週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「大画面プロジェクターでリアルな一人称ライド」など 5月9~15日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。5月9~15日からは「大画面プロジェクターでリアルな一人称ライドを 自転車特化型の環境を整備した吉武将也さん」など4本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

フランス在住の別府史之も屋外トレーニングを再開 NIPPOが日本人選手の近況を公開

フランス在住の別府史之も、外出制限が緩和されて屋外トレーニングを再開した © NIPPO DELKO One Provence

 UCIプロチームのNIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスが、所属する日本人4選手と大門宏監督からの、近況報告とメッセージを公開した。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界的にロードレースシーズンが中断しているが、厳しいロックダウンを行っていたフランスも5月に入り外出制限が緩和されるなど、徐々にシーズン再開に向けて動き出している。

 コロナの被害が特に多かったフランスに拠点を置くチームの4人のコメント。特に印象に残ったのが最年少23歳の石上選手でした。 さぞ練習ができなくてストレスが溜まっているかと思いますが、出てくる言葉は「いつもと変わらないモチベーションで」練習後に本を読んでいるとのこと。
 そして最後まで、周りを気遣う言葉が続く石上選手の謙虚さ、泰然自若さは5年前の高校時代に話した時と全く変わらず、レース再開後、爆発的に活躍してくれる予感がしています。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

大画面プロジェクターでリアルな一人称ライドを 自転車特化型の環境を整備した吉武将也さん

最大100インチ相当の大画面プロジェクターでズイフトを楽しむ吉武将也さん(提供写真)

 自転車の環境づくりは凝れば凝るほど深みにハマるもの!? 今回、ローラー部屋を見せてくれたのはスポーツバイク歴7年の吉武将也さん。ロードバイクマンションのルブリカントの一室にズイフトを投影できるプロジェクターを設けた、まさに自転車天国とも呼べる部屋を紹介します。

 吉武さんは東京出身でロードバイク歴7年のサイクリスト。足繁く通う秋葉原のスポーツバイクショップ「U2 BIKES」のクラブメンバー達と、週末の走行会やイベントへの参加などを楽しんでいる。より理想の自転車環境を整えるため、今年に入ってからルブリカントへ引っ越し、さらにロードバイクライフを充実させている。

 自転車が好きだと伝わってくる部屋です。何より、プロジェクターを活用したというのがいいですね。プロジェクターということは、ズイフトをするときは、照明を落とすのでしょうか? 目の前に映り込むのが、ズイフトの世界ばかりなので、ひょっとしたら、暗いほうが没入感が高いのかもしれないです。
 そう考えると、一度試してみたくなります。しかし、我が部屋を見てみると、プロジェクターを活用できるほどのスペースがありませんでした。できる人を選ぶという、羨ましい環境なのでした。

編集部 後藤恭子のイチオシ

新時代の自転車文化になるか 「RCCズイフトチャンピオンシップ」に見るオンラインの可能性

「RCC ズイフトチャンピオンシップ」の男子決勝、白熱のゴールスプリントはなんと1000w超の激闘に! ©Zwift

 コロナ禍で世界中が厳戒な外出規制を迫られていた今年のゴールデンウィーク、“もう一つの自転車の世界”では熱い戦いが繰り広げられていた。バーチャルレース「RCC ズイフトチャンピオンシップ 」。

 Rapha(ラファ)が運営するサイクリングクラブに所属する世界中のメンバー約1000人が、自宅から手元のスマホやタブレットという“扉”を潜り抜けてレース会場に集まり、現実世界さながらのレースに挑んだ。世界各地にいるメンバーがまるで地元レースのようにライド空間を共有するという、これまでに例のない試み。グローバルにネットワークを拡大してきたRCCとオンラインサイクリングの 「Zwift」(ズイフト) が魅せた新時代のライドシーンを紹介する。

 普段はあまりレースに関心がない自分ですが、実際にオンタイムでこのレース中継を見ていてなんともいえない興奮を覚えました。
 一般のサイクリストがオンライン上で日の丸を背負い、しかも良い位置で戦っているという、世界に対する‟遠近感”がなくなったような不思議な感覚とでもいいますか。
 エンタテイメント性のあるレースイベントとしては、これはある種「eスポーツ」のような形で定着するのだろうなと感じました。実際にレースに臨んだ日本人の方にも話を聞きましたので、ぜひ“オフライン”の状況も読んでみてください。

編集部 松尾修作のイチオシ

自粛後の世界はこう変わる? 変化するイタリアの自転車活用法

道路整備によって実現された自転車専用レーン(パドヴァ市道路局提供)

 中国発祥の新型コロナウイルスの急な感染拡大が世界中に甚大な影響を与えています。多くの国で医療体制が捌き切れる能力を超える感染で経済を停滞させています。

 しかし、ヨーロッパを中心に国民へ課した厳しい移動制限は徐々に緩和され、市民生活は元に戻りつつあります。禁止されていた野外スポーツも2カ月ぶりに解禁されました。

 ただ、まだ状況は不安定のため、「三密状態(密集・密接・密閉)」を避けるべく、様々な制限がかけられています。今の日本とまったく同じような状況です。 今日のテーマは、新型コロナウイルスショック後の世界と移動手段としての自転車の姿をご紹介します。

 マルコさんがコロナウイルスに対する欧州の現状と、自転車の活用を軸とした街づくりの方針を記してくれました。ミラノでは文字通り幅を利かせていた車道の幅員を狭めて、自転車レーンを創出するとのことです。
 人密度が高い公共交通機関の利用を抑えてウイルスの拡大を防ぐとともに、サイクリストの安全性の向上や健康促進など、それ以外のメリットも数多く生みだしそうな施策ですね。コロナ禍を機に自転車の役割が見直されてきていますが、今回は行政がインフラまで着手した素晴らしいケースだと思います。
 一度作った社会の仕組みを変えることは難しいですが、コロナ禍を一つのきっかけとして、日本でもさらに自転車に対する理解が進み、道路利用者と社会にとってより良い交通環境が整備されればと思います。

編集部 石川海璃のイチオシ

クロスバイクに取り付けるボトルケージの選び方とコツ

クロスバイクのカスタマイズを動画で紹介 ©サイクリストTV

 YouTubeの自転車総合チャンネル「サイクリストTV」 で新企画「“ちょい映え”クロスバイクカスタマイズ」の続編動画が公開されました。第3回目はボトルケージの取り付け。サンクスサイクルラボ西葛西店・鈴木良則店長が、この道30年の知見を生かして、ボトルケージの選び方やコツを披露します。

 クロスバイクにボトルケージやボトルを取り付ければ、見た目がガラッと変わります。そんな時に悩んでしまうのがアイテムの選び方ですが、鈴木店長は基準として「ボトルケージが自転車とどう調和するか」「自分の好きな差し色を入れる」の2つを紹介。またボトルケージをロゴやサドル、グリップの色などと合わせると、まとまって見えるともアドバイスしています。

 クロスバイクカスタマイズを順に追って紹介する「“ちょい映え”クロスバイクカスタマイズ」の第3回目は、ボトルとボトルケージの選び方でした。
 ロードバイクやクロスバイクを始めたばかりの人って、どんなアイテム・パーツを選んだらいいのかって分からないことが多いと思います。かくいう私も周辺パーツ選びで苦戦し、何度も買い換えたなんて経験があります。ボトルケージはその最たる例でした(笑)。
 現在3回分の動画が公開されていますが、自転車歴30年の鈴木店長の知見は「なるほど」と思わせてくれることばかりです。サーモスのボトル、夏冬使えそうでいいな。

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