大会初の女子クリテも開催ジャパンカップにクライスヴァイクが出場へ 別府史之、新城幸也もメンバー入り

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 栃木県宇都宮市で10月18日から20日まで開催されるアジア最高位のワンデーレース「2019ジャパンカップサイクルロードレース」の記者発表会が9月18日、東京都内で開催された。未発表だった海外チームや暫定のスタートリストを公表。ツール総合3位になったステフェン・クライスヴァイク(オランダ、チーム ユンボ・ヴィスマ)や別府史之(トレック・セガフレード)、新城幸也(バーレーン・メリダ)らが名を連ねた。

ジャパンカップの記者会見が東京・渋谷区のエビススバルビルで行われた Photo: Kairi ISHIKAWA

全チームのリストが出揃う

 記者会見では、MCのアリーさんと栗村修さん(TOJ大会ディレクター)が既報8チームに合わせ、出場チームと暫定のメンバーリストを発表した。

 海外プロコンチネンタル勢からは、NIPPOとスポンサーシップを協議しているデルコ・マルセイユ プロヴァンスが参加。このほか、雨澤毅明が所属するリュブリャナ・グスト・サンティックをはじめ、日本のレースに参加経験のあるチームも参戦する。国内チームはUCIアジアツアーランキングや国内ツアーランキング、主催者推薦枠などから8チームが選出された。

出場チーム

※は今回の記者会見で発表されたチーム
【UCIワールドチーム】
ミッチェルトン・スコット
バーレーン・メリダ
EFエデュケーションファースト
チーム ユンボ・ヴィスマ
トレック・セガフレード

【UCIプロコンチネンタルチーム】
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ
チーム ノボ ノルディスク
ワロニー・ブリュッセル
デルコ・マルセイユ・プロヴァンス(※)

【コンチネンタルチーム】
リュブリャナ・グスト・サンティック(※)
チーム・サプラサイクリング(※)
ワイルドライフ・ジェネレーション・プロサイクリング・P/Bマキシス(※)
タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム(※)

【国内チーム】
チーム右京(※)
マトリックスパワータグ(※)
キナンサイクリングチーム(※)
宇都宮ブリッツェン(※)
シマノレーシング(※)
ブリヂストンサイクリング(※)
那須ブラーゼン(※)
日本ナショナルチーム(※)

注目チームは?

 チーム ユンボ・ヴィスマはステフェン・クライスヴァイク、ロベルト・ヘーシンク(オランダ)、セップ・クス(アメリカ)、レナード・ホフステッド(オランダ)ら、ブエルタ出場メンバーを4人も揃える力の入れようだ。クライスヴァイクは2018年のツールで総合5位、今年は3位に入るなど、発表された出場メンバーの中でもステージレースでの総合力の高さが頭一つ飛びぬけている印象。クスは今年のブエルタ第15ステージで区間優勝している。

今年のツール総合3位の実力者、ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、チーム ユンボ・ヴィスマ)がリストに名を連ねた(写真右) Photo : Yuzuru SUNADA
ブエルタ第15ステージで初勝利を挙げたセップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ)は24歳の若手選手 Photo : Yuzuru SUNADA

 トレック・セガフレードでは別府のほか、今年のツールで2ステージに渡ってマイヨ・ジョーヌをキープしたジュリオ・チッコーネ(イタリア)がエントリー。別府はビデオレターで、「今年はチッコーネを筆頭にクライマーを揃えた布陣です」とコメントした。バーレーン・メリダはチームとしては初出場。メンバー入りした新城幸也は2016年以来、3年ぶりにレースに挑む。

バーレーン・メリダでは初、自身では3年振りの出場となる新城幸也 Photo: Shusaku MATSUO
UAEチーム・エミレーツコンビのディエゴ・ウリッシ(イタリア)とマヌエーレ・モーリ(イタリア)は「ジャパンカップクリテリウム」に参加 Photo: Shusaku MATSUO / Yuzuru SUNADA

 また、19日に宇都宮市街で開催される「ジャパンカップクリテリウム」限定のチーム、クリテリウム・スペシャル・ライダーズに、ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAE・チーム エミレーツ)とマヌエーレ・モーリ(イタリア、UAE・チーム エミレーツ)が参加する。ウリッシは東京五輪ロードレースのプレ大会で優勝。モーリはジャパンカップの常連選手で、2007年のロードレースでは優勝した経験を持つ。そのほか同チームのメンバーは調整中で、確定次第ホームページでアナウンスする。

女子クリテは3周回で開催

 今年は「ジャパンカップクリテリウム」が10周年を迎えることを記念して、女子クリテリウムも行われる。

 出場選手は、海外からの招聘に加え、過去5年間にジャパンカップオープンレースで上位の成績を収めた選手、将来有望な高校生や大学生などを招待。30人前後で1周2.25kmのコースを3周回で競う。大会では長年に渡り、自転車競技の裾野拡大を図ってきたが、今後は女子レースの普及にも取り組んでいくという。

「観戦エリアの拡大も図りたい」と展望を語る佐藤栄一宇都宮市長 Photo: Kairi ISHIKAWA
女子クリテの開催に期待を寄せる雨谷千紗子さん(女子プロチームLive GARDEN Bici Stelleチームマネージャー) Photo: Kairi ISHIKAWA

 会見に登壇した佐藤栄一宇都宮市長は「クリテリウムは今年で10回目を迎えます。これを記念して女性クリテを初開催しますが、これも多くの人の楽しみになるのではないでしょうか」と展望を述べた。ゲストの元プロロード選手、沖美穂さんは「初の女子クリテが非常に楽しみ。自分も出場してみたかった」とコメント。女子プロチームLive GARDEN Bici Stelle(ライブガーデンビチステンレ)の雨谷千紗子チームマネージャーは、「国内であの観客の中走れるレースはないですし、選手も観客も楽しめる大会。男子が盛り上がってきているので、女子レースも盛り上がっていけば」と期待を寄せた。

 そのほか、「ジャパンカップ」に合わせて18日に運行する専用列車「ジャパンカップトレイン」に、元プロロード選手のダミアーノ・クネゴ(イタリア)が同乗することが決まったほか、フォトムービーコンテストが行われるなど、大会以外にもイベント盛り沢山となっている。

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