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使ってよかった自転車アイテムサイコンで迷ったらレザインの「MEGA XL GPS」はいかが? 一年使ってオススメする4つの理由

by 大関賢土 / Kento OZEKI
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 皆さんは、ロードバイクに乗るときにサイクルコンピューター(通称:サイコン)を利用しているでしょうか。ロードバイクに乗り始めたばかりの人やポタリング(気ままなのんびりサイクリング)メインの人は、使用していない人もいるかもしれませんが、それでもロードバイクに乗り始めれば一度くらいは聞いたことのあるワードでしょう。

 すでに利用している方も多いと思いますので、サイコンとは何かについて詳しくは触れませんが、簡単に言えば速度を始め、走行距離や時間、カロリー消費量といったロードバイクでの運動の目安を計測してくれる便利な機械です。

 そんなサイクルコンピューターも近年では高機能化が進み、GPSでの位置情報の取得によるナビ機能や他のセンサーとの連携による心拍数や出力の表示といった多岐に渡る情報の表示が可能になっています。

 しかし高機能なサイコンは、その分お値段の張る製品が多いのも事実。サイコンの代表的な製品と言えば、「ピロリ♪」のデジタル音でお馴染みのGARMIN(ガーミン)製品ですが、大きな画面や長時間稼働のモデル(Edge 530)となると4万円近い価格となり、なかなか手が出しづらいものです。

 そこで私がオススメしたいのが、安価で高性能なLEZYNE(レザイン)の「MEGA XL GPS」というサイコンです。

レザインの「MEGA XL GPS」。8分割の画面にしても、それぞれの項目はひとさし指程の大きさで表示され見やすい Photo: Kento OZEKI

 レザインはアメリカ発の自転車用品ブランドで、空気入れや工具では名前を見たことのある人も多いのではないでしょうか。ただ、サイコンとなるとその存在を知らない人も多いかもしれません。そのレザインが発売している中で最上位機種の大画面&ロングバッテリーモデルとなるのが、MEGA XL GPSです。実際に1年以上使用して、他のサイコンと比較して優れている点やオススメのポイントを紹介していきます。

オススメポイント1:画面が大きく価格が安い!

表示は取り付け方向に合わせて、横向きにすることも可能 Photo: Kento OZEKI

 この製品はとにかくコストパフォーマンスに優れています。他のブランドで同じような機能を持ったサイコンの場合は、最低でも3万円以上はするのに、MEGA XL GPSは2万4000円(税抜)で買えてしまいます。

 なぜ機能は他製品と同等なのに安いのかと言うと、一番はモノクロスクリーンであることが理由でしょう。レザインのサイコンは1モデルを除いては、すべての製品がモノクロディスプレイとなっています。私もMEGA XL GPSを使用するまでは、ガーミンのサイコン(カラーディスプレイ)を使用していたので「モノクロディスプレイに格下げかぁ」と思っていたのですが、使ってみるとモノクロディスプレイでまったく問題ありませんでした。

 むしろロードバイクに乗っている最中はサイコンを見る回数はそこまで多くない分、振動している車体に装着されたサイコンを見る上では、カラーよりも文字サイズの方が重要だと気づかされました。

 MEGA XL GPSは、この価格帯では大型の2.7インチディスプレイ(オートバックライト付)なので、文字サイズは大きいままに表示項目も増やせるのも嬉しいポイントです。

オススメポイント2:駆動時間が長い!

 サイコンを替えて最も良かった点が、駆動時間の長さです。公式ページでも48時間の連続駆動を謳っており、そのロングライフは伊達ではありません。サイコン単体での48時間駆動は、他メーカーの製品と比較しても突出しており、この製品の一番の強味と言えるでしょう。

6時間走ってもバッテリーの消耗は20%以下。ちなみに左は連動したスマホの電池残量 Photo: Kento OZEKI


 以前、私は、一回のライドで朝から夕方まで200km以上走るようなロングライド時にはサイコンのバッテリーの消耗を気にしていましたが、MEGA XL GPSにしてからは、そんなロングライドでも3回位なら一度もバッテリーを気にすることなく使用できてしまいます。

 人よりもズボラな性格なので、ついサイコンの充電を忘れて次の日のライドの記録が取れないということが時々ありましたが、MEGA XL GPSに替えてからは週末に充電するだけで良くなり、ライド中のバッテリーの心配やデータ取り忘れてしまうという不幸がなくなったのはとてもありがたく感じています。私と同じようなズボラなユーザーや、ブルべのような長時間ライドをするようなサイクリストには、これだけでもかなりオススメできるポイントです。

オススメポイント3:ナビデータが常に最新!

 MEGA XL GPSは安価ながらナビ機能が搭載されており、このナビ機能の地図が常に最新のデータを利用できるのです。

目的地まではルート上に矢印が表示される。モノクロ画面だがナビ画面は見やすい Photo: Kento OZEKI

 ナビ機能を搭載した他のサイコンでは専用の地図データを使用するものもありますが、レザインではインターネット上から地図データをダウンロードする形式となっています。

 そのため、自分がサイクリングを予定している地域の地図を選択して、都度データをインプットするため、その時の最新のデータを利用できるというわけです(もちろん一度入れたデータはそのままメモリに残すこともできる)。

 もちろんこのデータは、日本に限らず世界中の地図を利用できるので、海外にサイクリングに行くことになっても安心ですね。また、サイクリングルートを事前に設定しておけば、道を間違えたときのリルートはもちろん、スタート地点まで自動でルート設定してくれるなど至れり尽くせりの機能となっています。

おすすめポイント4:アプリが使いやすい!

走行後のデータは自動で同期され、数字やグラフでデータを確認することができる Photo: Kento OZEKI

 これは個人的には意外ですが、スマホのアプリが使いやすいことです。ナビ機能を利用する際はもちろんのこと、走行後のデータ転送等でも不自由なく利用することができます。

 私は現在ガーミンほか、ログ管理アプリ「STRAVA」(ストラバ)も併用していますが、これらのアプリと比較しても特段遜色はなく、ストラバとの連携などもまったく問題ありません。スマホとBluetoothで接続すれば、着信やメッセージも確認できます。またアプリと関連した項目として、GPS本体のファームウェアアップデートが頻繁に行われる点も、ユーザーとしてはありがたいですね。

 導入したばかりの頃は、ナビ機能や表示項目の言語が怪しい所があったのですが、現在では特段の不具合を感じることなく利用できるようになっています。どうしても価格が安いとアフターケアが不安になりますが、レザインはしっかりとサポートしてくれているようです。

逆にできないことってないの?

 ここまで褒めちぎると、逆に不安になる人がいるかもしれないので、他の製品と比較してできないことを書いておきます。

・トレーニング機能はない

 ガーミン等に搭載されているトレーニング機能は、レザインには搭載されていません。とはいえ、この機能を使うユーザーはかなりのガチ勢と思われます。一般的なサイクリストであれば、そこまで重要視する機能ではないかもしれません(私もガーミンを使用しているときにこの機能を使ったことはありませんでした笑)。

・ペダリング解析表示機能はない

 パイオニアやガーミンのパワーメーターに搭載されている、ペダリングの解析表示機能はありません。最近ではパワーメータの普及によって、このような機能を使用するユーザーも増えてきているので、そういったユーザーには物足りないように思えるかもしれません。ただし、パワーについては表示可能(瞬間、3秒、10秒)なので、パワー管理は問題なく行うことができます。

・表示できる機能一覧

 上記に記載した一部の機能を除き一通りの表示できますが、気になる人は公式サイト最下部に、表示可能な情報一覧があるので、ご確認頂ければと思います。

コスパ最強のサイコン

 ガーミンなど較べて知名度は低いかもしれませんが、一部の機能を除けばほとんどの情報が表示ができ、大画面で長時間の使用が可能で、しかも値段も控えめでいいことづくめなのがレザインのMEGA XL GPSです。

 褒め過ぎと思うかもしれませんが、個人的にはトレーニングやライドで今以上の機能を求めていないこともあり、現時点ではコスパ最強のサイコンだと思っています。もしサイコンの買い替えやステップアップを考えていれば、一度選択肢に入れて考えてもらいたい製品です。

大関賢土(おおぜき・けんと)

平成元年生まれのロングライド系チャリダー。速くはないが、ヒルクライムが好きで、2017年より日本中の峠を登り総評するブログ「え、登らないんですか?」を運営中。ブログ運営の他、自治体向け観光PRのドローン撮影やロードレース、トライアスロンイベントでの運営サポート、撮影業務も行う。各種SNSにて情報発信していますので、お気軽にフォロー下さい。

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