橋本聖子大臣「自転車立国ニッポンを」「自転車まちづくり全国市区町村の会」総会開催 設立1年で加入率20%超え達成

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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 「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」(以下、自転車まちづくり全国市区町村の会)令和元年度総会が11月14日、東京・千代田区の衆議院第一議員会館で開催された。同会に加盟する358市区町村から68首長、関係者・来賓132人合わせて200人が出席し、事業報告や基調講演が行われた。

「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」でガンバロー三唱する自転車活用推進議連の金子恭之幹事長(手前)と各ブロック長ら Photo: Kenta SAWANO

68首長含め200人出席

11月13日時点での市区町村の加入状況 Photo: Imabari City

 昨年11月15日の設立総会からほぼ1年が経ち、当初294団体だった加盟自治体は358と64団体増え、全国1741市区町村のうち加入率は20.6%となった。全国9ブロックで最も加盟率が高いのが四国ブロックで65.3%。大都市を包括する地区では近畿ブロックが30.3%なのに対し、関東は12%。都道府県別に見ると、和歌山県、愛媛県が加入率100%で、最も低いのは東京都の4.8%だった。

 冒頭のあいさつで同会会長の菅良二・今治市長は「昨年の会の設立か会を重ねるごとに、お互いの持ち味を学びあうことができています。願わくば500団体を目指し、今後も地元に自転車で活力を与えていきたい」と今後の目標を話した。当面の目標を500とし、それに向けそれぞれのブロックが魅力的な取組を展開していくことにより組織の拡大を図っていくという。

あいさつする自転車活用推進議連会長の二階俊博・自民党幹事長(左)。後方は自転車活用推進本部長の赤羽一嘉国土交通大臣(右下) Photo: Kenta SAWANO

 続いて、自転車活用推進議連会長の二階俊博・自民党幹事長は「自転車が(交通手段の中で)接触事故が一番多い。このグループの活動によって大きく減らすこともこの会の目標」とあいさつ。自転車活用推進本部長の赤羽一嘉国土交通大臣は「健康増進、災害対応、スローライフを楽しむなど、日常的に自転車を楽しむ人が増えてきている。ナショナルサイクルルートも決まり、観光のみならず地域の魅力を高める地方創生のツールの1つとして自転車の活用は不可欠。全国の取り組みが推進されますよう、よろしくお願いします」と各地域に呼び掛けた。

橋本聖子氏は「東京2020と自転車によるまちづくり」をテーマに基調講演 Photo: Kenta SAWANO

 基調講演に駆けつけた東京オリンピック・東京パラリンピック競技大会担当大臣の橋本聖子氏は「自転車で五輪も3回出ましたし、今は忙しくてもっぱらワットバイクですが、しっかり乗り続けています。24時間営業のトレーニングジムも増えてきて、環境は良いですが、自転車の場合は、やはり景観を見ながら風を切って走ることが大事。あらたな健康産業である自転車産業に向けて税金を使って、寿命も延び、循環型の使い方ができることが大切。感動や夢は通り過ぎてしまうが、担当大臣として夢、感動、感激を『見える化』して産業に変え、自転車立国ニッポンを目指していきたい」と話した。

会の最後には各ブロック長、自転車活用推進議連関係者で記念撮影(提供:自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会)
自治体への助成活動について話した自転車協会の山﨑一理事長 Photo: Kenta SAWANO

 会の最後には自転車協会の山﨑一理事長が同会と自治体の取り組みについて説明した。自転車利用促進と東北大震災からの復興支援として取り組む「サイクル・エイド・ジャパン」やオフロードのフィールド助成についても紹介。2019年度に島根県益田市で行った「インフルエンサーツアー」の事例の効果を話しながら、次回助成対象の募集も募っていた。

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