事故発生場所1位は「歩道」東京都での自転車保険義務化、4月スタートを前に認知・加入率はまだ約半数

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 4月から自転車保険の加入が義務化される東京都で、義務化の認知・加入率が半数程度にとどまっていることが、今月行われた調査で明らかになった。義務化スタートまで1カ月を切っているが、都民の関心が必ずしも高くないことが分かった。また都内での自転車事故および“未遂”の経験者は全国平均よりも高く、その発生場所は「歩道」が最多であることも明らかになった。

東京都での自転車保険義務化の認知度は、義務化スタートまで1カ月を切っても半分以下という数値に(au損保提供)

 調査はau損保がインターネット上で3月10〜12日に実施。都内在住で月に1回以上自転車を運転する、20〜50代の男女1000人を対象に行われた。

 東京都における自転車保険加入義務化の認知度は47.2%。昨年10月にau損保が当時義務化されていた6府県と、義務化を予定していた3県で行った調査結果(60.8%)と比べて、13.6ポイントも低い数値となった。自転車保険自体の認知度は8割を超えていた。

自転車事故に備える保険の加入率(au損保提供)

 自転車事故に備える保険の加入率では、「自転車保険に加入」(32.7%)と、「他の保険でカバー」(19.9%)を合わせて半数程度となり、まだ約半数(47.4%)の人が自転車事故に備える保険に加入していないことが分かった。世代別に見ると、男性40代(54.4%)、女性20代(50.4%)、女性30代(53.6%)で半数以上の人が自転車保険に加入していないという結果となった。

自転車保険自体の認知度は8割を超えている(au損保提供)
自転車保険加入の動機は、賠償責任への備えという回答が最多に(au損保提供)

 保険加入者に対する質問では、自分(もしくは家族)にけががあった時に備えるより、万一自分(もしくは家族)が加害者になった時に備えて加入していることが分かった。

自転車事故率は全国平均を上回る

 今回の調査では、自転車事故に関しての質問も行われた。その結果、3割以上(35.5%)の人が過去に自転車運転時の事故経験があり、昨年10月に全国を対象に行われた調査結果(30.5%)と比べて5ポイント高い数値となった。

自転車事故の経験は、約1/3が「ある」と回答(au損保提供)
自転車事故“未遂”は約2/3が経験「ある」と回答(au損保提供)

 自転車事故につながりそうな事象となる自転車事故“未遂”については、6割以上(66.7%)の人が「経験あり」と答え、これも全国平均(60.9%)を6ポイント近く上回った。

 また、自転車事故および“未遂”の発生場所として、トップは「歩道」(46.9%)で、次いで「自転車専用レーンがない車道」(31.4%)となった。「自転車専用レーンがある車道」は11.4%にとどまり、車道においては、自転車専用レーンの有無で事故率に大きく差があることが分かった。

自転車事故や“未遂”が起きた場所は「歩道」がトップに(au損保提供)

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