MSN産経ニュースwest(関西のニュース)より “赤切符”過去最高の大阪では反発必至!? 悪質自転車への講習を義務化する道交法改正試案の影響

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二人乗りで横断歩道を横切る自転車 =大阪市内(資料写真)二人乗りで横断歩道を横切る自転車 =大阪市内(資料写真)

 警察庁は14日、悪質な違反を繰り返した自転車運転者への安全講習義務付けを盛り込んだ道交法改正試案を公表した。自転車の交通ルールを徹底し、事故を抑止するのが狙いで、受講しない場合の罰金刑も検討する。免許制度のない自転車に罰則付きの義務を課すことには疑問の声があり、自転車のマナーの悪さが目立つ大阪などを中心に論議を呼びそうだ。

 警察庁によると、信号無視や酒酔いといった危険な行為で2回以上摘発された運転者に、事故で家族を失った遺族の手記を朗読するなどの講習を義務付ける。刑法の規定で14歳未満の少年は刑事責任を問われないため、対象にはならない。自転車は道交法上の「軽車両」で、自動車と同じような規制がある。

 警察庁によると、交通事故件数に占める自転車の割合は増加傾向が続いており、自転車と歩行者の事故は平成13年の1817件から23年には2806件にまで増えた。

 自転車の取り締まりについては、24年の道交法違反による摘発件数は5321件で、統計を取り始めた18年の約9倍に増加。内訳は信号無視が1650件、ブレーキの不備が1424件など。23年は3956件を摘発したが、17件しか起訴されなかった。東京地検は今年1月、違反を繰り返した悪質な運転者は略式起訴し、罰金刑を求めると発表している。

 大阪では、悪質な違反者に対する赤切符を交付した摘発件数が昨年は過去最高となり、自転車が関係した事故も全国平均を大きく上回っている。

 警察庁が昨年設置した有識者懇談会は講習の在り方を議論し、義務化を提言に記載することは見送っていた。同庁の担当者は「悪質な運転者の矯正教育の場がなく、確実に受講してもらうためには義務化が必要と判断した」と話している。罰則の内容など検討中の課題は多く、専門家からは「取り締まりをさらに徹底することが必要ではないか」との声もある。

 警察庁は15日からメールや郵送で試案に対する意見を募集し、今国会での法案成立を目指す。

MSN産経ニュースwestより)

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