スポーツの火、消さない兵庫・川西のヒルクライム大会、7カ月ぶりに実施 密避け「新しい開催方法」模索

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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北摂里山スプリントヒルクライムが7カ月ぶりに開催。個人タイムトライアル形式で行われた Photo: Ikki YONEYAMA

 自転車で上りの速さを競うヒルクライムレース大会「第6回北摂里山スプリントヒルクライム」が7月12日、兵庫県川西市の国崎クリーンセンターで開催された。新型コロナウイルスの影響で全国の大会・イベント中止が相次ぐ中、感染対策のため開催内容や運営方法を従来から変更して、7カ月ぶりの大会実施にこぎつけた。

 北摂里山スプリントヒルクライムは、丘の上のごみ焼却施設へつながる約800mの行き止まり道路を使って、少人数スタートのトーナメント方式で競われる大会。昨年12月まで4回の開催を重ねてきていた。しかし今年3月に予定していた第5回大会は、コロナ感染拡大のただ中で中止を余儀なくされていた。

 今回の開催においては、大会の形式をトーナメントでなく単独で2回走っての合計タイムを競う形式に変更。ブース出店は中止し、参加者の人数も通常の半分に減らした。当日の受付けはドライブスルー方式とし、結果発表はウェブ上で行い開会式や表彰式も実施しないなど、参加者が密にならないよう対策した。参加費は当日支払いで、キャンセルのハードルも下げた。

参加者受付はドライブスルー方式に。同時に検温も実施 Photo: Ikki YONEYAMA
平均勾配8%の坂に挑む。絶妙に短いのが逆にキツい Photo: Ikki YONEYAMA

 神戸市から初めて参加したという男性は、「毎年ヒルクライムは3大会に参加していたが、今年は全部なくなってしまった。ちょっとでも大会で走れるのはうれしい」と語り、練習の成果を試す久々の機会を喜んでいた。当日は33人の参加者が健脚を競った。

 大会を主催するバイシクルプロジェクト代表の栂尾大知さんは、「スポーツはとても大事なもので、その火を消してはいけない。やれる方法はあると思うので、仕組みを考えて、自分たちがそれを発信していきたい」と語る。大規模な大会の実施はまだ難しい現状が続いているが、地域の小さな大会で実績を積んでいきたいという。

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