知られざる!? お役立ちサービスも飛行機輪行で「ツール・ド・おきなわ」へ 全日空ならラクラク・安心な理由

by 大澤昌弘 / Masahiro OSAWA
  • 一覧

 今年こそ「ツール・ド・おきなわ」に行ってみたい! けれども、飛行機輪行には不安もつきまとう。愛車がぞんざいに扱われたりしないか、という不安だ。「どこで自転車を預ける?」「輪行袋は?」などと、初めての人にはわからないことだらけで、心理的障壁は高そうだ。しかし、ポイントを押さえれば問題はないし、不安も少なくなるはず。ここでは筆者が体験した全日本空輸(ANA)便でのケースをリポートしたい。併せて大会公式スポンサーのANAならではのスペシャルなサービスも紹介する。ANAならば、安心・ラクラクに沖縄へ行けるはずだ。

ANAなら安心・ラクラクな飛行機輪行の旅ができる Photo: 全日本空輸

飛行機輪行はポイントを押さえれば問題なし

 羽田から那覇までANA便を使った今回の旅。ANA便を使っての飛行機輪行は人生で3度目だ。振り返ると、飛行機輪行のイメージは大きく変わった。人生初の飛行機輪行は大事な愛車が壊されはしまいか、という思いから、ガッチリとした造りの輪行ケース「シーコン AEROCOMFORT 2.0」を使った。

 しかし、その心配は不要だった。2回目からは、シーコンよりも重量が軽くて使いやすい、オーストリッチのソフトケース「OS-500」を使っているが、まったく心配はない。言い過ぎかもしれないが、金属フレームならば、電車輪行の輪行袋でもいいのではないか、と思い始めたくらいだ。

 ANAではかなり丁寧に取り扱ってくれる。カウンターで輪行袋を預けると、重量計測が行われる。自転車とその他手荷物は一人20kgまで(プレミアムクラスは40kgまで)無料で預け入れ可能だ。ただし、受託手荷物として預け入れ可能なのは、3辺の合計が203cm以内のもの。かつて一度も預け入れを断られたことはないが、規定を超える236cmのOS-500や233cmのシーコンは飛行機の貨物室に搭載スペースがある場合のみという条件付きとなる。

3辺合計が規定を超える236cmのOS-500は預け入れ不可になる場合もあり注意が必要 Photo: Masahiro OSAWA
壊れやすいことを示す「FRAGILE」シールやタグを荷物に貼付。かなり丁寧に取り扱ってもらえる Photo: Masahiro OSAWA

 その後、カウンターのスタッフから、荷物を倒した場合、左右のどちらを上下(天地)にするかを聞かれる。天地の位置を伝えると、輪行袋にはそれを示すシールを貼ってもらえるので、スタッフの誰もが指示された位置で取り扱えるというわけである。飛行機輪行では、ディレーラーハンガーが曲がってしまうトラブルが多いようだが、ディレーラー側を上向き(天)にすることで、かなりの確率でトラブルを防げそうだ。スタッフはこのことを気使ってくれるのだ。

受け取った自転車には「FRAGILE」タグとシール、天地を示すシールが貼られていた Photo: Masahiro OSAWA

 目的地に到着して、空港で受け取りの際、毎度のこと感心するのは、スタッフが直接手渡ししてくれることだ。通常、預けた手荷物はターンテーブルから流れてくるが、自転車の場合は別。スタッフ専用通用口からスタッフが輪行袋を持ってきて、直接手渡してくれる。受け取る際はクレームタグの番号を確認して受け取るようにしよう。

機内持ち込みできるものとできないもの

 細かな注意点も挙げておこう。自転車を預ける前に、気圧の変化でタイヤのチューブが破裂しないように、タイヤの空気は極力抜いておこう。Di2などの電動変速システムを使っている場合、バッテリーの取り外しは必須、バッテリーは機内持ち込みとなる。なおバッテリーの種類、容量(Wh数)がわかるものを情報事前に用意しておくとスムーズだ。

 また、パンク修理のためのCO2ボンベは1本あたりの容量が50ml(28gと同等)、4本まで機内持ち込み、受託手荷物として預け入れることが可能だ(容量確認のできないものは機内持ち込み、受託手荷物ともに不可)。液体式のパンク修理剤も機内持ち込み、受託手荷物の両方でNGとなる。このためタイヤシーラントは家に置いておくほかない(タイヤに入ったシーラントもNGとなる)。

輪行袋に詰める前にタイヤの空気を抜いておこう Photo: Masahiro OSAWA
簡易工具の機内持ち込みは規定があり、自転車とともに預けておくのが無難 Photo: Masahiro OSAWA

 工具は機内への持ち込みがNGと考えたほうがよい。一部工具は15cm以内なら機内持ち込み可となるがルールが細かく受託手荷物として預けるほうがが無難だろう。メンテナンススプレーは、引火性ガス・毒性ガスを含まないものは受託手荷物のみ、潤滑油は引火点が60度を超えるものは機内持ち込み、受託手荷物として認められるが、その他容量・重量制限もあり規定は細かい。このため、持ち込むことを考えずに、メンテナンスは事前に済ませたい。大会直前にチェーンにオイルをさすならば、リキッドタイプを用意しよう。

 あとは当日の心構えとして、余裕をもって空港まで行き、自転車を手荷物カウンターに預けることくらいだろうか。空港には自動手荷物預け機があるが、自転車はスタッフ対面のカウンターでの対応となる。手荷物カウンターは大概込み合っているので、時間には余裕をもって手続きを済ませたいところだ。ANAによれば、出発時刻1時間前までに手続き終了が望ましいという。

知っておきたい便利サービス

 ところで、ツール・ド・おきなわにはANA利用者を対象にした「自転車事前受託サービス」というものがあるのをご存知だろうか。市民レース開催当日に、大会会場で自分の自転車を預け、到着空港地で受け取るというサービスだ。

預け入れの際は、ANA便の予約を確認できるもの、eチケットのお客様控え、ANAマイレージカードなどを提示(2018年概要より)。昨年は10時30~17時までと受付時間 画像提供: 全日本空輸

 2018年の実施概要によると、サービス利用可能となる対象者は「市民レース開催翌日に那覇空港を発つANA便の利用者」。市民レース開催翌日に帰路につく参会者が多いことを考えると、多くの人が利用できるサービスのはずだ。大会翌日、那覇空港で自転車を預けるまで、かなり大変な思いをする。名護から那覇空港までの車への積み下ろしがあり、那覇空港に着いたら着いたで、手荷物カウンターには長蛇の列ができている。意外に時間がかかりくたびれてしまう。

 このサービスを利用すれば、そんなストレスとは無縁になるし、沖縄滞在最終日の時間の使い方も変わりそうだ。ツール・ド・おきなわに行くならば、ANAを利用するアドバンテージは大きい。今年も同サービスの提供が予定されており、ANAを利用することのメリットは大きそうだ。

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

ツール・ド・おきなわ

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載