Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「入部正太朗 NTT入り発表一夜明けインタビュー」など 11月9~15日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。11月9~15日からは「入部正太朗『グランツールの舞台に立てれば嬉しい』 NTT入り発表一夜明けインタビュー」など4本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ記事

「自転車まちづくり全国市区町村の会」総会開催 設立1年で加入率20%超え達成

 「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」(以下、自転車まちづくり全国市区町村の会)令和元年度総会が11月14日、東京・千代田区の衆議院第一議員会館で開催された。同会に加盟する358市区町村から68首長、関係者・来賓132人合わせて200人が出席し、事業報告や基調講演が行われた。

 昨年の同会設立から1年で全国の市区町村の20%が加入したという数字が多いのか少ないのか? 0から始まった市区町村が358になったと考えれば、大きな進歩だと私は思います。もちろん同会に入れば自転車施策が進むというわけではありませんが、各自治体が情報共有すれば、大きく地方のサイクリングルート、交通状況も良くなると信じています。

 今後はナショナルルートに制定された「ビワイチ」「しまなみ海道」「つくば霞ヶ浦りんりんロード」に関係する市区町村長が、周りの自治体、都道府県とどう連携して、日本各地や海外から誘客できるかがカギになるのではないでしょうか。

編集部 後藤恭子のイチオシ記事

オグレディ氏らがビワイチ、しまなみ、沖縄を訪問 自転車ゴールデンルート形成目指す

 ツール・ド・フランスなどで活躍した元プロサイクリストでアテネ五輪金メダリスト、スチュアート・オグレディ氏らがオーストラリアから来日し、国内外から多くのサイクリストが訪れる3エリア、ビワイチ、しまなみ海道、沖縄を、10月24日から31日までに訪問してサイクリングした。

 これがどのような一歩なのかはさておき、海外からの日本自転車旅への“風穴”を感じさせる記事です。目指しやすい足がかりができれば、アクセスしやすくなるもの。今回の3ルートは先日指定された「ナショナルサイクルルート」に沖縄が加わった格好で、今後はこういう感じで基本となるルートを「拠点」として旅の範囲が広がっていくのかと想像します。

 一方で海外に市場を開いたからにはクルマ側の交通マナーアップや道路の整備にも力を入れてほしいもの。一部の聖地だけに磨きをかけるのではなく、観光客から人気がある主要都市部も加わって取り組みを強化していってほしいものです。

編集部 松尾修作のイチオシ記事

【詳報】「五分五分だった」先頭3人のスプリント勝負を制した高岡亮寛

 毎年強豪ホビーライダーたちが集結するツール・ド・おきなわ市民210km。ゴール前3人のスプリント勝負を制したのは高岡亮寛(Roppongi Express)だった。昨年は落車に巻き込まれるアクシデントに見舞われ大きく順位を落としたが、今年は「得意ではない」というスプリント勝負で、市民210km通算6度目の優勝を飾った。上位3選手のコメントを挟みつつ、レースの模様を振り返る。

 ホビーレーサーの甲子園とも称させるツール・ド・おきなわ、今年も松尾は参加してまいりました。例年は210kmクラスにエントリーしていましたが、ことしは140kmに参戦。いやぁ、本当に辛く楽しい時間を過ごせました。距離が少ないからレベルが下、ということは全く感じさせないアツい展開が繰り広げられました。成績はダメダメだったので、また来季に向けて頑張らねば。

 こうして終わった直後にモチベーションを掻き立ててくれるレースは国内にそう多くはありません。それは公道をダイナミックに使ったコースが用意されているのはもちろん、きめ細かい運営の気づかいが生むホスピタリティを選手たちが感じるからでしょう。アマチュアが毎年戻ってきたいと思わせる、そして切磋琢磨してレベルの高いレースが繰り広げられる、主催者も全力で応える、そんな好循環が“おきなわ”の魅力をかたち作っているのだと改めて実感しました。

編集部 石川海璃のイチオシ記事

入部正太朗「グランツールの舞台に立てれば嬉しい」 NTT入り発表一夜明けインタビュー

 NTTプロサイクリングへの電撃加入が決まった入部正太朗が、発表から一夜明けた11月15日朝、東京都内でインタビューに応じた。契約書へサインしたのは発表があった当日だったという。急転直下でワールドツアーチーム入りが決まった入部と、チーム代表のダグ・ライダーGMに話を聞いた。

 この発表の凄いところは、国内を中心に活動していた選手がいきなり世界で活躍するトップチーム入りを果たしたこと。大体の選手は間にプロコンを挟むと思いますが、この飛び級には驚きです。入部選手は30歳と決して若くはありませんし、全日本選手権での勝ち方についても議論が起こりました。この発表も賛否が分かれるところですが、私は肯定的に捉えます。
様々な事情があるとはいえ、「国内で活躍していてもワールドチームと契約できる」。この事実だけみれば、日本の選手たちが世界に挑むための新たな道が開けた気がしてなりません。入部選手は慣れない環境に置かれ、様々な困難が待ち受けると思いますが、折れずに頑張ってもらいたいです。

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