自転車の整備も解説ヘルメット着用義務化に向け教員にレクチャー 「自転車通学指導セミナー」が大分県で開催

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 自転車の安全利用促進委員会と自転車協会は10月8日、大分県の大分市美術館で県内の高校教員を対象に「自転車通学指導セミナー」を開催した。教員の自転車通学の指導力向上を図るもので、参加者は指導方法や自転車の整備・点検などについて理解を深めた。

大分市美術館で「自転車通学指導セミナー」を開催。同県の高校教員41人が参加した Photo: Bicycle Safety Committee

 大分県では自転車通学で生徒の死傷事故を防ぐことを目的として、2021年までに自転車通学する高校生全員のヘルメット着用を目指しているという。今回のセミナーでは、自転車に詳しい専門家が効果的な指導方法や具体的な事故事例を提示することで、ヘルメット着用の義務化に向けて教職員の指導力向上を図った。

 講演では自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんが、ヘルメット着用の重要性や全国の自転車通学の指導例を紹介。自転車事故についても触れ、「ヘルメットを正しく着用すると、自転車事故での頭部損傷による死亡の割合はおよそ1/4に減ります」と解説した。

 自転車の整備・点検については大分県自転車二輪車商協同組合の小野政弘理事長が説明。「自転車は乗り物なので定期的にメンテナンスをすることが必要で、特にきちんと止まれる自転車かどうかの確認は必須です」とメンテナンスの重要性について訴えた。

教員同士で意見交換をする時間を設けた Photo: Bicycle Safety Committee

 セミナー後のワークショップでは、教員同士でヒヤリハットの事例についてグループでディスカッションを行ったほか、情報共有を場を設けた。

 参加した教員からは「年間を通して計画的に交通安全指導をしていく重要性を知ることができて良かった。講義での指導事例と指導タイミングを参考に取り組んでいきたい」との声が聞かれた。

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