Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「ロードのディスクブレーキ普及と大手メーカーの強み」など 9月21~27日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。9月21~27日からは「普及価格モデルまで進んだロードバイクのディスクブレーキ化とビッグメーカーの強み」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ記事

福島から宮城まで繋がった「ツール・ド・東北」 南相馬発視察ライド100kmを走ったそれぞれの想い

 大会史上最多の約4000人が参加して盛り上がったロングライドイベント「ツール・ド・東北 2019」。本イベント前日の9月14日、福島県南相馬市発視察ライドが行われ、同イベント広報大使の道端カレンさん、お笑いタレントのトータルテンボスさんら合計9人が仙台市までの100kmを走った。東日本大震災の復興支援を目的に行われてきた同イベントの今後の拡大を見据え、福島県から宮城県にかけての太平洋沿岸の走行状況を確認。Cyclist編集部も同行しながら、これまで情報の少なかった南相馬市から仙台市にかけての復興状況とサイクリング環境を確認した。

 筆者が前職の取材活動で、2011年3月12日の朝を迎えたのが、今回走った相馬市でした。海から2kmくらいの内陸部の国道に到着すると、大型漁船が道の上に転がり、海水が大雨後のように流れていました。そこから8年半後の相馬は、全く別の世界に生まれ変わっており、「復興」というより、新しい世界が作られている途中であることを実感。同じような被災地初のコースが来年度以降に新設され、多くの方が参加して欲しいです。

編集部 後藤恭子のイチオシ記事

欲しいのは軽い糖質?栄養ある糖質? 管理栄養士がおすすめするサイクリストのための補給食

 私が自転車ロードレースチームをサポートさせてもらった時に驚いたことの1つが、レース中に補給食を食べることでした。野球は自チームが攻撃の時やグラウンド整備中に少し時間ができるので、その合間に食べることができますが、ロードレーサーはバイクに乗りながら食べるというのです。サイクリストの皆さんにとってはもはや当然のことだと思いますが、パフォーマンスをしながら補給を摂るというのは、私の知る限り数あるスポーツの中でも自転車競技ぐらいだと思います。

 補給食といえば端的にまんじゅう派の私ですが、なるほど、乗り手によって補給食に求めるものって違いがあるのだなと考えさせられました。効率よく糖質が摂れて、食べやすいことはもちろんですが、乗り方に応じた軽さ(ヒルクライム)だったり、飽きない味で消化に負担のかからない糖質(ロングライド)だったり、個人的に工夫の余地は色々とありそうです。トップアスリートからも不動の人気を誇るバナナには味だけでない理由があるのだろうと思っていましたが、やはり様々な要素が補給食として最適だったのですね。

編集部 大澤昌弘のイチオシ記事

普及価格モデルまで進んだロードバイクのディスクブレーキ化とビッグメーカーの強み

 2020モデルのロードバイクシーンを俯瞰する原稿を、という依頼をいただきました。まずはより一層進んだロードバイクのディスクブレーキ化についてです。シマノがティアグラにまで油圧ディスクブレーキ仕様を用意したことで、20万円以下の完成車にもディスクモデルが設定されるようになり、トレックやジャイアントなどはクロスバイクのディスク化も進めています。

 ロードバイク選びの視点として、好みとフィーリングは重要な要素ですが、ディスクロードにいたっては「メーカー」も加わります。メーカーというのは、ファクターとしてはありましたが、プライオリティは高くはなかったように思います。今までにない視点かもしれません。そこには説得力があり、「なるほど」と頷いてしまいます。このメーカーという視点を加えると、ディスクロードの完成車を買った後のパーツ選びにも影響が及びそう。読んでおいて損はないです。

編集部 松尾修作のイチオシ記事

欲しいのは軽い糖質?栄養ある糖質? 管理栄養士がおすすめするサイクリストのための補給食

 私が自転車ロードレースチームをサポートさせてもらった時に驚いたことの1つが、レース中に補給食を食べることでした。野球は自チームが攻撃の時やグラウンド整備中に少し時間ができるので、その合間に食べることができますが、ロードレーサーはバイクに乗りながら食べるというのです。サイクリストの皆さんにとってはもはや当然のことだと思いますが、パフォーマンスをしながら補給を摂るというのは、私の知る限り数あるスポーツの中でも自転車競技ぐらいだと思います。

 昔から疑問に思っていたことがあります。自転車に乗るとエネルギーを消費し、お腹が空くのは周知の事実ですが、ジェルだけ採っていてもすぐにお腹が空くんですよね。数値上十分なカロリー補給しているはずなのに…。ということで、長いレースの際は走行中でも好んで固形物を摂取していました。ただ、走りながら補給するのってなかなか難しいんですよね。パサパサしてて飲み込みづらかったり、包みを剥くのに苦労したり。今回の河南さんの記事では、走行中でも食べやすいよう一口サイズにする、ジャムを入れたパンを一晩寝かせておく、など実践的な内容で参考になることばかりでした。ぜひサドルの上でお試しを!

編集部 石川海璃のイチオシ記事

ブリヂストンサイクルの競技用自転車、東京五輪日本代表に正式供給 2020年モデルも発表

 ブリヂストンサイクルが9月24日、東京・渋谷区で開催された記者会見で東京五輪に向けて開発が進むトラック競技用自転車が、日本代表選手団の使用する機材に正式採用されたと発表した。同社のスポーツ自転車ブランド「ANCHOR」(アンカー)の車体で種目に応じて2種類用意される。会見では2020年モデルのブランドコンセプトや新製品も合わせて公開された。

 自分の中ではすでに決まっていると思い込んでいた機材供給ですが、取材した日に選手への供給が正式決定しました。中・短距離用の車体はパッと見で各種目に最適化されているなという印象。フレームだけでなく、ハンドルもオリジナルで製作するなど、ブリヂストンサイクルの本気度がうかがえます。機材は選手からの評価も上々で、あとは出場枠を獲得するだけ。短距離種目はほぼ確実に枠を獲得できそうですが、問題は中距離種目。新コーチが就任したので、今後の動きに注目です。

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