東京五輪1年前、抱負と課題も語る中村輪夢、大池水杜が世界の技を見せ完勝 BMXフリースタイル・ジャパンカップ第1戦

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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 全日本フリースタイルBMX協会(JFBF)主催のジャパンカップ第1戦フリースタイル・パーク競技鵠沼大会が8月18日、神奈川県藤沢市の鵠沼スケートパークで開催された。男子エリート決勝では中村輪夢、女子エリートは大池水杜が優勝し、1年後の東京五輪へ世界トップレベルの技を湘南で披露した。

得意のノーハンドをしっかり決める大池水杜 Photo: Kenta SAWANO

 この日は、五輪テストイベントのセーリング競技が開催されるなど五輪で盛り上がりを見せる江の島周辺で、BMXフリースタイル・パーク競技でも世界で戦う日本人トップ選手が熱い演技を見せた。

 午後2時過ぎ、気温35℃の猛暑の中、男女のエリートの決勝が開催。まずは昨年5月のUCIワールドカップで優勝した大池が高いジャンプのノーハンド、距離も十分のバックフリップをしっかり決めて、2位の深尾梨奈に10ポイントの差をつけて優勝を手にした。

ダイナミックな大池の演技 Photo: Kenta SAWANO
女子エリートの表彰式 優勝・大池水杜、2位・深尾梨奈 Photo: Kenta SAWANO 
段違いの難易度の技を次々とメイクした中村輪夢 Photo: Kenta SAWANO

 8人で競われた男子エリート決勝も、8月3日に初出場した「X Games Minneapolis 2019」(以下X Games)で銀メダルに輝いた中村が、世界で見せた技を日本でもしっかりメイク。720バースピンなどを確実に決め、93ポイントを獲得し、昨年に続き連覇を決めた。2位にはダイナミックな技で観衆を沸かせた高木聖雄が入った。

演技前、独りで目を閉じ集中する中村輪夢 Photo: Kenta SAWANO
男子エリートの表彰台 (左から)2位の高木聖雄、1位の中村輪夢、3位の勅使川原大地 Photo: Kenta SAWANO

大池水杜のコメント

1本目は確実にできる技を入れて、2本目は挑戦中や課題の技、エアターンテイルウィップを試しました。またバックフリップの距離を延ばすことも合宿で取り組んでいたので、着地面まで伸ばせたことは収穫です。(東京五輪でメダルを取るためにも)エアの高さを出して、筋力ももっとつけていきたいです。

中村輪夢のコメント

東京五輪に向け抱負と課題をしっかり話した中村輪夢 

X Gamesで決めた技を国内でもできたのは良かったです。(X Games2位で)自信はついたが、世界トップとの差も分かり、(まずは)トップ3に常に入れるようにしたいです。そのためにも、この暑さの中で1分間走り切れる力をつけたい。特に今は難易度の高い技を成功させるために、演技の最初に持ってきているが、東京五輪で金メダルを取るためには、難しい技を最後に持って来れるようなプログラムでアピールすることが必要と考えている。競技中はHIPHOPアーチスト「ANARCHY」の曲を聞いていました。地元京都の人なので。

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