新製品情報2019ピナレロが新型「マート」を発表 東京五輪トラック競技に焦点を当てた最新設計

  • 一覧

 イタリアのスポーツバイクブランド「PINARELLO」(ピナレロ)が11月29日、最新トラックバイク「MAAT」(マート)を発表した。全く新しいハンドルバーと、ジオメトリも含めた最新の設計が特徴。11月28日〜12月1日に香港で開催されたUCIトラックワールドカップ第3戦から、ピナレロが技術パートナーを務めるイタリアナショナルチームが使用している。2020年4月上旬頃にデリバリー開始予定。

ピナレロから新しいトラックレーサー「MAAT」が登場(写真のイタリアナショナルチームカラーは発売未定) © PINARELLO JAPAN

 新しいマートは、2020年の東京オリンピックに焦点を当て、最新の研究開発とともに、イタリアナショナルチームの技術者や選手からの意見を取り入れて作られた。主にマディソンとオムニアムレースのために設計されているが、横剛性も強化されていることから、スプリントレースでも使用可能だ。

 ジオメトリはターゲットとなるこれらレースのために最適化され、選手がレーシングポジションを維持しやすいよう、UCI規則を順守しながら、トップチューブが長くステムは短くデザインされた。

(左)強化されたチェーンステー、(中)左右非対称デザイン、(右)フォーク断面はより薄くエアロに © PINARELLO JAPAN

 ピナレロのロードフレームの特徴となっているアシンメトリック(非対称)の概念は、トラックフレームにも採用され、フレーム剛性およびパワー伝達を最適化するためのチェーンステー強化に生かされている。

 空力設計はアワーレコードバイクのボライドHRを起源に持ち、フォークとシートステーは「3:1ルール」の更新により極端な扁平断面となった。また連続したエアロダイナミクス・プロファイルを得るために革新的なヘッドチューブデザインを採用し、ヘッドチューブがフォークヘッドを完全に隠している。

トラックバイクはフォークが自由に回転するため、ロードTTバイクに用いられるソリューションよりもデザインの自由度が高く、自転車のエアロ性能と機能をキープする © PINARELLO JAPAN

 革新的なハンドルバーは、“新しい”タイムトライアルポジションを用いるためにハンドルバーのショルダーに手や指のためのアナトミック・グリップを採用。その際に手首に快適なポジション与えるためにバーの上部表面を平坦化している。リーチとドロップは125/80のコンパクト・ドロップ、エアロダイナミック・セクション、芯~芯38cm幅で8.5°のフレアアウトを備える。ステム長は90、100、110が選択可能だ。

MAATの革新的なハンドルバーにより、新しいタイムトライアルポジションが実現 © PINARELLO JAPAN
5サイズのフレームジオメトリと、新型ハンドルの各部寸法 © PINARELLO JAPAN

■MAATフレームセット
税抜価格:900,000円
カラー:BoB、レッド/ブラック、スカイ/ブラック
※写真のイタリアナショナルチームカラーの市販化については確認中
サイズ:455、480、500、515、530

■MAATハンドルバー 税抜価格:98,000円

■MAAT仕様
• Carbon Torayca T1100 1K.
• Asymmetric Frame
• Drop in Bearing System 1” 1/8 – 1”1/4
• Italian BB
• Axles bolt-on
• Max Tires 700×23
• Seatpost Aero with Aero Rear Clamp
• FlatBack Profile
• UCI approved
• Weight:1350 gr (raw frame, not painted)
• 5 sizes available
• 3 sizes integrated handlebar

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

トラック ピナレロ 新製品情報

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載