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使ってよかった自転車アイテムヒルクライマー篠さんが選ぶ「私のマスト&ベストパーツ」

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 「自分だけの一台が欲しい」という思いから、ついハマってしまうロードバイクの“カスタム沼”。ロードバイクを愛する方なら、誰しもが通る道ではないでしょうか。ヒルクライムにゾッコンの私は、パーツ選びでは重量のこだわりはもちろん、使い心地、デザインなどを総合的に考慮して、本当に気に入ったものを選び抜いてきました。この記事ではそんな私が使ってよかった、そして使い続けているパーツを紹介したいと思います。

ヒルクライマー篠さんが選ぶマストパーツをご紹介 Photo: Shino

マストサドル「S-WORKS Romin EVO」

 まず体と直に触れてパフォーマンスに大きく影響する大事なパーツ、サドル。サドル選びで散々悩んだ末に行き着いたものが「S-WORKS Romin EVO」でした。

さんざん悩んだ末に辿りついたマイベストサドル「S-WORKS Romin EVO」 Photo: Shino

 スペシャライズドさんのサドルは過去に「POWER」「MIMIC」「ROMIN EVO EXPERT」「ROMIN MIMIC」と使ってきましたが、自分の中ではレース機材として考えるなら「S-WORKS Romin EVO」一択でした。

 134gとかなり軽量でありながら、座り心地が良いというのが一番の理由です。サドルの後端が反り返っており、中心で一度窪んでまた先端が上がっている形状が特徴的です。フラットなサドルと使い比べてみて、骨盤前傾で前下がりセッティングをする人に向いているサドルだという感想でした。

サドルの後端が反り返り、中心で一度窪んでまた先端が上がっている形状が特徴的 Photo: Shino

 またサドルの先端が上がっているので、急勾配で前方寄りに座っても膝の角度が詰まらないので、勾配変化の多いヒルクライムで心置きなくサドルの上で前後移動できます。

 お尻を受け止める後端の扇型からサドルの先端に向かう収束が早いので、後ろ乗りした時もサドルの縁に坐骨が当たることなく大きく股関節を動かせます。ポジションの自由度が高く疲れにくいので、アップダウン多めのコースからヒルクライム、長時間サドルの上にいるロングライドまでカバーできるサドルだと感じました。

しっかりとお尻を受け止める扇型 Photo: Shino
サドルの先端に向かって急速に収束しているため、後ろ乗りした時もサドルの縁に坐骨が当たらない Photo: Shino

 女性向けモデルの「ROMIN MIMIC」はさらに座り心地重視のモデルですが、重量は240gほどと重め。今はツーリング機材はMIMICでレース機材はS-WORKS Romin EVOと使い分けています。

マストペダル シマノ「PD-R9100」

 ロードバイクを始めて、最初に使ったビンディングペダルがシマノでした。その後、他社のペダルも色々試しましたが一周回ってシマノ「PD-R9100」に落ち着きました。ボディがワイドで踏み面が広いため、とても安定感があります。

安定感が決め手のシマノ「PD-R9100」 Photo: Shino

 クランクにねじ込むネジの位置が踏み面と近いので、ペダルにビンディングシューズのクリートをはめた時の一体感といい、回転の軽さといい、踏み込んだ際に軸に力がダイレクトに伝わるのがはっきりと分かります。

ペダルにビンディングシューズのクリートをはめた時の一体感を生むワイドなボディ Photo: Shino

実測値は233gでした Photo: Shino

 何より重量234gのトップグレードペダルが価格2万円台前半というコストパフォーマンスの良さ。消耗品のクリートがお手頃な値段で、しかもほとんどのスポーツサイクルで手に入るという強みもあるので、山岳遠征ライド好きの自分にとって、出先で何かトラブルがあったときも安心です。

マストハンドル OnebyESU「ジェイカーボンネクスト」

 今愛用しているハンドルはOnebyESU(ワンバイエス)の「ジェイカーボンネクスト」です。このハンドルを選んだ理由は女性ならではの悩みでもありますが、第一は肩幅の狭さです。

ワンバイエスの「ジェイカーボンネクスト」 Photo: Shino

 360mm幅カーボンハンドルを出しているメーカーは数えるほどしかありません。その中でもパールホワイトカラーを出しているワンバイエスに惹かれたのがきっかけでした。

 重量228gと、そこまで軽量モデルではありませんが、操作性推しです。リーチが71mmと短めで、手が小さい人や女性でもドロップハンドルを握った際にブレーキレバーに指が届きやすいようになっています。そしてリーチが短い割にはドロップ部分が奥行きのある形状で握った際の自由度が高いです。

ドロップ部分が奥行きのある形状 Photo: Shino
手が小さい人や女性でもドロップハンドルを握った際にブレーキレバーに指が届きやすい Photo: Shino

 ハンドルトップは薄いエアロ形状、ブラケット付近はフラット、フラットバーをよく使うヒルクライムや、ハンドルに軽く手を乗せてサイクリングする際も使いやすいハンドルというのが素直な感想でした。

前から見た状態 Photo: Shino

マストシートポスト OnebyESU「カーボン マガタマ」

 所持しているバイク全てに付けているほど私にとってマストなシートポスト、ワンバイエスの「カーボン マガタマ」。カーボンハンドルをカタログで探していた際に、その独特な形状に目が止まったのが購入のきっかけでした。

マイバイク全てに装着しているワンバイエスのシートポスト「カーボン マガタマ」 Photo: Shino

 名前通りカーボン製のシートポストでヤグラ部分が「マガタマ」を連想させる穴開きデザインになっています。ヤグラ部分の丸いフォルムから扁平のエアロ形状に変形していく曲線美が堪りません。

 エアロ部分は真正面と真後ろから見るとかなり薄く、9mmほどしかありません。「これ本当に強度大丈夫?折れません?」という質問をよく受けますが、軽そうに見えて重量はしっかり209gあります。

エアロ部分は9mmほどしかなく、縦方向から見るとかなり薄い形状 Photo: Shino

 2016年から年間15000km前後、4年間使い続けてトラブルなしなので安心して使っています。オフセット25mmで、振動を緩和させる設計も乗り心地の良さに繋がって、とても気に入っています。

篠篠(しの)

ヒルクライムの魅力をSNSで発信し続けるインスタグラマー。主にアマチュアヒルクライムレースで活躍し、イベントのゲスト参加や自転車雑誌の露出も多数。伊豆市2020東京オリンピックPRモデルも務める。ASSOS、lapierre、Gacironのアンバサダー。人気ブログ『山は性癖です。』更新中。      

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