コンディション不調も「意外に冷静」上りの個人タイムトライアルで與那嶺恵理は95位 ジロ・ローザ第6ステージ

  • 一覧

 アレ・チポッリーニの與那嶺恵理は7月10日、UCI女子ワールドツアーの「ジロ・ローザ」(女子版ジロ・デ・イタリア)の第6ステージ、12.1kmの個人タイムトライアルに出走し、トップタイムから6分40秒差の区間95位でフィニッシュした。

ジロ・ローザ第6ステージ、個人タイムトライアルを走った與那嶺恵理 Photo: Anton Vos/Cor Vos

 10日間で行われるジロ・ローザは後半戦。この日は距離は長くないものの、獲得標高600mを平均斜度約5%で上り続ける厳しいコースが設定。優勝タイムの24分32秒から、最大では10分ものタイム差が開くというステージになった。

 與那嶺はタイムトライアルバイクが用意されないというアクシデントがあり、「仕方がない」とノーマルのロードバイクにアタッチメントバーを付けての出走。タイムは伸ばせないまま翌日につなげるステージとなった。翌第7ステージは、長い峠はないものの、最初から最後までアップダウンが続く128.3kmのコースで行われる。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

 6日目。個人タイムトライアル。私達のタイムトライアルバイクが無いのですが…。

 動画はこちらです。

Giro Rosa ICCREA – Tappa 6

????‍♀ Il Giro Rosa Iccrea è su PMGSport???? Dopo le emozioni della tappa più dura⏱ Tocca alla cronometro individuale???? Annemiek van Vleuten cerca l'allungo in classifica generale???? Chi si avvicinerà alla maglia rosa?In collaborazione con Giro Rosa Iccrea

PMG Sport 2さんの投稿 2019年7月10日水曜日

 
イタリアのチームらしい問題がレース当日の朝に発生。試走に行こうとしたところ、タイムトライアルバイクをサービスコース(チーム拠点)に持ち帰ったと。本当に意味が分からず、皆大混乱。セカンドDS(第2監督)は上りだからいらないだろうと笑っています。選手たちは呆れ返ってしまいました…。

 まぁよいです、もう気にしても仕方がない。イタリアのチームらしい…。自転車は機材スポーツ。なかなか厳しい状態が続きます。

 レースコース。距離は12kmですが獲得標高は600m。圧倒的な力をアナミエックが見せていて、私達はとにかくタイムアウトにならないように。

 ロードバイクにDHバーを付けて走りました。重い体を淡々と持ち上げながら。走りながら美しい景色を見て、まぁしょうがない。ここまでコンディションが一気に落ちてしまうとは…。悲しいけど、まぁ仕方がない。

 テンポで走り、ゴール。疲れた感触もなく淡々と。

 そしてアナミエック。恐ろしいほど速く強い。今日2位のアンナと2%以上の差を付けました。そうでした。アナミエックが圧勝した昨日の標高2000m超級ステージ。ラスト25分のパワーウエイトレシオはなんと「1kg当たり5.7W!!!」。酸素が薄い中、彼女は高地トレーニングが大好きでジロ前も入念に行っていました。(今年の全日本選手権、私の40分間の数値は5.5Wでした)

 レース後、武井コーチと8月のワールドツアーに向けて修正のお話をしながら。この成績だと意外に冷静になれて、しっかりと考えがまとまり始めました。

 あと4日。明日はむっちゃきついとのことです。前半のお仕事を頑張って、元気に生き残れますように。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

UCI女子ワールドツアー 女子ロードレース 與那嶺恵理

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載