ツール・ド・ランカウイ2013 第3ステージ中国のワン・メイエンが独走で大金星 2位はNIPPO・デローザのアレドンド・モレノ

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第3ステージのコースプロフィール第3ステージのコースプロフィール

 マレーシアを舞台に開かれている「ツール・ド・ランカウイ」は23日、スンガイシィプット〜キャメロンハイランドまで140.7kmで第3ステージが争われ、逃げグループから独走に持ち込んだ中国のワン・メイエン(ハンシャンサイクリングチーム)が後続の欧州勢に2分以上の差をつけて勝利を飾った。メイエンは総合、山岳、ポイント、アジアジャージのすべてを獲得する大金星。2位はチームNIPPO・デローザのジュリアン・アレドンド・モレノが食い込んだ。

 

【映像提供:シクロチャンネル】 
 

 第3ステージは、超級山岳“キャメロンハイランド”の山頂をゴールとし、標高差1500mを駆け上るコースレイアウト。2011年大会で綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)がステージ優勝を果たし、リーダージャージに袖を通したことは記憶に新しい。

ヒンドゥー教の寺院前を通過。左は佐野淳哉(ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア)ヒンドゥー教の寺院前を通過。左は佐野淳哉(ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア)

 総合争いに大きく影響するとあって、各チームとも気合いの入った面持ちでスタートしていった。しかしスタートから約18km、まだ山岳コースに入る前の平坦な場所で、連日元気なアジア選手5人のアタックが決まった。

 一方メイングループはこれを容認。集団をコントロールするのは2011年大会で総合優勝を果たしたクライマーのヨナタン・モンサルベ(ベネズエラ)を擁するヴィーニファンティーニ・セッレイタリア。佐野淳哉も積極的に先頭を引っ張る姿が見られた。

新城幸也(前から3番目、チームヨーロッパカー)もメーン集団での追走に加わる新城幸也(前から3番目、チームヨーロッパカー)もメーン集団での追走に加わる
一昨年このキャメロンハイランドのステージで優勝した綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)だが、この日は落車のアクシデント一昨年このキャメロンハイランドのステージで優勝した綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)だが、この日は落車のアクシデント
懸命に逃げるワン・メイエン懸命に逃げるワン・メイエン

 しかしタイム差はどんどん広がっていき、最大13分以上に。さすがに焦りはじめた各チームは、協調して先頭を追うが、なかなかタイム差は縮まらない。

 新城幸也が所属し、総合優勝候補の筆頭であるピエール・ローランを擁するチーム ヨーロッパカーも必死に前を追うが、万事休す。先頭との差はとうとう縮まらず、今季設立されたハンシャンサイクリングチームのワン・メイエンが最終的に独走となり、勝利を飾った。日本人最高位は新城の36位だった。

2位に2分27秒の大差を付けてゴールしたワン・メイエン(ハンシャンサイクリングチーム)2位に2分27秒の大差を付けてゴールしたワン・メイエン(ハンシャンサイクリングチーム)
ワンは個人総合だけでなく、山岳賞、ポイント賞、アジアンライダー賞の個人総合4賞を独占ワンは個人総合だけでなく、山岳賞、ポイント賞、アジアンライダー賞の個人総合4賞を独占

 キャメロンハイランドに波またしても吹いたアジアの風。ワン・メイエンは個人総合でも1人飛び抜けた形となり、今後のステージではメイエンを中心とした駆け引きが展開されそうだ。

第3ステージ結果
1 ワン・メイエン (中国、ハンシャンサイクリングチーム)  3時間50分01秒
2 ジュリアン・アレドンド・モレノ (コロンビア、チームNIPPO・デローザ) +2分27秒
3 ネイサン・ハース (オーストラリア、ガーミン・シャープ) +3分11秒
4 ウェズリー・サルツバーガー (オーストラリア、オリカ グリーンエッジ)
5 ピーター・ウェーニング (オランダ、オリカ グリーンエッジ) +3分13秒
6 ヨナタン・モンサルベ (ベネズエラ、ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア)
7 ピーター・セリー (ベルギー、オメガファルマ・クイックステップ)
8 フォルッナート・バリアーニ (イタリア、チームNIPPO・デローザ)
36 新城幸也 (チーム ヨーロッパカー) +6分20秒  ※日本人最高位

個人総合成績
1 ワン・メイエン (中国、ハンシャンサイクリングチーム)  10時間44分44秒
2 ジュリアン・アレドンド・モレノ (コロンビア、チームNIPPO・デローザ) +2分43秒
3 ネイサン・ハース (オーストラリア、ガーミン・シャープ) +3分29秒
4 ウェズリー・サルツバーガー (オーストラリア、オリカ グリーンエッジ) +3分33秒
5 チャド・ベイヤー (アメリカ、チャンピオンシステム プロサイクリング) +3分35秒
6 ヨナタン・モンサルベ (ベネズエラ、ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア)
7 デニス・ファンニーケルク (南アフリカ、MTNキュベカ)
8 ピーター・ウェーニング (オランダ、オリカ グリーンエッジ)
36 新城幸也 (チーム ヨーロッパカー) +6分42秒  ※日本人最高位

 
(取材・シクロチャンネル 写真・砂田弓弦)
 

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