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「おおやようこの自転車あそび」<11>遠方自転車イベントで楽しむ大人の夏休み 地元の魅力を満喫するプチ贅沢旅

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 こんにちは。おおやようこです。遠方のイベントに行く時、イベントだけに参加して帰ってくるのはもったいない。そう思ったことはありませんか? 特に関東から地方へ行く場合、少し長めにお休みをとって地元の魅力を満喫するのがおすすめです。今回は毎年お伺いしている北海道のニセコエリアを例に、ちょっと楽しい大人の夏休み旅行をご紹介したいと思います。

北海道のニセコエリアを例に、大人の夏休み旅行を紹介します Photo: Yoko OYA

サイクリングに最適な気候

 今回の旅行のメインは8月4日に開催された「ニセコHANAZONOヒルクライム」です。北海道もやや暑い日が増えてきましたが、朝晩はしっかりと冷え込んで日中でも湿度は低め。しかし関東に暮らす身としては、終日ロングライドができる最高の気候です。

「くっちゃんじゃが祭り」の会場をパレード走行する選手達 Photo: Yoko OYA
ゴール地点で応援しました Photo: Yoko OYA

 大会のコース全長は約16km、平均勾配は約4.6%。序盤はほぼ平坦な区間で中盤から徐々に勾配が上がります。終盤にある急勾配区間さえ頑張れば、初心者にも走りやすいコース。序盤は集団走行の利が大きく、ロードレースのような雰囲気を楽しみたい方にもおすすめです。

優勝者への副賞は倶知安産のじゃがいも! Photo: Yoko OYA

 大会の舞台となる倶知安(くっちゃん)町は生食用じゃがいもの一大産地。優勝者には箱で身長ほどの高さに積まれたじゃがいもがプレゼントされます。下山後はすぐ近くの商店街で開催されている「くっちゃんじゃが祭り」に繰り出しましょう。

サイクリスト優しいコンドミニアム

 ニセコエリアは北海道の南西に位置し、日帰りライドでも余市や洞爺湖などに行くことができます。近隣を巡りたい場合は、羊蹄山一周やニセコクラシックのコース試走、観光地ならではのアクティビティを楽しむのもおすすめ。

 そんなニセコエリアの冬は、スノーリゾートとして海外からの旅行者がたくさん集まります。訪れる人の多くは長期間滞在するため、キッチンが併設されているコンドミニアムが充実しています。日本の観光地にあるホテルとは少しイメージが違い、期間限定で借りる別荘のようなイメージです。実はコンドミニアムをあまり利用したことが無かったのですが、1泊よりも1週間、1人よりも複数人で宿泊すると割安になることが多いようです。

家のような外観の「ブリスロジング」 Photo: Yoko OYA

 今回お邪魔した「BLISS LODGING」(ブリスロジング)は、自転車乗りウエルカムなコンドミニアムで施設内に愛車を入れることができます。洗濯機や乾燥機の利用が無料なのも嬉しいですね。全室にキッチンがついていて、簡単な調理も可能です。ちなみに施設の近くにあるスープカレー屋さん「つばらつばら」も美味しいですよ。

全ての部屋にキッチンが常設されている Photo: Yoko OYA
「つばらつばら」の骨付きチキンカレー Photo: Yoko OYA

 自転車乗りの方におすすめなのは一棟貸しのお部屋です。最大6人で滞在できるので、1週間程度の夏休みを取って仲間や家族と訪れ、週末はイベント参加、前後数日で観光やサイクリングをするのがおすすめです。

おすすめのアクティビティはMTB

 滞在中におすすめのアクティビティ体験スポットは「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」(ニセコ グラン・ヒラフ)のマウンテンバイク(MTB)フロートレイルです。国定公園に指定されている自然豊かなスキー場の中に、期間限定でフロートレイル(6月~10月)とダウンヒル(7月~9月)のコースが設けられています。

 羊蹄山を眺めながらまったりトレイルを走るのは気分爽快。e-MTBのレンタルもあるので上りは電動アシストの恩恵を感じながらすいすい上ることができます。ゲレンデに作られたコースは、コースアウトをしても安全で普段はスポーツバイクに乗っていない家族でも楽しめます。MTBに乗ることで体重移動やバイクコントロールのスキルが上達するので、普段ロードバイクをメインに楽しんでいる方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

見晴らしが良く羊蹄山を一望できる Photo: Yoko OYA
e-MTBのレンタルで上りも楽々 Photo: Yoko OYA

 紹介したのはあくまで一例で、レースやイベントで味わうことができるのは地域の魅力のかけらにすぎません。可能であればメインイベントの前後で観光し、地元の景色や食、文化を存分に満喫することでより自転車を楽しむことができるのではないかと思います。家族旅行と合わせるのもおすすめです。私も時間と予算に余裕のある時は、自転車イベントを機に訪れた地域を満喫したいと思います。

大宅陽子大宅陽子(おおや・ようこ)

自転車情報番組NHK BS1『チャリダー☆』で結成された「坂バカ女子部」メンバーとして出演。坂を上ることをこよなく愛する。2013年まえばし赤城山ヒルクライム大会年代別1位。また、ヨガインストラクターとして、サイクリストへのヨガレッスン「サイクリストヨガ」を提供している。Facebookページ

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おおやようこの自転車あそび マウンテンバイク 北海道

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