全6ステージ・総走行距離581.85km「ツアー・オブ・ジャパン」5月19~26日開催へ 土井雪広は「総合優勝狙う」と宣言

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 国内最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会は2月18日、2013年の大会実施概要を明らかにした。第16回となる今年は、5月19日(日)から26日(日)にかけて全6ステージで行われ、総走行距離は581.85キロに及ぶ。今年は海外から従来以上に有力なチームや選手が参戦する可能性があるといい、国内の有力チームや、欧州で活動する日本籍チームが迎え撃つ注目のツアーとなりそうだ。

左よりツアー・オブ・ジャパン組織委員会の渋谷良二委員長、浅田顕エキップアサダ代表、チームUKYOの片山右京監督、土井雪広、宇都宮ブリッツェンの栗村修監督左よりツアー・オブ・ジャパン組織委員会の渋谷良二委員長、浅田顕エキップアサダ代表、チームUKYOの片山右京監督、土井雪広、宇都宮ブリッツェンの栗村修監督
記者発表の様子記者発表の様子

 今大会はUCI(国際自転車競技連合)によるレースの分類で、昨年までのクラス2からクラス1にランクアップ。クラスが上がったことで、トップカテゴリーのUCIプロチームが出走可能となった。獲得ポイントも大きくなり、将来を期待される選手だけではなく、“現在強い選手”が出場してくる可能性が高くなったという。1チーム6人編成で、全16チーム、96人の選手が出走する。

 海外招待チームは7チーム中4チームが決定ずみ(プロコンチネンタル1チーム、コンチネンタル3チーム)。残る3チームは交渉中だが、組織委ではヨーロッパのプロチームを招聘したいと考えているという。また、新たに「新人賞」を設け、25歳以下(1988年以降生まれ)が表彰対象となる。

 国内からは9チームが出場。クラブチームが出場不可となり、コンチネンタル8チームと、日本ナショナルチームが出場する。ナショナルチームは出場に漏れたチームから選出され、組織委では日本自転車競技連盟に対し、若手中心の編成を要望しているという。

 レースの日程とコースは、昨年開催のものとほぼ同じだ。初日は大阪府堺市で個人タイムトライアルを行い、移動日を挟んで岐阜県美濃市、長野県飯田市でロードレースを連戦。再び移動日を挟んだあと、静岡県小山町の富士山ヒルクライム、伊豆市の日本サイクルスポーツセンター、そして最終日は東京の大井埠頭などを舞台にロードレースが行われる。


【映像提供:シクロチャンネル】 
 

 記者発表に参加した宇都宮ブリッツェンの栗村修監督は、日程が長く露出度も高いこの大会を「チームの真の力を表現する場」と位置づける。上りの得意な飯野選手でUCIポイントの獲得を目指すという。また、チームUKYOの片山右京監督は「去年は初めてで右も左も分からなかったが、色々学んで2年目の今年は、土井選手を獲得したことで本気度を伝えたかった」と語った。

シマノからチームUKYOに移籍した土井雪広。ツアー・オブ・ジャパンには2006年と2008年に出場しているシマノからチームUKYOに移籍した土井雪広。ツアー・オブ・ジャパンには2006年と2008年に出場している

 今年チームUKYOに移籍した土井雪広もゲストとして登壇。「出るからには総合優勝を狙う」と宣言した。現日本チャンピオンで、長年ヨーロッパでプロとして活動してきた土井は「過去に2度出場しているが、外国人選手の活躍が目立つ大会という印象。今年は僕が出るので、日本人選手みんなで一丸となって、総合優勝を取りたい」と意気込みを語った。

 “日本人選手一丸”という言葉については、土井は「日本人チーム同士で連携するという意味ではなく、日本人同士でもしっかりとした厳しいレースを作り上げて、海外選手に立ち向かえたらなという意味です。日本の若い選手はプロ意識が低いという印象」と補足説明し、国内ロードレース界の意識改革にも力を注ぐ考えを明らかにした。

ツアー・オブ・ジャパン 公式ウェブサイト

UCI公認国際自転車ロードレース 16th TOUR OF JAPAN

主催:自転車月間推進協議会

開催日程:2013年5月19日(日)~26日(日)
5月19日(日)【堺】-第1ステージ 2.65km(個人タイムトライアル)
  大仙公園周回コース(大阪府堺市)
5月20日(月) 移動日
5月21日(火)【美濃】-第2ステージ 160.7km(パレード4.0km) 11.6km+21.3km×7周
  旧今井家住宅前→横越→美濃和紙の里会館前周回コース(岐阜県美濃市)
5月22日(水)【南信州】-第3ステージ 148.0km(パレード7.3km) 12.2km×12周+1.6km
  飯田駅→下久堅周回コース→松尾総合運動場前(長野県飯田市)
5月23日(木) 移動日
5月24日(金)【富士山】-第4ステージ 11.4km(ヒルクライム・標高差1200mの登坂)
  ふじあざみライン入口→富士山須走口5合目(静岡県駿東郡小山町)
5月25日(土)【伊豆】-第5ステージ 146.4km 12.2km×12周
  日本サイクルスポーツセンター周回コース(静岡県伊豆市)
5月26日(日)【東京】-第6ステージ 112.7km(パレード1.2km) 14.7km+7.0km×14周
  日比谷シティ前→大井埠頭周回コース(東京都)

出場チーム:全16チーム(海外7チーム、国内9チーム)
【海外チーム】
チャンピオンシステム プロサイクリングチーム(中国)/OCBC シンガポール コンチネンタルサイクリングチーム(シンガポール)/ドラパック サイクリング(オーストラリア)/ハオン サーモン・ジェネシス ウェルス アドヴァイザーズ(オーストラリア)
*他3チーム調整中
【国内チーム】
愛三工業レーシングチーム/ブリヂストン・アンカー/C プロジェクト(キャノンデール・チャンピオンシステム)/マトリックス・パワータグ/シマノレーシングチーム/チームNIPPO・デローザ/チームUKYO/宇都宮ブリッツェン/日本ナショナルチーム

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