7月には中学校で開催キナンがホームタウン・三重県いなべ市で自転車安全教室を実施 乗り方の技術・ルールを啓蒙

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 自転車プロチームの「KINAN Cycling Team」(キナンサイクリングチーム)が6月25日、チームの拠点の一つである三重県いなべ市の笠間小学校でウィーラースクール(自転車安全教室)を開催した。キナンの選手とスタッフが訪問し、夏休みを控えた児童たちに向けて、安全な自転車の乗り方やルールをレクチャーした。

キナンの選手らが児童をサポート Photo: KINAN Cycling Team/Tomohiro TANAKA

各学年に沿った内容

 5月21日に開催された「ツアー・オブ・ジャパンいなべステージ」でのホストやウィーラースクール実施など、同市との関わりを深めるキナンサイクリングチーム。市内で実施するウィーラースクールは笠間小学校で5校目となる。

中西健児アカデミーコーチが主に司会を務めた Photo: KINAN Cycling Team/Tomohiro TANAKA

 これまでのウィーラースクールはいなべステージの舞台でもある藤原町・北勢町に位置する小学校が主体だったが、今回は初めて大安町まで足を伸ばし、中西健児アカデミーコーチ、大久保陣選手、雨乞竜己選手が講師を務めた。

 今回は初の試みとして、午前中の4時限をフルに使って学年別にスクールを開講。各学年に合った形で、自転車に乗る喜びを感じてもらえるようプログラミング。まず、1時間目は全校児童230人が参加しての座学を実施した。

 いなべ警察署の警察官が事故件数の数字を用いながら、交差点での事故を未然に防ぐ方法についての講話を行ったのち、中西コーチを進行役に「自転車安全利用五則」をクイズ形式で出題。また、事前に同校近くで撮影した写真を使って児童たちの興味・関心を引き出しつつ、実技に応用できるポイントをスライドを用いて説明した。

恒例のおそのり競争は大盛り上がり

 2時間目以降は学年ごとに実技タイムへ。自転車操縦に挑戦した1、2年生に、スラロームと一本橋、一時停止ラインでの完全停止を課題に取り組んだ。段差を省きスムーズに走ることのできるコースで、「前を見て走ること」「安定して走るためのスピード感」「ブレーキ準備」といったテーマを講師陣がアドバイスしながら、走行に不慣れな児童でも積極的に取り組めるよう働きかけていった。

学年に応じたカリキュラムを実施した Photo: KINAN Cycling Team/Tomohiro TANAKA

 続く3時間目には3、4年生が、4時間目には5、6年生がそれぞれ実技に挑戦。こちらはコース難易度を上げ、シーソーや段差付きの一本橋などをセッティングした。幅の細い一本橋での走行を通して、まっすぐに走ることの大切さを児童たちは実感した様子。一度コツをつかめばその後はスムーズにコース走行ができるようになり、時間とともにすべての課題をクリアする児童が増えていった。

 そして今回も、児童と選手らによるガチンコ勝負となる「おそのり競争」で大いに盛り上がった。3、4年生の代表児童と選手とが、数メートル先のフィニッシュラインまで、バランスを保ちながらどこまでゆっくり進むことができるかにチャレンジ。体育館には応援の声が鳴り響いた。

 スクールの締めには、交通ルールを記載したプリントを児童たちへ配布。交通安全の「お守り」としてもらうベく、選手たちからのメッセージも記された。それを手に選手たちとの記念撮影でプログラムはお開きとなった。

選手やスタッフと記念撮影した Photo: KINAN Cycling Team/Tomohiro TANAKA

 この4月から同市の「地域おこし企業人」に採用された中西コーチの個性あふれる進行や、講師を務める選手たちを引き立てるテクニックは訪問先でも大好評だ。今後もキナンサイクリングチームはホームタウン・いなべ市での地域貢献活動を継続していく運びで、7月には中学校での交通安全教室の実施が決定している。

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