五輪代表選考に向けて、引き続きハイレベルな環境新城幸也がバーレーン・メリダと契約更新 2020年シーズンもワールドチームで活動

by あきさねゆう / Yuu AKISANE
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 UCIワールドチームのバーレーン・メリダが、新城幸也を含む4人の選手との契約を2020年まで更新したことを公式SNS・公式サイトにて発表した。現在、東京五輪代表選手選考ランキングで2位につけている新城は、来季もワールドツアーを中心にレースを走ることができるため、五輪出場に向けて最高の環境に身を置くことができそうだ。

バーレーン・メリダとの契約を1年延長した新城幸也。写真はブエルタ・ア・エスパーニャ2019 第18ステージにて Photo: Yuzuru SUNADA

東京五輪に向けて万全の体制が整う

 新城は2009年にフランス籍のBbox・ブイグテレコムに移籍。同年のツール・ド・フランスでは、別府史之(当時スキル・シマノ)と共に、日本人初の近代ツール完走を果たした。2016年にはイタリア籍のランプレ・メリダに移籍、2017年シーズンから現所属チームである中東籍のバーレーン・メリダで走っている。グランツールは通算12回出場して、すべて完走しており、自転車ロードレース界でもとても経験豊富で、非常にタフな選手である。

 しかし、近年はレース中の落車やトレーニング中の事故を起因とした相次ぐ大怪我に悩まされていた。今年3月には、タイでのトレーニング合宿中、ダウンヒルで激しく落車。左肘と骨盤を骨折する大怪我を負った。

 6月のツアー・オブ・スロベニアでレース復帰すると、同月末の全日本選手権では、優勝した入部正太朗(シマノレーシングチーム)に接戦の末敗れたものの、2位という好成績を残した。8月上旬のワールドツアー「プルデンシャル・ライドロンドン・サリークラシック」では26位に入り、UCIポイントを獲得。9月29日時点での東京五輪ロードレース男子日本代表選考ランキングで2位となっており、代表選出に向けて好位置につけている。

 度重なる怪我を乗り越え、高いパフォーマンスを発揮する新城をチーム首脳陣は高く評価しており、8月にはブエルタ・ア・エスパーニャに出場し、2シーズンぶりのグランツール出場・完走を果たした。

 そしてこの度、フェン・チュンカイ(台湾)、ルカ・ピベルニク(スロベニア)、ドメン・ノヴァク(スロベニア)と共に、チームとの2020年シーズンまでの契約延長が発表された。

 チーム代表のブレント・コープランドは「彼ら(新城、フェン、ピベルニク、ノヴァク)はチームワークへの献身を見せている。私たちは彼らがトレーニングやレースでどれだけの犠牲を払ってきたかを見ているので、このスポーツで成功することを引き続き支援したい」と語っている。

 なお、新城は本日(9月29日)開催の世界選手権男子エリートロードレースに出場し、10月のジャパンカップサイクルロードレース、さいたまクリテリウムにも出場予定だ。

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