エリートのトレーナーに新作もフィジークの3Dプリンター技術を用いたサドルに注目 カワシマサイクルサプライ展示会

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ピナレロなど数多くのブランドを取り扱うカワシマサイクルサプライが、2020年モデルを中心とした展示会「リオグランデショー」を開催した。会場で見つけた注目製品をリポートでお届けする。

3Dプリンター技術を用いたフィジーク「アダプティブ」 Photo: Shusaku MATSUO
無数の穴で構成されたパッド Photo: Shusaku MATSUO

 会場内で最も注目を集めていたアイテムが、パッドを幾何学模様の無数の穴で覆ったフィジークのサドル「アダプティブ」。従来の「アンタレスエヴォ00」がベースとなっている。3Dプリンター技術を用いて制作されたモデルで、デジタル紫外線投影とプログラム可能な液体樹脂成型を駆使し、体重のかかる箇所に応じた造りを実現した。この技術は将来的にはフィッティングシステムと連動したものになるという。今年中の発売を予定している。

 また、フィジークからはトレンドのショートノーズタイプのARGOが登場。レースなどのハードは走りに適応する「VENTO」と、ツーリングに向いた厚手の造りとなった「TEMPO」の2種類がラインナップされ、それぞれ2種類の幅の製品が用意された。

トレンドのショートノーズサドル「ARGO」シリーズが登場 Photo: Shusaku MATSUO
ストロボを当てると激しく反射 Photo: Shusaku MATSUO

 シューズにも力を入れるフィジークは、既存のカラーバリエーションを拡大。ストラップがアッパーを包み込みホールドする「TEMPO R5 パワーストラップ」からは、リフレクティブ素材を全面に採用したカラーが登場した。光が当たると反射し、周囲に存在をアピールする。早朝や夜間の走行が多いサイクリストにおすすめのカラーだ。

畳むとわずか15cmになるスリム設計

 エリートのインタラクティブ(スマート)トレーナーからは3つの新モデルが登場した。「トゥオ」は後輪固定タイプのトレーナーで、足に木材を使用しているのが特徴。本体が放熱性に優れたアルミを用いており、ファンを使用していないことから優れた静粛性を実現している。スルーアクスルも対応しており、20インチからの適合となっている。

木材使用したスタイリッシュな「トゥオ」 Photo: Shusaku MATSUO

 「スウィート」は畳むと厚みがわずか15cmになるスリムなボディが特徴だ。ボディが鉄板スチールで構成されており、重量はかさんでいるものの、共振を防ぎ、動作音は静か。シマノ「105」のスプロケットが最初から取り付けされており、新たに購入する必要がない。箱から出してすぐに使える手軽さも魅力だ。

脚を畳むと15cmの幅までスリムになる「スィート」 Photo: Shusaku MATSUO
ハイエンドモデルのインタラクティブトレーナー「ディレートエックス」 Photo: Shusaku MATSUO

 ハイエンドモデルの「ディレートエックス」は、細部をブラッシュアップさせた。より静粛性が増したほか、ロングケージのリアディレーラーでも本体に当たらない設計となっている。精度の高いパワーメーターを内蔵しており、より質の高い室内トレーニングを目指しているサイクリストに最適なモデルだ。

より柔らかく、握りやすくなった「ナノフライ」 Photo: Shusaku MATSUO
2時間保冷の「アイスフライ」と4時間保冷タイプの「ナノフライ」 Photo: Shusaku MATSUO

 プロチームからも信頼されるボトルを作っているエリート。保冷ボトルとしてしられる「ナノゲリート」が新たに「ナノフライ」となって生まれ変わった。前モデルと同様に内部は2層構造となっており、4時間の保冷が可能に。夏場でもライドを終えるまで冷たいドリンクで喉を潤すことが可能となった。従来よりも本体が柔らかくなったことで、ボトルを押して飲みやすくなったことも特徴に挙げられる。保冷が2時間可能の新作「アイスフライ」も同時に発表された。

カンパニョーロの「ボーラWTO」にディスクブレーキモデルがラインナップ Photo: Shusaku MATSUO

 カンパニョーロからは「ボーラWTO」シリーズにディスクブレーキがラインナップ。ボーラWTOは空力を追求したモデルで、45mm、60mm、77mm(フロント)のリムハイトで展開されている。リム幅が19Cと幅広で、チューブレースタイヤに対応することが特徴だ。

自らも「ボーラWTO」を使用し、JPTでも好成績を出したカンパニョーロジャパンの秋山悟郎さん Photo: Shusaku MATSUO

 トライアスロンやタイムトライアルなど、巡航性能に優れているスペックだが、ロードレースのような加減速でも性能を発揮するという。カンパニョーロジャパンの秋山悟郎さんは、45mmハイトのボーラWTOでJプロツアーに参戦。9月初旬に開催された第15戦では、群馬CSCの起伏に富んだコースをこなし、スプリントで7位に入る活躍。「ロードレースでも相性いいですよ!」と製品をアピールした。

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