2019上半期ベストバイ編集部・後藤が買って良かったイチオシ携帯ポンプ LANDCAST「マジックポンプ」

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 『Cyclist』編集部員が2019年上半期に「実際に買ってよかったおススメ製品」を紹介する企画。後藤恭子が選んだのは、「フロア型ポンプ並に空気が充填できる」と噂の”携帯ポンプLANDCAST「マジックポンプ」です。「フロア型ポンプ並み」かどうかは男性目線かと思われますが、非力な女性の私でもそれほど頑張らずに5気圧まで入れることができます。男性はもちろん、女性にはとくにおすすめしたい携帯ポンプです。

女性の力でも高圧時のポンピングを可能にするランドキャストの「マジックポンプ」(写真は旧モデル) Photo: Shusaku MATSUO

話題になった「例のポンプ」

 「全ての携帯ポンプを過去にする」というコピーとともに昨年登場し、SNSなどで話題となった同製品。「高圧になってもポンピングが重くならない」という評価と、2390円(税込)という価格で注目を集め、製品名よりも「例のポンプ」という呼び名で広まった、“あのポンプ”です。商品に対する高評価なレビューとリーズナブルな価格に、「そんなうまい話があるかな~」と半ば半信半疑で一年前にポチりましたが、たしかに評判通りの優れものでした。

「ランドキャスト」というブランドの携帯ポンプ「マジックポンプ」(旧モデル)。全長20cm、本体重量108gとコンパクトかつ軽量 Photo: Shusaku MATSUO

 注目すべき点は高圧時のポンピングを可能にする「与圧式デュアルチャンバー構造」と、押しても引いても空気が入る「ダブルアクション機構」。これらの仕組みによって、空気圧が高くなってもポンピングに要する力が激増しません。同社が公表しているポンピング回数と封入圧の目安は、「100回で3気圧、200回で5気圧、300回で7気圧充填できる」とのこと。実際に試してみたところ、回数的には250回で5気圧強でした。

「与圧式デュアルチャンバー機構」により、従来の携帯型ポンプと比べて高圧でも軽い力でポンピングできる。さらに押しても引いても空気が入る機構で充填時間も短縮 ©LAND CAST

 ポンピングの回数は従来とそれほど変わらない印象ですが、一般的な携帯ポンプの場合、頑張ってもせいぜい200回で手はプルプル、腕がパンプアップしたところで4気圧程度でした。一方でマジックポンプは「このくらいでどうかな」と余力を残して5気圧程度。さらにポンピングの回数を重ねれば、筆者の力でも6気圧まではいけそうな手応えです。ちなみに男性編集部員は「軽いですね」といいながら、7気圧程度に達していました。

エアゲージ搭載のニューモデルも

 「ちょっと待って、1年前の製品の紹介なんて古くない?」と思った方へ。安心してください。ちゃんと今夏のニューモデルも購入しました。といっても基本的な性能は変わりませんが、空気圧が測れるエアゲージが付いていたり、バルブがネジ式ロック機構になるなどのマイナーチェンジを遂げています。それでも2890円(税込)とまだ3000円未満を維持しています。

ゲージが搭載されたニューモデル。今年上半期で購入したのはこちら。ちなみにゲージの単位はPSI。Barに慣れてる頭にはちょっと計算が必要 Photo: Kyoko GOTO
新モデルのバルブ。基本米式で、先端部分を回して引っ張り出すと仏式に。欲をいえば仏式をデフォにしてほしかったところ Photo: Kyoko GOTO

 初期モデルの印象が良かったこともあり、「あったらいいな~」と思っていたゲージが追加搭載されたので購入しましたが、初期モデルのレバー式バルブの方が使い勝手が良く、実はいまも初期モデルを主力として携帯しています。レバーに対する慣れもあるのかもしれませんが、個人的には旧モデルも選択肢としてラインナップに復活すると良いのではと思います。─と色々言ってますが、この機能性でリーズナブルな価格はポンプ市場を独走しているといっても過言ではないでしょう。個人的には「携帯ポンプの決定版」(2019年8月現在)と思える買い物でした。

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