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周囲に存在を知らせる必須アイテムロードバイク初心者が知っておきたいリアライトの選び方 編集部オススメも

by 中山順司 / Junji NAKAYAMA
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 自転車のライトを購入する場合、真っ先に思い浮かぶのは「フロントライト」でしょう。進行方向に向かって明かりを灯すことは当然ですからね。しかし、実は後ろを照らす「リアライト」(尾灯)というものも存在します。夜間走行でリアライトがあるとないとでは、安全性に大きな差が出ます。

 「そもそもどうしてリアライトが必要なのか?」という理由や「どんな種類、どれくらいの明るさのものを選べばいいのか?」という視点から、スポーツバイクでのリアライトの選び方を解説します。

夜間走行時に自転車の後ろを照らすリアライトの選び方を紹介 Photo: David_Sch / iStock / Getty Images Plus

ライトを点けていない自転車は道交法違反なのか?

 結論から言いますと、リアライト、もしくは反射器材(リフレクター)をつけていないと道路交通法違反になります。東京都の道路交通規則を例に挙げると、『軽車両の灯火 第9条令第18条第1項第5号』の規定により、軽車両は赤色で、夜間、後方100メートルの距離から点灯を確認することのできる光度を有する尾灯が必要です。

 反射器材を備えていない自転車を運転してはいけませんが、尾灯をつけている場合は、この限りではありません。つまり、反射器材(リフレクター)があればとりあえずOKです。

シートポストに取り付けるタイプが主流です Photo: Junji NAKAYAMA

 ママチャリなら本体とセットで赤色の反射器材(リフレクター)が付いてくるものです。ただ、スポーツバイクはそうでないケースがほとんど。しかも、ロードバイクやクロスバイクにわざわざ反射器材(リフレクター)を取り付ける人はあまりいないでしょう。ですので、リアライトはフロントライトとセットで購入しておくのと面倒が省けます。

 さらに、厳密にはライトは「点滅」ではダメで「点灯」させていなければなりません。リアライトを点滅モードで使うには、リフレクタ―の併用が必須です。「点滅させてドライバーから視認されやすくしたい」のであれば、リフレクターも装着しておきましょう。

 点滅ではなく点灯がルール、であることをお忘れなく。規則や施行細則は都道府県によって異なるので、お住まいの地域のルールを確認しておいてください。

リアライトが必要な理由

 細かな法規の話から始まりましたが、今度は理由や意義のお話。説明するまでもないですが、ドライバーやライダーに「自分の存在を知らしめるため」です。車やオートバイならヘッドライトのONと同時にテールライトも点きます。

 しかし、自転車にはそれがありません。公道ではただでさえマイノリティで目立ちにくい存在の自転車は、なおさら「発見されやすい」ようにしておく必要があるのです。

 「夜間は走らないからリアライトは不要!」と考える人もいるかも知れませんが、ライトが必要になるのは夜だけではありません。トンネルの中や霧がかった日、雨天時など、見通しの悪い状況は昼間でも訪れますし、事故のリスクも高まります。

 筆者は数カ月前に埼玉県から神奈川県へ引っ越してきました。横浜~鎌倉湘南エリア~三浦半島を走ってまず感じたのが、トンネルに出くわす回数の多さでした。武蔵野平野にある埼玉県は非常にフラットでまずトンネルに遭遇することはなかったのが、今では「いつトンネルが現れても大丈夫なように」とデイタイムライトを点けるようになったほどです。

ヘルメットと自転車にライトを取り付けています Photo: Junji NAKAYAMA
リアライトはknogの「ブレンダーミニ」 Photo: Junji NAKAYAMA

 リアライトはバイク本体とヘルメット用に2個用意して、ヘルメットのほうを常時点灯させておくようになりました。リアライト無しでトンネルを走るなんて、怖くて絶対にできません。自己防衛のために最低でも1個はリアライトを装備してください。

どんなライトを選べばいいのか?

 じつは、そんなに悩む必要はありません。ネットショップでも自転車屋さんでも「リアライト」と謳っている商品であればまず間違いないでしょう。USB充電式か乾電池(or ボタン電池)という違いはありますが、このへんはお好みで。参考までに、筆者はヘルメットのリアライトはボタン電池式で、バイクに付けているほうはUSB充電式にしています。

筆者はUSBポートでさっと充電できるタイプが好み Photo: Junji NAKAYAMA

 唯一気をつけてほしいのが明かりで、リアライトは「赤色」と決まっています。「フロントライト(白色)が余っているからそれを後ろ向きにつければいいか」とはけっして考えないこと! 道交法違反だけでなく、ドライバーや他の自転車に「自分に向かってくる!?」と誤解させてしまい、非常に危険です。「フロントライトは白、リアライトは赤」と肝に銘じてください。

まとめ

① 反射器材(リフレクター)があればとりあえずはOK

② スポーツバイクは反射器材(リフレクター)が付かないことが多いので、リアライトは必須

③ 走る時間帯に関係なくリアライトは必要になる

④ リアライトは赤色が絶対条件

中山順司(なかやまじゅんじ)

ロードバイクをこよなく愛するおっさんブロガー。ブログ「サイクルガジェット(http://www.cycle-gadget.com/)」を運営。徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。ローディの方はもちろん、これからロードバイクを始めようかとお考えの方が、「こんなコンテンツを読みたかった!」とヒザを打って喜ぶ記事をつくります。勤務先はファベルカンパニー。
twitter: @Cycle_Gadget(https://twitter.com/Cycle_Gadget

編集部 オススメのリアライト

編集部 大澤 オススメのリアライト
USB充電式の定番商品。小型・軽量かつ点灯状態で3時間もちます。夜間の長時間走行がないならば問題なく使えるかと思います。電池残量がなくなると、点灯から点滅に切り替わります。ちなみに、付属のアタッチメントは「ø21.5〜32.0mm」と丸形パイプを想定していることはお忘れなく。

編集部 大澤の注目リアライト
こちらもキャットアイさんのものですが、トンネルや夜間に暗い場所で、センサーが感知してリアライトを自動発光するこちらの製品はとてもよさそう。トンネルの多い場所では、いちいちスイッチを入れるのはやはり手間。住む場所によっては、こちらのようなアイテムをオススメしたいですね。

編集部 後藤 注目のリアライト
同ランプの特徴は「キネティックモード」。減速を感知すると、クルマのブレーキランプのように自動的にハイモード(50lm)で約2.5秒間発光し、後方に減速をアピールします。暗い夜道はもちろん、たくさんのテールランプがあるような市街地を走行する場合でも、一定の点灯モードから異なる点灯に切り替わることで後続車両の注意を喚起し、接触のリスクを回避することができます。

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