Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「自転車の整備はショップに任せるべきか自分でやるか」など 5月16~22日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。5月16~22日からは「自転車の整備はショップに任せるべき? 自分でやるのもあり?」など4本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

「自転車通勤を促進するにはどうすれば良い?」 サイクリストの皆さんのコメントを募集します

世界各国では自転車通勤の有用性が注目され、いくつかの国ではサイクルレーンの整備も始まっています Photo:gettyimages/ David Palmer

 Cyclist読者の皆さんに、それぞれのサイクルライフを語ってもらうコーナー『食い込み!サドルトーク』。自転車通勤の有用性が世界的に見直されていますが、日本では普及しにくい状況があります。道路事情や職場環境等様々な要因が考えられますが、国内で自転車通勤を促進するには環境としてどうあるべきでしょうか?

 他のサイクリストが参考になるようなコメントを文末の「コメント機能」を使ってお寄せください。

 沢山のコメントをいただき、ありがとうございました。自転車が走りやすい道路、マナーはもちろんなのですが、駐輪場が必要という意見に深く頷きました。
 実はサイクリング記事を編集していていつも考えるのは「街中でどこに自転車を止めれば良いか」。通勤だけでなく、余暇に、健康のためにちょっとした用事でも気軽に自転車を使えるようにするには、自転車専用のレーンだけでなく、駐輪場整備、そしてその費用の全額援助だと考えています。

編集部 松尾修作・石川海璃のイチオシ

自転車の整備はショップに任せるべき? 自分でやるのもあり?

自転車の整備はショップに任せるべき? Photo:gettyimages/ filadendron

 Q:私は自分の自転車を自分でいじるのが大好きです。洗車やメンテナンスはもちろん、パーツの交換なども自分でやります。しかし、「整備はショップに任せるべき」という声もあります。安井さんはどう思われますか?

 A:これ、実はなかなか難しいテーマなんです。自分でいじれることがスポーツバイクの楽しみの一端でもあるし、いじることで自転車に対する理解が深まることは確かです。工賃が節約できるなんてメリットもあるかもしれません。でも、「やりたいならやればいいじゃん」とは言えないんです。

 スポーツサイクルに乗り始めてしばらくすると必ず直面する問題を安井さんが解説してくれました。ロードバイクやMTBって手持ちの工具でいじれてしまうんですよね。極端な話、100円ショップで売っている工具でもセッティングできたり、パーツの交換ができたり。当時学生だった自分を思い出してみても、ここに楽しみを感じてハマった節もあったと思います。
 しかし、安井さんが提唱する「自分は下手くそだと自覚し、臆病になること」、「プロメカニックへのリスペクトを忘れないこと」は歴が長くなるにつれて実感します。
 実際の経験を経ての言葉であり、体感しづらいものではあるかと思いますが、ぜひビギナーほど読んでいただきたいことが満載な記事だと思いました。

 

 安井さんの「アマチュアメカニックの心得」に共感しました。自分でいじるところとショップにお願いするところの線引きは非常に重要です。自分で乗って、走って、いじって、色んな楽しみ方ができる乗り物なのだから、それを全部堪能しないと勿体ない。
 新しいパーツって早く付けたいじゃないですか。ステムとかハンドルとか自分でもできる作業ならなおさら。臆せずチャレンジしましょう。パーツを付けてみて失敗したと思ったらショップに持って行って正直に言えばいいんです。
 一方で世の中にはプロショップの看板を掲ているものの、整備の腕に疑問が残るところがちらほらと見受けられます。最近だと色々な車種でディクスブレーキが浸透していますが、油圧式の調整ができない…みたいな。
 一言で整備といってもその作業は多岐に渡りますし、店員の経験がものをいうので、スキルにばらつきがあるのはどうしようもない問題です。それを考えると、自転車整備の全てを一つのショップで賄うのは難しいのかも知れません。整備をお願いするとしても、ホイールの調整はここ、パーツの組付けはここみたいにショップの使い分けも重要なのかななんて思いました。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

ローラー台で飽きない環境を模索、編集部大澤昌弘のズイフト生活

Cyclist編集部・大澤昌弘のローラー部屋をご紹介 Photo: Masahiro OSAWA

 様々なインドアサイクリングの環境を紹介する新コーナー『あなたのローラー部屋見せてください』。第5回はCyclist編集部の大澤昌弘のローラー部屋を紹介します。オンラインサイクリングを始めてから、かれこれ3年前。長らくZWIFT(ズイフト)をやっていると、少しでも快適な環境を整えようとします。飽きずに楽しく続ける方法を模索しちゃうんですね。

 今回はローラー環境を紹介するとともに、経験から編み出した飽きないローラー練習の方法をズババっとお伝えします。最後に記したケイデンスと音楽の関係については是非とも一読いただきたい箇所です。

 もう一度、お伝えしたい。気持ちよくローラーをやるには、脚に適度な負荷がかかった状態での「曲のテンポ(BPM)=ケイデンス(RPM)」という関係があるってことをです。
 自転車に乗っていて楽しいという気持ちは実はテンポが関係しているんじゃないか、なんていう仮説も導けるかもしれません。全サイクリストに、一度は試してみてほしいです。

編集部 後藤恭子のイチオシ

サイクリスト大友克洋&寺田克也の自転車愛と画力が炸裂『ビバ・イル・チクリッシモ!』

2008年に発刊された大友克洋氏・寺田克也による共著『ビバ・イル・チクリッシモ』(マガジンハウス刊) Photo: Kyoko GOTO

 サイクリストへのおすすめ図書を紹介する不定期連載、『Cyclist』編集部の後藤恭子がオススメする1冊は、名作アニメ『AKIRA』(アキラ)等の作者でおなじみの漫画家、大友克洋氏と「バーチャファイター2」のキャラクターデザイン等で知られる同じく漫画家でイラストレーターの寺田克也氏による画集+エッセイ集『ビバ・イルチクリッシモ』(マガジンハウス刊)です。

 約7年間に渡って書き溜めた自転車コラムと、ジロ・デ・イタリアを追いかけて描き下ろした観戦画集とを合わせた2冊組で、2大巨匠の画力がほとばしる、私にとって「家宝」ともいうべき一冊です。

 いつかこの本について紹介したいと思い、念願が叶いました。愛情ゆえの熱量がうっとうしいかもしれませんが、『アキラ』を読みながら電柱に頭をぶつけたのは実話です(笑)。
 故忌野清志郎氏もそうでしたが、売れっ子で多忙で、自転車なんて乗る暇ないであろう人が、わざわざ時間を作って、汗臭く、つらいロングライドに興じる。そんな人を引き付ける魅力(魔力?)が自転車にはあるんでしょうね。我々が惹きつけられるのも無理ないです。
 もし作者・ファンとの関係ではなく、新旧(?)サイクリストとして大友氏と自転車の話ができたらどんな話ができるのか。願わくば、この記事が氏に届いて取材に漕ぎつけたら、なんて野望も抱いています。

 

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