特集・インドアトレーニング最前線<2>ハシケンさんが本番へ向けて活用する「My e-Training」 コースを試走可能なアプリも

by 橋本謙司 / Kenji HASHIMOTO
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 みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は4月からインドアサイクリングに切り替えて、早くも1カ月が経ちました。ほぼ毎日、1日およそ60〜90分、自宅の自転車ルームにこもってペダルを漕ぐ生活が続いています。この連休中もインドアサイクリングをより一層楽しむつもりです。

サイクルジャーナリストのハシケンがエリート専用アプリ「My e-Training」と「MyRealVideo」を紹介! ©Hashiken

36カ月無料のライセンスも付属

 さて、以前から室内トレーニングは定期的に取り組んできましたが、悩みといえば飽きやすいこと。それを解消するために、普段からいくつかの専用アプリを使用しています。

 ご存知、バーチャルサイクリングアプリ「ズイフト」もかれこれ4年ほど使用していますが、それ以前から活用しているアプリがあります。サイクルトレーナー「エリート」の専用アプリ「My e-Training」(マイEトレーニング)です。文字通り、このアプリは、トレーニング要素が強いアプリで、パワーを基準にしたトレーニングメニューの自動作成機能や目的別メニューの展開が主な特長です。

 「My e-Training」アプリは、エリートのほぼ全てのサイクルトレーナーで使用でき、日本語に対応しています。アプリの継続使用には、年間1200円のライセンス使用料がかかりますが、多くのミドルグレード以上のエリート社製トレーナーには、購入時に1年間の無料ライセンスが付いてきます。私が普段使用している最上位モデル「ドライヴォ」(現行ドライヴォⅡ)には、現在36カ月(3年間)の無料ライセンスが付属しています。

 そして、「My e-Training」はエリート社の専用アプリだけあり、トレーナーとの親和性が高い点が、エリートユーザーには嬉しい点です。例えば、スマホに入れている「My e-Training」アプリ内でトレーナーのキャリブレーションを実施できたり、ライダー情報やトレーニングデータを一括管理できます。

1か月間のトレーニングメニューを自動で作成してくれる ©Hashiken

 さて、現在は目標とするレースなどを立てにくい状況ではありますが、「My e-Training」を活用することで、レースに向けた効率的なトレーニングメニューを行うことができます。実際、ヒルクライムレースに向けて活用してきました。まずは、アプリ内で自身の現在のパフォーマンスレベルを知るための「トレーニングテスト」と呼ばれるメニューを実施します。いわゆるFTPテストのようなもので、より初心者から取り組みやすいメニュー内容になっています。全力を出し切ることには変わりないので苦しいのですが…。

 このトレーニングテストによって導かれた数値を基準に、目標レースに合わせた1カ月間のプロフェッショナルなメニューを自動作成してくれます。メニュー内容は、平坦(ロードレース)向け、ヒルクライム向け、フィットネス向けでそれぞれメニューが組まれるため、目標に合わせた効果的なプログラムを用意してくれます。1カ月間のメニューの中では、毎回異なるメニューが組まれ、1時間未満から2時間を超えるメニューまで多様です。当然ながら、休息日も用意されているのでコンディションをキープしながら目標にアプローチできます。

 「My e-Training」には、このオリジナルメニューの自動作成機能以外にも、ペダリングの軌道を可視化してくれる「ペダリング解析」機能も搭載しています。こちらは、パワーメーターを内蔵するスマートトレーナー「ドライヴォⅡ」「ディレート」「クラ」などでオプション機能として活用できます。フィジカルだけでなく、ペダリングスキルも同時に高めることができるアプリと言えるでしょう。

本番のコースを屋内で試走

 ところで、エリートの専用アプリケーションには、「My e-Training」以外にも注目のアプリがあることをご存知でしょうか。それが、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアをはじめとする世界中のサイクリングルートを現地のリアルな映像とともに走ることができる「My Real Video」(マイリアルビデオ)です。当然、自動負荷変動に対応するスマートトレーナーなら、勾配の変化に合わせてリアルな走行感を楽しめます。私も普段楽しんでいるズイフトが完全な仮想空間のアプリであるなら、このリアルビデオは、現実世界の景色の中を走れるため仮想世界とは違った刺激と興奮が待っています。アルプデュエズやモンヴァントゥなどの名峠を自宅にいながら走行できてしまいます。

実際のコースに合わせてインタラクティブトレーナーの負荷が変化 ©Elite
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアでお馴染みのコースも組み込まれている ©Elite

 さらに、自身の好みのコース映像を録画し、アプリにアップロードすることで、そのコースを自動負荷付きで走行することもできます。この機能を使えば自宅にいながら試走を繰り返してトレーニングを積むことができます。Mt.富士ヒルクライムや乗鞍ヒルクライム、宮古島トライアスロンなどの国内レース、各地のサイクリングイベントコースや有名な峠なども、エリートユーザー有志によってコースデータがアップされているので、無料で利用する事が可能です。

 ユーザー数が多くゲーム要素のあるズイフトは私も大好きですが、これとは別にレースに向けてしっかりトレーニングメニューを組み立てて実行していくときには、エリートの専用アプリがオススメです。「My e-Training」で1カ月単位で身体づくりを行い、レース本番に向けては「My Real Video」を駆使して自宅で本番と同じコースを試走して万全の準備を進めることができるはずです。

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インドア エリート サイクルトレーナー スマートトレーナー パワートレーニング ローラー

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