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水分補給の必須アイテムロードバイクと一緒に揃えたい自転車グッズ ボトルケージの選び方と注意したいポイント

by 中山順司 / Junji NAKAYAMA
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 スポーツに水分は欠かせないもので、サイクリングもそのひとつ。ママチャリ(軽快車)で短距離しか走ったことがない方だとピンとこないかもしれませんが、夏はもちろん、冬も意外に汗をかくので喉が渇きます。水分を持たずにサイクリングに出かけるのは自殺行為といえるでしょう。

 ただ、どんな容器と方法で運ぶかですが、やはりサイクリングには専用のボトルとそれを収めるボトルケージがベスト。本記事では、ボトルケージの選び方について解説します。

ボトルケージの選び方と注意点を解説します Photo: Junji NAKAYAMA

ペットボトルをリュックに入れても問題はないけど…

 「わざわざ専用のボトルとケージなんて要る? ペットボトルをリュックに入れれば問題ないでしょ?」と思うかもしれません。たしかにそれでも目的は果たせますが、リュックやカバンに入れていると都度取り出すのが面倒くさい。一口飲むためにリュックを下ろす作業は正直やってられません。

 しかもペットボトルは蓋の開け閉めが地味にうっとうしい。信号待ちなどのスキマ時間でさっと飲めるほうが便利です。どうせ専用ボトルが欲しくなりますので購入しましょう。

ボトルケージの種類

 ボトルケージの種類はいくつもありますが、中央からまっすぐ抜き差しするタイプがもっともオーソドックス。横から抜けるタイプもあって、利き腕に応じて選べますが、たいていの人は右利きなので右手抜きのものが多いです。

 素材はアルミ、プラスチック、カーボンの3種類がポピュラー。すべてのタイプを使ってみた経験から言うと、プラスチックは経年劣化するので比較的壊れやすい傾向です。コスパの高さと軽さと丈夫さからアルミのボトルケージをオススメします。

ストレートに抜き差しするタイプのボトルケージ Photo: Junji NAKAYAMA

 軽量化を突き詰めたいならカーボンもアリですが、まあまあお高いので最初の選択肢からは外してOKです。あと、色で悩んだらフレームのカラーとのコーディネートで考えると選びやすいです。

 どのボトルケージを選んでも、サイクリング用のボトルは収まるように設計されていますのでご安心下さい。もし、ペットボトルをそのまま収納できるケージが欲しいのでしたら、そういうタイプも市場には存在します。

ボトルケージをどうやってバイクに取り付けるか

 どんなスポーツバイクにもボトルケージを固定するためのネジ穴が設けられています。取り付けはアーレンキー(六角レンチ)で行います。持っていればそれで、なければ買ったタイミングでショップで取り付けてもいいです。ネット通販で購入するならアーレンキーのセットは持っておいて損はありませんので、これを機に揃えておきましょう。たまにボルトが緩むので増し締めしたいですしね。

 サイクリング用のボトルケージは専用に作られているのでドリンクボトルの固定力が高めです。走行中に段差を乗り越えたり、路面からの振動を受けても安定します。ただ、ボトルケージを取り付ける角度によっては急ブレーキの際に飛んでいく可能性があります。

折り畳み式のミニベロは構造上、ボトルケージとボトルが水平になってしまう Photo: Junji NAKAYAMA

 ダイヤモンドフレームのクロスバイクやロードバイクならまず起こりえませんが、ミニベロはフレームの形状特性から「水平に近い状態になる」ことがあります。そういう自転車にお乗りの方は覚えておいてください。私は急ブレーキの際にボトルが吹き飛んでしまったのが数回ほどありました。

ボトルケージを選ぶ際のポイントと注意点

 どんな形状、サイズのボトルを使ってもかまいませんが、1点注意してほしいのが小さいフレームにお乗りの小柄な方。フレームが小さいとダウンチューブに入れるスペースが無くて、ストレートな抜き差しがかなり窮屈になります。そんなときに役立つのが左右横抜き(右抜きor左抜き)のボトルケージ。省スペースでも装着を可能にしてくれます。

 横抜きタイプでも抜き差しが難しいなら、ケージの取り付け位置を下げるアダプターをかませたり、小型のボトルを使うという手もあります。

 それでもダメなら、いっそサドルに付けてしまう方法もおすすめ。トライアスロンバイクではお馴染みの方法で、サドルのレールに固定します。空気抵抗を受けないというメリットはあるのですが、お尻の後ろに手を伸ばして抜き差しすることになるので、少々慣れが必要です。

サドルの後ろにボトルケージを取り付けられるようにするホルダーを使ってボトルケージを取り付ける Photo: Junji NAKAYAMA

 じつは私のミニベロはサドルの後ろにボトルケージを取り付けています。理由はフレームの隙間が小さすぎてボトルが入らないから。最初は不便だなと思いましたが、サドルに装着するのも「ちょっとかっこよくてアリではないか?」と今は気に入っています。

まとめ

① そこそこの距離を走るならボトルとボトルケージを使おう
② 季節を問わず喉はし、夏場は熱中症予防も兼ねてこまめな水分補給を
③ 初めてのボトルケージはアルミ製でOK
④ アーレンキーセットは買っておこう

中山順司(なかやまじゅんじ)

ロードバイクをこよなく愛するおっさんブロガー。ブログ「サイクルガジェット(http://www.cycle-gadget.com/)」を運営。徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。ローディの方はもちろん、これからロードバイクを始めようかとお考えの方が、「こんなコンテンツを読みたかった!」とヒザを打って喜ぶ記事をつくります。
twitter: @Cycle_Gadget(https://twitter.com/Cycle_Gadget

編集部オススメのボトルケージ

編集部 石川海璃のオススメ
カーボンファイバーとグラスファイバーをミックスしたボトルケージ。過去にUCIワールドツアーチームが使用していた実績のあるアイテムです。過酷なレースシーンでもボトルが落下しない保持力、何より豊富なカラーリングが魅力です。ちなみに僕はライトブルーを購入しました。

編集部 石川海璃のオススメ②
様々なサイズのボトルを使いたい。そんな欲張りな人にオススメなのがトピークの「モジュラーケージ2」です。ケージ下にあるボタンでサイズが変更可能で、容器のサイズに合わせてフィット感を調整できます。ペットボトルを入れるにしてもよっぽど小さいサイズでない限り、ガタガタと揺れません。

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