3000円からレンタルe-BIKE普及促進プロジェクトの「E-BIKEアクションしまなみ」始動、しまなみ海道で実験スタート

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 愛媛県が広島県や自転車メーカーらと連携して推進するe-BIKEを活用したプロジェクト「E-BIKEアクションしまなみ」がスタートする。しまなみ海道の拠点でe-BIKEのレンタサイクルなどを行い、e-BIKE体験者の声などを全国に向けて発信、e-BIKEの普及を図る。愛媛県ほかプロジェクト参画メーカーらが7月3日、都内で概要発表会を実施した。

プロジェクトの趣旨に賛同した自転車メーカーら8社(グローブライド、ジャイアント、パナソニックサイクルテック、プロト、BESV JAPAN、ボッシュ、ミヤタサイクル、ヤマハ発動機)を前列に、愛媛県、広島県、今治市、一般社団法人しまなみジャパン代表者によるフォトセッション Photo: Kenta SAWANO

壮大な目標を掲げたプロジェクト

 「E-BIKEアクションしまなみ」はe-BIKEの魅力を多くの人に伝え、e-BIKEの利用促進を図るプロジェクト。「しまなみ海道でのe-BIKEの利用促進」というエリアを限定した取組みではなく、同プロジェクトを起点に、全国的なe-BIKEの普及促進を図り、サイクリスト人口の増大につなげる高い目標を掲げたプロジェクトとなる。

しまなみ海道のレンタサイクル貸出数は急増。2017年度は2005年度比5倍に Photo: Masahiro OSAWA

 サイクリングの人気スポットとして広く知られる”しまなみ海道”ブランドを活用しつつ、女性層、シニア層、旅行者などをターゲットに、e-BIKEを活用して新たなサイクリングファンを増やしていきたい考えだ。当面はしまなみ海道でのe-BIKEの利用環境の整備を進めていくが、将来的には、環瀬戸内エリア、(四国一周のための)四国エリアへの取組み拡大も目指すという。

目下の目玉はe-BIKEのレンタル

 壮大な目標に向けての第一歩となるのが、7月14日から始まるe-BIKEのレンタサイクル実証実験だ。実証実験では、しまなみ海道の起点となる今治と尾道のレンタサイクル拠点にe-BIKE38台を配備。プロジェクトの趣旨に賛同したメーカーなど8社(グローブライド、ジャイアント、パナソニックサイクルテック、プロト、BESV JAPAN、ボッシュ、ミヤタサイクル、ヤマハ発動機)のe-BIKEを配置する。

自転車メーカーら8社がe-BIKEをサービス提供(サービス提供される車種は写真とは異なる場合があります) Photo: Masahiro OSAWA

 実証実験では、さらにエリア内に充電スポットも2カ所配置し、利用者環境も整えていく。利用者にはアンケートをとり、利用者実態の把握を進め、乗り心地や感想などを集計し、公式ウェブページなどを通じて情報発信をしていく。

 このほか、e-BIKEの良さを体感するガイド付きサイクリングツアーも実施。ツアーの様子や動画を撮影し、サイクリング番組での放送や公式ホームページを活用し、e-BIKEの魅力の拡散を図る。

気になるレンタサイクルの料金は?

 e-BIKEのレンタル料金は6時間3000円。貸出拠点は尾道港レンタサイクルターミナル、サンライズ糸山(各15台)。現地で直接問い合わせすることでレンタル可能。なお、ジャイアントのe-BIKEはジャイアントストア今治、ジャイアントストア尾道(計8台)での貸し出しとなり5時間5000円。

 貸出料金について「本来の相場は7000円だが、実証実験ということで抑えた」(愛媛県企画振興部 政策企画局 自転車新文化推進課 河上芳一課長)とし、メーカーの協力を得ての料金設定となった。ただし、e-BIKEの連日貸し出しや、乗り捨てには非対応となっており、「アンケート結果を踏まえて、よりよい仕組みを模索していきたい」(同氏)とする。今回の料金設定が自転車を趣味としない人にどう映るのか、解決すべき課題はほかにもあるのか。本格普及に向けて感触を掴むための挑戦となりそうだ。

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