8人で競われた男子エリート決勝も、8月3日に初出場した「X Games Minneapolis 2019」(以下X Games)で銀メダルに輝いた中村が、世界で見せた技を日本でもしっかりメイク。720バースピンなどを確実に決め、93ポイントを獲得し、昨年に続き連覇を決めた。2位にはダイナミックな技で観衆を沸かせた高木聖雄が入った。
X Gamesで決めた技を国内でもできたのは良かったです。(X Games2位で)自信はついたが、世界トップとの差も分かり、(まずは)トップ3に常に入れるようにしたいです。そのためにも、この暑さの中で1分間走り切れる力をつけたい。特に今は難易度の高い技を成功させるために、演技の最初に持ってきているが、東京五輪で金メダルを取るためには、難しい技を最後に持って来れるようなプログラムでアピールすることが必要と考えている。競技中はHIPHOPアーチスト「ANARCHY」の曲を聞いていました。地元京都の人なので。