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きょうの自転車イタリア語・TAPPA 8QUANTO COSTA? ― いくらですか?

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TAPPA 8

イタリアの街角での買い物風景イタリアの街角での買い物風景

 今回のテーマは買い物です。イタリア人は買い物に慎重な国民で、日本の一部の芸能人の間で流行っているような「大人買い」は絶対にしません。そして余計なものを買いません。実際、イタリアの家を訪問することがあれば、非常にスッキリしているとの印象を受けるはずです。

 街の中心の高級デパートなどでは、必ず英語が通じるスタッフや品物に値札がついていて、問題はないのですが、地方のショップやバー、安い食堂(トラットリア、オステリア)を訪れると、値段が書いてない場合もかなりあります。

 値段がわからない場合、イタリア人は必ず値段を聞きます。それではみなさんも、イタリア人に習って値段を尋ねてみましょう。


使い方

値段の尋ね方
Scusi, quanto costa? すみません、いくらですか?
Scusi, quanto viene? すみません、いくらしますか?
Scusi, quant’è? すみません、全部でいくらですか

文法ポイント

 Quantoは「いくら」の意味で、「costa/viene」は値段を聞く時に使う動詞です。それらを質問文にすると「quanto costa?」「quanto viene?」となります。決まったフレーズで、何に対しても使える質問です。

 Quanto costa? いくらですか?
 Quanto viene? いくらするの?

 2つのフレーズの意味は少し異なります。後者は、よりフレンドリーな言い方で、自転車ショップなどでよく使われます。買い物後に支払いをしたい時は、また決まったフレーズで質問しましょう。

 Quant’è? 全部でいくらですか?

◇      ◇

 ここからは応用編。たくさんの品物があった場合には、「これ」を意味するquesto(クエスト)を使って、値段を知りたい商品を指でさしながらこう言いましょう。

Scusi, quanto costa questo? すみません、これはいくらですか?

 値段はもちろん、イタリア語で返ってきます。「エウロ」という言葉がキーワード。「エウロ」とは、ユーロのイタリア語読みで、その直前にくる数字が値段です。例えば、「トレ・エウロ(3ユーロ)」、「チンクエ・エウロ(5ユーロ)」などです。

 数字がわからなくても、焦らないでください。対処法は次の通り。

Scusi, può scrivere? すみません、書いてもらってもいいですか?

 旅行中は、ノートとペンがあると案外と便利ですね。これで楽しい買い物ができるはずです。

つれづれイタリア~ノ!

「3月は美しきトスカーナ」

 「自転車競技をする人なら絶対トスカーナに住むべき!」――宮澤崇史選手は、インタビューでこのように言っていました。彼はトスカーナ県ルッカ市という町に住んでいます。海も近い上に、すぐそばにはレース放送でよく見られる山々がそびえています。とても恵まれた環境です。

トスカーナに春を告げるプロトントスカーナに春を告げるプロトン

 トスカーナの3月は、自転車が非常に熱いシーズンです。プロのレースでは、2日に“トスカーナのパリ・ルーベ”と呼ばれている「ストラデ・ビアンケ」、そしてジロ・デ・イタリアのゆくえを占う7日のステージレース「ティレーノ・アドリアティコ」が開催されます。

 そのほか、アマチュア向けの「フィレンツェ・グランフォンド」を始めとするレースは、ほぼ毎日開催されます。

 トスカーナの冬は、イタリアのほかの州と比べて雨が少なく、気候も温かいので暮らしやすい地域です。イギリスのキャメロン首相はトスカーナでの休暇を好み、歌手のスティングもトスカーナに別荘を持っているぐらいです。

 料理もワインもおいしいですよ。骨付きのフィオレンティーナステーキにキャンティワイン、そしてあの独特な固いパン…。

 みなさんが訪れる際、美食に酔いしれる以外にもし時間があったら、シエナ近郊の未舗装路を走ってみてください。「ストラーデ・ビアンケ」が行なわれるこの地の景色の美しさに、圧倒されるはず!

マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)
イタリア語講師。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会で、自転車にまつわるイタリア語講座「In Bici」(インビーチ)を担当する。サイクルジャージブランド「カペルミュール」のモデルや、Jスポーツへ「ジロ・デ・イタリア」の情報提供なども行なう。東京都在住。ブログ「チクリスタ・イン・ジャッポーネ

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