Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「動画“輪”生相談 ヒルクライムのタイムを短縮するには?」など 6月27日~7月3日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。6月27日~7月3日からは「動画で答える“輪”生相談 ヒルクライムのタイムはどうすれば短縮できますか?」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

17歳男性「スタートラインで強豪校の雰囲気を醸し出す方法を教えてください」

2018年の全日本選手権ロード・男子ジュニアのスタートライン。強そうなのは誰? Photo: Ikki YONEYAMA

 こんにちは、17歳男子です。

 スタートラインに並んだ時に、強豪校ですよっていう雰囲気を醸し出すには、どうすればよいのでしょうか?

 私は、自転車競技部として高体連で走っているのですが、スタートラインに並んだ時に周りの速そうな人に圧倒され、最前列にいることを躊躇してしまいます。せっかくのレースなのでかっこよく写真に写りたいのでどうか教えてください。

 この1週間で、もっとも読まれたコンテンツでした。多くの読者さんが「自転車レースで最前列 に並ぶ」機会なんてめったにないはずなのに、ここまで共感を得たのはなんででしょうか。
 個人的には、17歳質問者さんのすごく真剣な悩みと、どこまでも真剣に答える栗村さんの姿勢なのではないかと感じました。レース経験のほとんどない私は、堂々としていることが一番強そうに思えると思っていましたが、回答は全く違いました。国内、そして海外でこれから開幕するロードレースを、スタートシーンから多くの人に楽しんでもらいたいと思います。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

栗村修が動画で答える“輪”生相談「ヒルクライムのタイムはどうすれば短縮できますか?」

ヒルクライムのタイム短縮について栗村さんが回答! ©サイクリストTV

 YouTubeチャンネル「サイクリストTV」に、人気連載「栗村修の“輪”生相談」の最新動画が公開されています。今回はヒルクライムのタイムの縮め方にまつわる読者からのお悩みについて、栗村さんらしい目線でお答えしています。

 サプリにも機材にも投資を行い、順調にタイムを伸ばしてきたそうですが、頭打ちとなって速くならない…というお悩みを持つ読者の方。そこで、栗村さんは過去の経験を振り返りつつ、自分との対話が重要だと語ります。

 栗村修さんが動画で答える“輪”生相談「ヒルクライムのタイムはどうすれば短縮できますか?」パワーウェイトレシオだけでは語り尽くせない何かがある。
 ヒルクライムの話です。2年前、伊豆大島のライドイベントで挑んんだ栗村修さんとの登坂勝負。半年ぶりに自転車に乗ったという栗村さんに惨敗してしまった私。栗村さんには何かあるはず。
 ヒルクライムに必要な真の能力とは何か、を輪生相談で振り返りました。パワーウェイトレシオ以外のところも重要だという、気づきが得られるはずです。ヒルクライマーの方は是非、ご視聴を。

編集部 後藤恭子のイチオシ

ズイフトで「バーチャル ツール・ド・フランス」が7月開催 ベルナル、フルームら出場

7月を彩るツール・ド・フランスが、バーチャルレースで開催 © ZWIFT

オンラインサイクリングのプラットフォーム「ZWIFT」(ズイフト)上で7月4日(土)より、史上初の「バーチャル ツール・ド・フランス」が開催されることになった。3週連続の週末、全6ステージで男子・女子のレースが行われ、昨年のツール・ド・フランス総合優勝であるエガン・ベルナル(コロンビア、チーム イネオス)らビッグネームも出場する。レースの模様はJ SPORTSが全ステージで生中継とオンデマンドでのLIVE配信を実施。同じコースを走れる市民レースも3週連続で開催する。

 この状況下でツールでもなんらかのバーチャルイベントが開催されるだろうと思っていたら、案の定、というか予想を上回るリッチなイベントを打ち出してきました。3週連続の週末、全6ステージで各チームが競う。1ステージ1時間程度で、毎ステージ参加する選手は変更可能。各部門トップのチームが次のステージでリーダージャージを着用する選手を選択できるって、エンターテインメント感満載の絶妙なルールだと思います。
 コロナ直下での手探りな試みだったバーチャル公式レース 「デジタル・スイス」は厳しいものがありましたが、この魅せ方なら視聴者だけでなく選手もゲーム感覚で楽しめるファンイベントになりそうですね。ツール仕様のコースも新設され、山岳コースには憧れのモン・ヴァントゥが追加されるそうなので、アマチュアレースで上りに行ってみようと思います。

編集部 松尾修作のイチオシ

與那嶺恵理が日本人で初めてプロサイクリスト協会の女性アンバサダーに就任

CPAのアンバサダーに就任した與那嶺恵理(アレ・BTC リュブリャナ) ©TEAM ALE’ BTC LJUBLJANA

 與那嶺恵理(アレ・BTC リュブリャナ)が6月30日、プロサイクリスト協会(CPA: Cyclistes Professionnels Associés)の女性アンバサダーの一人に就任した。日本人では初めての就任となり、今後は選手の地位向上のために活動を行っていく。

 CPAはUCI(国際自転車競技連合)ワールドチームやUCIプロチームに所属するプロ選手を中心に構成されている組合だ。選手の地位向上や、レース安全性における面など、選手からの意向を取りまとめ、UCIや各レース主催者に対して意見するなどの活動をしている。近年ではCPAウーマンも立ち上がり、女子選手も男子選手とアスリートとして同等の扱いとすべくアクションを起こしている。

 與那嶺恵理選手がCPAの女性アンバサダーに就任しました! CPAという協会に馴染みのない方も多いと思いますが、ざっくり説明するとプロ選手の労働組合みたいなものです。欧州の大会で“レース前に悪天候などの理由で距離の短縮を選手らが求めた”というニュースは度々報じられますが、CPAを通じて出されていることもあります。
 つまり、UCIや主催者に対して、選手たちの声を代表して伝える団体ということです。そこに與那嶺選手は女性アンバサダーの一人として選出されたわけで、もちろん日本人では初の役職。アスリートとして男女同一の待遇を求めていくなど、今後は期待と責任を負う大変な立場になりますが、世界に存在感を示す機会です。ロードレースファンとして応援していきたいですね!

編集部 石川海璃のイチオシ

アルミフレームは今後どのように進化していくのでしょうか?

2004年のジロ・デ・イタリアでダミアノ・クネゴが乗っていた「CAAD8」。カーボンバイクが台頭してきたなか、アルミバイクでグランツール総合優勝を果たした Photo : Yuzuru SUNADA

 私はアルミフレームが大好きです。安いしよく走るし頑丈だし。これからもアルミフレームを乗り継ごうと思っていますが、アルミフレームは今後どのように進化するのでしょうか?

 2000年くらいのロードバイクカタログを見てみると、アルミフレーム&アルミ/カーボンバックフレームがズラリと並んでいます。

 当時はアルミが最先端素材。アルミは軽いんですが、スチールより弱いので、強度と軽さを両立させるには大径化するしかない。大径化した結果、剛性が上がりすぎて快適性が低下してしまいます。

 自転車ライターの安井さんにアルミについて語ってもらいました。僕が自転車を始めた2009年頃もまだ、カーボンバック(シートステーがカーボン)+アルミフレームの車体が各社からラインナップされていましたね。自分の体感ではそこから数年ほどでどれもカタログ落ちとなりましたが…。
 今でこそ主力の素材ではないですが、エントリーグレードでお手頃なモデルだと、10万円以下で手に入れられるようになりました。
 素材としての進化はもうないでしょうけど、スポーツバイクを始めようとするエントリーユーザー層の最初の選択肢として、ロードバイクが視野に入るようになったのは歓迎すべき点ですね。

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