツェン 自転車活用推進法

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