オンループ・ヘットニュースブラッド女子與那嶺恵理が北のクラシック初戦を31位完走 エースが2位に入り、自身も走りに手応え

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 アレ・BTCリュブリャナ所属の與那嶺恵理が2月29日、UCI1クラスのワンデーレース「オンループ・ヘットニュースブラッド」の女子エリートレースに出場し、トップから3分20秒差の31位で完走した。チームのエースが2位に入るアシストをしながら、自身も得意でない石畳のレースで手応えを感じる走りとなった。

雨の石畳という、決して得意ではないコースながら好走を見せた與那嶺恵理(右) Photo: Anton Vos

 ヨーロッパでのロードレースシーズンの幕開けとなるベルギークラシック、石畳と急坂に象徴される厳しいコースが特徴で、122.9kmで行われた女子のレースも、ワールドツアーで行われた男子とほぼ変わらない厳しいセクションを多く含むコースが設定された。

レース前にステージで紹介されるアレ・BTCリュブリャナの6選手。與那嶺恵理は右端 Photo: Kyosuke TAKEI

 與那嶺はチームのエースとして臨んだマルタ・バスティネッリ(イタリア)の力を温存するために、アシストとして位置取りや風除けなどの役割を担いつつレース後半へ。残り50km付近の平坦な石畳区間で先頭からは遅れてしまったものの、先頭グループに残ったエースのために、追走グループの動きを抑えるなどの仕事を続けた。

 與那嶺は翌3月1日もベルギーでワンデーレースに出場。五輪を見据えたここまでの合宿の成果を、手応えとして感じているという。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

 いよいよベルギークラシックが始まりました。熱狂する観客。雨、風、石畳、急坂。作戦はマルタのフォロー。あとは生き残ること。

 スタートから風、雨、狭い道。少しでも前でパヴェセクションに入るためにチームで動きます。

ファンにサインを書く與那嶺恵理 Photo: Kyosuke TAKEI

 マルタを守りながらパヴェを越え、上りを越え、暴風雨。前日のチーム試走が完全にできなかったため(道をショートカットしていました)、危ないセクションではとにかく前にマルタを連れていきます。

 コースがとても厳しいので、多くの選手が次々に減っていくサバイバルレース。嫌いではないコースコンディション。

 しかし今年もここが鬼門でした。残り50kmで現れる2300mの平坦なパヴェ。マルタを連れて行き、前方で入りましたが、バイクが全く進まず、20人ほどの先頭集団からドロップ。ここまで走れる自分を感じながらレースを進めてきたのですが。無念です。

 パヴェを終えると先頭集団が見えますが、ジャンプすると追走を連れて行く可能性があるため、ここで私の仕事は待機。先頭20人、追走6人(私)。先頭にはマルタ、追走でアージニアがジョイン。無線で前にジャンプしたほうが良いか?と聞いたのですが、無線機が壊れているようで全く聞こえず。

 程なく、昨年までのチームメート、CCCのソラヤが合流。前にジャンプしたい気持ちもありますが、ここは仕事をせず。

チームのエース、バスティネッリ(左)が2位表彰台 Photo: Anton Vos

 FDJが(先頭に)乗せられなかったため彼女たちが仕事をし、先頭集団と追走の追いかけっこ。やがてFDJが力尽き、CCCが急激にペースアップ。ここはしっかり仕事をしてフォローを続けます。

 そしてカペルミュールの激坂へ。先頭ではエース同士のドンパチが始まり、私は生き残った選手たちとバラバラとゴールへ。

 マルタは2位! アージニアは追走からさらに抜け出し7位! 私も手応えを感じながら、平坦の石畳は苦手です…。

次のレースは明日!
3月1日 日曜日 ベルギークラシック 二連戦
OMLOOP VAN HET HAGELAND

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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女子ロードレース 與那嶺恵理

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