バイクインプレッション2020通勤も休日のレジャーも1台でOKなアドベンチャー フェルト「ブローム60」

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 フェルトのアドベンチャーロード「ブローム60」のインプレッションをお届けする。堅牢なアルミで設計された車体は、荷物を積載しての走行でも安定感抜群。通勤・通学、ロングツーリングやグラベルライドまでこなすマルチパーパスを試した。

フェルトのアドベンチャーロード「ブローム60」 Photo: Masami SATOU

長く、快適に走りたいサイクリストへ

 ブローム60は未舗装路での走行も視野に入れて開発されたアドベンチャーロード。フェルトにはオン/オフロードどちらも対応するVRシリーズや、グラベルレーサーの「ブリード」といった未舗装路を走れるラインナップが豊富だ。その中で、ブローム60はより速度域を落とし、快適に長い距離を楽しみたいサイクリスト向けに設計されたバイクといえる。

ブレーキはワイヤー引きのディスクタイプ Photo: Masami SATOU
700C×40Cのタイヤを装備。650Bにも対応 Photo: Masami SATOU
キャリアやバッグを積載してツーリング仕様にして楽しみたい1台 Photo: Masami SATOU

 VRシリーズと比較して500gほど重量増となったアルミフレームは、バッグやキャリアを積載し、車重が重くなった際の安定感を創出。前後のブレーキは機械式のディスクブレーキを装備し、チェーンステーも長めに設計したことで、ライド中の快適性も考慮された造りとなった。

 タイヤとホイールは700C×40Cが標準だが、650Bサイズにも対応。街乗りがメインであれば700Cで高速走行も快適に、オフロードを中心に走行する際はエアボリュームが稼げる650Bを選択、という使い分けも可能だ。

用途に縛られない自由なスタイルを

 今回試した車体はセージミストという落ち着きのあるアースカラーで、アドベンチャーロードというカテゴリーを色濃く反映している。ダボ穴もフォークやダウンチューブなど、多くの場所に設置され、拡張性の高さが魅力であり、バイクキャンプにもピッタリのバイクであろう。

堅牢なアルミフレームは安定感が抜群で、汎用性の高さを実感できる走り Photo: Masami SATOU

 一方で、“アドベンチャー”とカテゴライズされているが、決して道なき道を切り開かなければならないわけでもない。先述の通り、拡張性を生かしたマルチパーパスバイクなので、例えば“超快適通勤仕様”にカスタマイズもできるだろう。雨上がりでも服を汚さないためのフェンダーを取り付けたり、荷物を載せるキャリアを付けたり、用途に合わせた変身はお手の物である。

 ブローム60はシリーズの中でもコンポのグレードをとした弟分に当たるが、未舗装路でスピードを求めない限りはこのグレードでも十分なスペックである。平日の“足”に、休日にレジャーに、シティはSUVのように何でも1台で楽しみたいサイクリストにオススメしたい1台だ。

■フェルト「ブローム60」

税抜価格:118,000円(完成車)
カラー:ミッドナイトブルーフェード、セージミスト
サイズ:47、51、54、56cm

松尾修作

サイクリスト編集部員。10代からスイスのUCIコンチネンタルチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーにも参戦し、現在は社会人チーム「Roppongi Express」で趣味のレースを楽しむ。JBCFのカテゴリーはE1。数多くのバイクやパーツを試してきた経験を生かし、インプレッション記事を主に担当している。

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