レース前中後の検査が必要にUCIがレース参加へ向けた指針をチームドクターへ通知 與那嶺恵理は負担増へ懸念を示す

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 UCI(国際自転車競技連合)の医師らが6月15日、新型コロナウイルスで中断するレース再開へ向け、指針をチームドクターへ発表した。UCIワールドチームに所属する選手やスタッフは、定期的なチェック項目やPCRテストをクリアしなければレース参加は不可能になる。與那嶺恵理はレース再開を喜びつつ、選手への負担増を懸念している。

各居住国で各自で検査を受ける必要がある指針に懸念を示した與那嶺恵理(アレ・BTC リュブリャナ) Phot: Kyosuke TAKEI

 各項目はワンデーレース、ステージレースごとに事細かく設定されている。例えばステージレースの場合、選手とスタッフは「38℃以上の熱があるか」「嗅覚は正常か」などのスコア化されたチェックリストを朝晩に確認。また、レースが始まる72時間前までにPCR検査を受ける必要があり、基準を満たさなければレースへの参加が認められない。また、血液検査の検査結果もUCIへ報告する必要があり、チームや選手個人の負担が増すという。

選手やスタッフがレース期間中にチェックする項目。このほか血液検査やPCR検査を経てレースへと参加が可能になる(UCIの資料から引用)

 これに対して與那嶺恵理(アレ・BTC リュブリャナ)はコメント発表。レース再開を喜びつつも、選手が居住国で各自で検査を行う必要のある指針に対して、現在以上に病院へ行く回数が増加することなどが負担になるとして懸念を示している。

與那嶺恵理のコメント

8月1日に開催予定のストラーデ・ビアンケを向けて調整を続ける與那嶺 Photo: Kyosuke TAKEI

 8月1日、シーズン初戦にイタリアで開催されるワールドツアー「ストラーデ・ビアンカ」まで5週間。 私のトレーニングには高強度のレースに即したメニューが入ってきました。

 私が住むオランダでは昨年とは大きく違う、そんなシーズンを迎えています。先日ワールドツアー選手に向け、UCIのドクターからコロナ対策のプロトコルの説明がZoomを用いたオンラインでありました。

 内容は選手にとっては大きな負担を強いるものです。簡単に説明をすると、選手は2週間毎のコロナウイルステストを居住国で受ける。そして滞りなくチームを通じてUCIへ連絡をすることとなります。

 血液検査の頻度も上がり、何より病院に行く回数が増えることが怖いです。レース前日、レース移動3日前、レース後もチェックを受けることになります。イタリアのレースでは、チーム内で陽性が出た場合そのチームごと隔離される話も出ております。大変な状況ですが、まずはプロレースが再開されることに感謝してトレーニングに励ます。コンディションはとても良いです!

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