プロチームが使う最新バイク<1>アスタナはウィリエールに乗り換え ツアー・ダウンアンダーで分かる、UCIワールドチームの機材

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 UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーの「サントス・ツアー・ダウンアンダー」がオーストラリアで開幕した。毎年UCIワールドチームが集結するため、各チームの機材事情が明らかとなる。記事では、サイクルフォトグラファー・砂田弓弦さんの現地写真を元に、最新の機材を紹介する。

第一弾はアージェードゥーゼールラモンディアール、アスタナ プロチーム、バーレーン・マクラーレン、ボーラ・ハンスグローエ、NTTプロサイクリング、UAE・チームエミレーツの6チームを紹介 Photo: Yuzuru SUNADA

アージェードゥーゼール

 フランス籍のチーム、 アージェードゥーゼール ラモンディアールは、昨年に引き続きエディ・メルクスを使用する。ロマン・バルデ(フランス)の車体は、日本未展開の軽量オールラウンドモデル「Stockeu69」のリムブレーキ仕様だ。

アージェードゥーゼール・ラモンディアール は変わらずにエディ・メルクスを使用 Photo: Yuzuru SUNADA

 メインコンポーネントはカンパニョーロからシマノへ変更された。ホイールはマヴィック。グラフィックが刷新されたコメットプロカーボンシリーズのように見える。

アスタナ プロチーム

 アスタナ プロチームはカナダの「アルゴン18」からイタリアのバイクブランド「ウィリエール」へと乗り換え。同時にリムブレーキからディスクブレーキへの転換も図った。

アスタナ プロチームはウィリエールに機材変更 Photo: Yuzuru SUNADA

 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)のバイクは、ケーブル完全内装の軽量モデル「ZERO SLR」。リアディレーラーのプーリーはセラミックスピードがアッセンブルされている。

バーレーン・マクラーレン

 バーレーン・マクラーレンはメリダを採用。ロードレースは軽量オールラウンドの「 スクルトゥーラ 」とエアロモデル「リアクト」で戦う。

 車体はチームのグラフィックに合わせ、黒・赤・オレンジで配色。アッセンブルされるパーツに大きな変更はないが、ホイールがフルクラムからヴィジョンに切り替わった。

バーレーン・マクラーレンの車体はカラーリングのみ変更。ホイールはヴィジョンを使用する Photo: Yuzuru SUNADA

 なお、同大会には日本人選手の新城幸也も出場。写真と同モデルの「スクルトゥーラ」でレースに臨んでいる。

ボーラ・ハンスグローエ

 ボーラ・ハンスグローエは、昨年と同じくスペシャライズドの自転車で走る。ユライ・サガン(スロバキア)が使うのは、エアロロードの「Sワークス ヴェンジ」。オールラウンドに通用する「Sワークス ターマック」よりも、空力性能を重視したようだ。

スペシャライズド製品で固めるボーラ・ハンスグローエ Photo: Yuzuru SUNADA

 サドルもスペシャライズド、ホイールは「ロヴァール」と、同社の製品で機材を固めている。

NTTプロサイクリング

 今季から入部正太朗が所属するNTTプロサイクリングは、昨年に引き続きスイスの「BMC」を採用する。

NTTプロサイクリングはBMCから機材変更なし Photo: Yuzuru SUNADA

 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)はシートチューブとダウンチューブに、ハイドレーションや工具が収納できるモジュールを搭載したハイエンド「タイムマシーンロード01」をチョイス。ホイールはエンヴィ、クランクはローターと、基本的なパーツ構成も昨年と変わらない。

UAE・チームエミレーツ

 UAE・チームエミレーツはイタリアのコルナゴを使用する。アレクサンドル・リアブシェンコ(ベラルーシ)は、軽量オールラウンダー「V3-RS」のリムブレーキモデルに乗る。チューブの各所にカムテールデザインが施されたセミエアロ仕様のハイエンドバイクだ。

UAE・チームエミレーツは「V3-RS」「C64」「CONCEPT」を使い分けか Photo: Yuzuru SUNADA

 コンポーネントはカンパニョーロの「スーパーレコードEPS」に、同社のセミディープリムホイール「ボーラ ウルトラ35」、ステム・ハンドルはデダ エレメンティとイタリアンブランドで固めた。

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