耐えるレース「とにかく粘ろう」與那嶺恵理は厳しい山岳ステージを区間40位 ワールドツアーポイント圏内で最終日へ

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 アレ・チポッリーニの與那嶺恵理は6月14日、イギリス南部を舞台に6日間で行われるUCI(国際自転車競技連合)女子ワールドツアー「OVO Energy Women’s Tour」(オヴォ・エネルギー・ウィメンズツアー)の第5ステージに出場し、先頭から5分41秒差の区間40位でゴールした。

厳しい山岳コースを5分41秒遅れの集団でゴールした與那嶺恵理(右後方) Photo: Anton Vos

 この日は前半と後半に1級山岳が1つずつある140kmのコース。しかしながら山岳ポイントが付かない上りが無数にあり、山岳もこれまでのステージに比べて切り立った標高差の高いもの。歯が切り立ったノコギリのような、厳しいコースで激しいレースが繰り広げられた。

アップダウンがひたすら続く厳しいコースでのレース Photo: Anton Vos

 7月のジロローザに向けて調子を上げたい與那嶺だが、まだコンディションは万全ではなく、この日も「まだ上りのフィーリングが良くない」と苦しいレース展開となった。先頭からは5分以上遅れてのフィニッシュとなったが、総合順位では逆に前日から6つ順位を上げて、総合33位とワールドツアーポイント圏内に付けて最終日へと駒を進めた。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

 OVOワールドツアー5日目。140kmで獲得標高は2200m。最も厳しいステージ。作戦は「とにかく逃げに乗ってくれ」。監督からの指示も怒気がこもります。

 昨日と変わらず。天気も降ったり止んだりのどんより。スタートからノコギリの歯のように、上りと下りが続きます。UKの道は本当に先が読みにくく細い。神経をすり減らします。

 上りごとにプロトンはどんどん選手を減らし、逃げどころではないです…。強烈なコースに加えて、5日目、疲れも出ます…。

 チームオーダーに応えたいのですが、今は無理。まだ上りのフィーリングが良くない。弱い。

 13秒過ぎに私です。

 最後のKOM(山岳ポイント)に向かうローリングセクションで集団は崩壊。

 2分半過ぎに私が最後のKOMを越えます。

 あとはKOMをテンポで超え、その後も続く壁を乗り越えてゴール。なんとも言えない順位でゴール。逃げも乗れず、もう耐えるだけのレース。あと一日。とにかく粘ろう。

 GC(総合成績)は現在33位です。不思議な感じ。選手が耐えきれず、次々辞めていくので勝手に上がる。ジロに向けてケガ無く。無事これ名馬で日本へ向かえるように。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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