Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「 サイクリスト的お酒の上手な飲み方」など 8月31日~9月6日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。8月31日~9月6日からは「アルコールは百害あって一利なし? サイクリスト的お酒の上手な飲み方」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ記事

鉄人・三船雅彦の3度目「パリ~ブレスト~パリ」 睡魔、空腹、低体温さえも楽しんだ1200km

 フランスのパリからブルターニュ半島西端の都市ブレストまでを往復する1200kmの超長距離サイクリングイベント「パリ~ブレスト~パリ」(以下PBP)が8月18〜22日に開催された。4年に1度開催されるこのイベントには今年、日本人392人が参加。前回の2015年大会で、43時間23分の日本人最速記録を樹立したプロサイクリストの三船雅彦さんに今回の挑戦を振り返ってもらいました。

 1200kmを走り切るには、走力はもちろんエネルギー補給のタイミングがどれだけ大事かが三船さんのリポートから伝わってきます。別の機会に話を聞くと、サポート隊がいなかった1回目の挑戦は「通りがかったパン屋さんでバゲットを3本買ってバックポケットに差し込んで、少しずつ食いつないだんです」と楽しそうに振り返ってくれました。今回は補給不足ながら悔しがりつつ、周りのライバルのサポート隊から食材をしっかり分けてもらったといいます。食材を分けてもらう時の秘訣、強面の三船さんがどんな表情でお願いしたのかも知りたくなりました。

編集部 大澤昌弘のイチオシ記事

「四国一周サイクリング」にバスツアーが登場 週末利用の分割チャレンジが便利に

 「四国一周サイクリング」が9月より、サイクルラック付きバスでサイクリストを送迎するツアー「チャレンジ!!四国一周サイクリングバスツアー」を実施する。四国一周サイクリング「CHALLENGE 1,000kmプロジェクト」はエントリー期間が3年間あり、体力に自信がなかったり長期の休みが取れなかったりなど、1回のチャレンジで完走することが難しい人に、公共交通機関を利用した“分割チャレンジ”を提案する。

 四国の取組みは以前から注目。四国一周をミッションに、様々なテコ入れにいつも驚かされます。今回は伊予鉄トラベルのサービスですが、料金を見る限り、超情熱価格のように見えます。その情熱、どこから来るのかは不明ですが、愛媛県と一体となって様々な事業者が、サイクリストに四国一周をしてほしいという気持ちは伝わってきます。いつしか、しまなみ海道ブランドが確立したように、四国一周ブランドが将来誕生するかもしれません。四国一周の存在感が変化していく過程は興味深いですし、自転車の利活用を目指す他の自治体にも参考になるのではないでしょうか。

編集部 後藤恭子のイチオシ記事

アルコールは「百害あって一利なし」? サイクリスト的お酒の上手な飲み方

 私はお酒を飲むとただしんどくなるだけなので、お酒の良さはわからないのですが、お酒好きな方は本当に好きで水の如く飲まれますよね。サイクリストの方々も、ライド後のご褒美としてお酒を楽しみにされている方は多いと思います。ただ、スポーツをする上でアルコール摂取はあまり良い話は聞きませんよね。ジレンマを感じながら飲んでいたり、ストイックな方の中には飲酒を我慢している方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんな「アルコールとの付き合い方」についてお話ししたいと思います。

 ライド後の解放感でつい飲んでしまうビール。仲間との打ち上げとなれば、勢いあまって少々飲みすぎてしまうことも。しかし、それをしたときの翌日に残る疲労感は否めず、お酒のせいかな~と薄々感じてました。お酒好きな人間にとってはリラックスできるので飲酒もきっと悪い要素ばかりではないのでしょうけれど、体のリカバーを考える上ではアルコールは避けた方が良いということです。とにかく体とアルコールの関係を知っていることは重要なこと。そうすれば、飲みたいとき・リカバーしたいときなど状況に応じて臨機応変に「飲み方」を変えられますよね。皆さんも上手なお付き合いを。

編集部 松尾修作のイチオシ記事

地域密着型チーム「さいたまディレーブ」発足 初年度からJPT、UCI登録を目指す

 地域密着型のプロチーム「さいたまディレーブ」の発足が9月2日、さいたま市内で発表された。チームは2020年から、元プロロードレーサーの長沼隆行氏の指揮のもとで活動を開始。初年度から日本最高峰のロードレースシリーズ「Jプロツアー」(JPT)へのチーム登録と、UCI(国際自転車競技連合)の登録を目指す。

 さいたまに地域密着型チームが誕生しました。会見に行ってきたのですが、現時点での活動については不明瞭な点が多い印象を受けました。出せる情報と出せない情報があるのは理解できますが、もう少し具体的なビジョンを見たかった。一方で、埼玉県の経済規模は宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンが拠点とする栃木県の約3倍。また、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムも開催されており、企業サポートや地域が持つ文化的な観点で捉えると、継続的な運営に期待できる地盤はあります。順風満帆な船出を迎え、“地域密着型”の成功例の一つとして示せるチームになってもらえたらと願っています!

編集部 石川海璃のイチオシ記事

ジャイアントが2020年モデル展示会 油圧ブレーキ搭載のクロスバイクを拡充、パワーメーター単体販売も開始

 自転車総合ブランドのGIANT(ジャイアント)と同社女性向けブランドのLiv(リブ)、新コンポーネントブランドのCADEX(カデックス)の展示会が8月29日、神奈川県横浜市の大さん橋ホールで開催された。2020年モデルはクロスバイクのディスクブレーキモデルなど多くの新製品を披露。クランク一体型のパワーメーター「POWER PRO」(パワープロ)の単体販売の発表や、カデックスのホイール国内初展示など、充実した内容となった。

 ジャイアントの展示会を取材しました。特に注目なのは「エスケープRドロップ」です。市場でも一定の需要があったドロップバーカスタムが商品化。スポーツサイクル初心者にとって、かなり朗報なのではないでしょうか。「ロードは買えないけど…」という時の選択肢の一つとして、同形状の車種が買えるのは、サイクリングデビューを後押しするはず。ロードのエントリーモデルの値段が数年前と比較し、安くなったとはいえ、まだまだ心理的障壁が高い値段。ロードの購入を検討していた人が、購入そのものを諦める前に引き留める判断材料になるはずです。

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