最高峰のレースを100%満喫しよう開幕直前のジャパンカップサイクルロードレース 観戦術と注意すべきポイントまとめ

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 いよいよ10月18日から開幕するアジア最高峰のレース「ジャパンカップサイクルロードレース」。国内チームのみならず、海外のトップクラスのチームや選手が一堂に宇都宮に会します。観戦術、愉しみポイントを開催を前にまとめました。

ジャパンカップの観戦術と注意ポイントを事前にチェック! Photo: Shusaku MATSUO

 ジャパンカップは10月18日から20日までの3日間で開催される自転車レースの祭典です。18日夜には選手が顔見世を行うチームプレゼンテーションが開催、19日には駅前の目抜き通りを封鎖してのクリテリウム(小周回コースのレース)が、20日には宇都宮市森林公園を舞台にロードレースが開催されます。

世界トップクラスの強豪が参戦

 メインイベントとして開催されるロードレースは、国際自転車競技連合(UCI)が定める大陸ツアー内カテゴリーの中で最も高いHC(オークラス)。よって、出場するチームもUCIワールドチームが5チーム、プロコンチネンタルチームも4チームと必然的に強豪チームが集います。選手たちもツール・ド・フランスをはじめとする最高峰の舞台で活躍する選手ばかり。国内選手たちが格上のチームを相手取り、どこまで上位に食い込めるかも注目ポイントです。

 観戦するにあたり、応援する選手がいればより一層盛り上がるもの。商店街があるオリオン通りの「オリオンスクエア」で行われるチームプレゼンテーションでは、出場する選手全員がチームウェアを纏って登場。レースにかける意気込みを熱く語るチームがある一方、趣向を凝らした演出で登場し、会場内の笑いを誘って注目を集めるチームがあるなど様々です。

チームプレゼンテーションでは全チームが顔見世 Photo: Shusaku MATSUO

 会場は東武宇都宮駅から徒歩3分。観覧は無料です。午後6時45分から午後9時まで行われます。屋外で夜の開催の為、毎年とても冷え込みます。防寒対策をしっかりと行っての観覧をお勧めします。レースを翌日に控え、引き締まりつつもまだリラックスした選手の姿を見られる絶好の機会。しっかりと目に焼き付けてレース観戦に備えましょう。なお、ジャパンカップの公式ウェブサイトでは出場チームと出場予定選手がまとめられています。プレゼンテーションに足を運べないファンはコチラをチェック。

チームグッズが配られることも Photo: Shusaku MATSUO
持ち前のテクニックや話術で注目を集めるチームも Photo: Shusaku MATSUO

チームプレゼンテーション概要

日程:10月18日
場所:オリオン・スクエア(宇都宮市オリオン市民広場)宇都宮市江野町8-3
タイムスケジュール
18:20〜 グランドオープニング
18:45〜21:00 チームプレゼンテーション

街中を高速で駆けるクリテリウム

 2日目からはいよいよレースがスタート。宇都宮駅前から伸びる大通りを使った1周2.25kmの特設コースを15周、レース前のパレード走行2周を含めて全38.25kmでクリテリウムが開催されます。見所は何といってもそのスピードです。ほぼ平地で、コーナーも折り返しターンの2点しかなく、速度が乗りやすいコース。逃げを試みる選手の激しいアタック合戦や、スプリントに向けた位置取り争いは迫力満点です。

宇都宮の目抜き通りで開催されるジャパンカップクリテリウム Photo: Shusaku MATSUO

 公道を使ってのレースなので、主に歩道から観戦します。スプリントシーンが見られるスタート/フィニッシュエリア周辺では人が多く賑わっていますが、コースの端に行くと空いていて観戦しやすいポイントも。両端にある折り返し地点は選手が速度を落とし、加速していく様子が見られるのでおすすめです。

 ことしはジャパンカップ クリテリウム開催10周年を記念して、メインレースの前には女子選手によるレースも初めて行われるほか、若手選手によるホープフルクリテリウム、ガールズケイリンクリテリウムなどメインレースの他にも見逃せないレースが満載。

折り返し地点は選手のスピードが落ちるため、観戦ポイントのひとつ Photo: Shusaku MATSUO
コースは観客の目の前を通過 Photo: Shusaku MATSUO

 選手は風よけのため、コースの幅ギリギリまで近寄って走行する場合があります。歩道には柵が設置してありますが、ここから乗り出さないように注意しましょう。応援フラッグや、カメラをコース上に出しての観戦は選手と接触する可能性もあるので厳禁です。選手の集団が通り過ぎる風や音、マッサージオイルの香り…間近でしか得られない体験ができるはず。安全に楽しく観戦しましょう。クリテリウム表彰式は午後6時40分から、オリオンスクエアで開催されます。

ジャパンカップクリテリウム概要

日程:10月19日
場所:宇都宮市大通り周回コース
14:30〜 ホープフルクリテリウム
14:48〜 ウィメンズクリテリウム
15:06〜 ガールズケイリンスペシャルレース
15:15〜 ジャパンカップクリテリウムパレードラン
15:40〜 ジャパンカップクリテリウム スタート
16:30頃 ジャパンカップクリテリウム フィニッシュ(予定)
18:40〜 クリテリウム表彰式(会場:オリオンスクエア)

手が届く距離で熱戦を展開

 ロードレースが開催されるのは宇都宮駅から西に約10kmほど先にある森林公園とその周辺の公道です。1周10.3kmの起伏に富んだコースを14周する計144.2kmで争います。例年、日本人選手を多く含む逃げグループを、海外チームが容認し、レース終盤でキャッチアップ、そして強豪による優勝争いという図式でレースが展開されてきました。しかし、昨年は序盤から有力チームや選手が動きを見せ、退屈な展開にさせず会場を盛り上げました。

迫力のレースを間近で観戦できるのが特徴。接触を避けるためマナーには注意 Photo: Shusaku MATSUO

 見所は何といっても選手との近さ。特に勝負所としても知られる標高差185mの上り「古賀志林道」では、手を伸ばせば届く距離で選手が通過していきます。仮装や目立つ格好をして応援したり、オリジナルグッズを持ち込んで声援を送るなど、思い思いのスタイルで訪れるファンの姿も。レースを間近で観戦するなら必ず足を運ぶべきスポットです。

レース前には選手がブースを訪れることも Photo: Shusaku MATSUO
仕事を終えた選手がウイリーで観客前を通過 Photo: Shusaku MATSUO

 また、「田野町交差点」はハイスピードなコーナリングが見られることで人気のスポット。近くにはコンビニもあるので便利です。そこからメイン会場へは緩やかに上りながらアップダウンを繰り返すレイアウト。レース終盤には優勝を懸けた駆け引きが頻繁に行われるポイントなので、「フィニッシュよりもこっち!」という玄人なファンはこちらもおススメです。

選手からボトルを獲得するために趣向を凝らした観戦方法も Photo: Masahiro Osawa
応援フラッグを作って観戦するファンたち Photo: Masahiro Osawa

 しかし、間近で応援するにあたり、注意すべきポイントがいくつもあります。選手に触れるのはもちろんNGですし、コースに乗り出しての応援や、接触するものをコース上に置いての観戦も禁止です。先頭集団が通り過ぎたあとも、遅れた選手が通過していきます。また、選手だけでなく先導車や、チームカー、バイクなど様々な車両も走っています。コース上を移動する際は細心の注意を払いましょう。

ロードレース概要

8:50〜 ジャパンカップ スペシャルキャラバン
9:00〜 選手紹介・出走サイン
10:00〜 ジャパンカップサイクルロードレース スタート
13:45〜14:10頃 ジャパンカップサイクルロードレース フィニッシュ(予定)
14:00〜14:30頃 ジャパンカップサイクルロードレース表彰式

コース上には選手だけでなく、数十台の車両が走っている Photo: Shusaku MATSUO

 台風19号の影響で一時は開催が危ぶまれたロードレースですが、主催者側の迅速な対応により開催に至りました。しかし、公園内や周辺道路で復旧工事を現在も行っている状況もあり、立ち入り禁止ポイントが新たに設定されています。スタート/フィニッシュポイントから古賀志林道へと繋がる赤川ダム付近の道も該当するため、大きく赤川ダムを迂回する必要があります。また、「鶴C.C.前の道(宇都宮市道2550号線)」および「下野萩の道」も自転車・歩行者ともに通行が禁止されています。田野町交差点からメイン会場まではコースと並行する細野街道を通って移動しましょう。

 ロードレースのメイン会場では、ステージで実況解説が行われるほか、多くのブランドのブースが出展しています。出場チームに関係するブースでは選手がサイン会を行うなどのイベントが催されることもあり要チェック。グルメブースも用意されているので、食べて、飲んで、賑やかに観戦しましょう。

 会場横には駐輪場が用意されており、愛車をかけておくことも可能です。もちろんカギは持参必須。会場までは宇都宮駅や各所から大会専用シャトルバスが運行するほか、路線バスで会場付近まで移動することも可能です。一般用の無料駐車場も用意されていますが、台数に限りあり。

 詳しくは公式ウェブサイトのアクセス情報をご覧ください。

 チームプレゼンテーション、クリテリウム、ロードレースはスポーツ専門チャンネル「J SPORTS」で実況解説付きで生中継されます。宇都宮の現地で観戦できないファンは、こちらで応援しましょう。

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